お休みだったので、子供が寝静まってから、月城かなと様ver.のダルレークの恋を再見しました。
誰もが認めるであろう超絶美形。
ノーブルな魅力がある月城さん。
小池先生が絶賛されていたお芝居といい、お歌といい、言うことない方。
古い洋画のような男性像が似合いますね(ラッチマンは洋ではないが)。
カサブランカなんかも似合うだろうなー。
ギャツビーとか、ラッチマンみたいな、一癖ある、ねちっこい(褒めてますよ)お役が特にお似合いだと思います。
菊田一夫先生なので、古めかしい言葉が多いのもまた良い。
人非人なんて言葉、読み方も知らない若者がたくさんいるのでは?
うちの妹(アラサー)は、知らなかったそうです。
人非人とか人でなしとか罵られながら、マイペースにカマラに迫っていくラッチマンが良いですー😍
ご飯何杯でもいける🍚
宝塚の録画が膨大すぎて、何回かみたら消すのですが、ダルレークは残してます。
たまにこの濃さを味わいたくなるのよ。
同じ理由で、柴田作品が大好きです。
宝塚ファンの友達で、古臭いから柴田先生の作品は苦手!という子がいるのですが、私と真逆の価値観。
ああいう濃ゆーい男性像を、下品になりすぎずに演じることができるのは宝塚ならではだと思うのよ。
ラヴィックを男性が演じたら女々しいなあと思うだろうし、ヴァルモン伯爵を男性が演じたら嫌悪感が先に立ってドキドキできないと思うのよ。
(あくまでも私個人の感想です)
男女の心の機微を繊細に上品に、しかし踏み込んで描く柴田先生の作品は、宝塚を見る醍醐味だと思っています。
花の業平、大変な良作だったと思うのですが、再演されないですね。
ピッタリハマるキャストの組があればぜひ見たい。
初演が神だったので、超えて欲しいです。