子育てカテですが、宝塚のことを書きます笑



今年、すみれ帰りした私。

※すみれ帰りとは、宝塚のファンに復帰すること


とはいえ、変わらぬライトファンです。

お気に入りジェンヌさんはいますが会には入ってないし、子育て中の身には宝塚市(電車で往復4時間)は遠すぎて。

たまに梅芸で観劇。

あとは配信で楽しませてもらってます。

配信、忙しい方には助かるシステムですよね。

生の舞台にはかなわないけれど、私でも半休取ったら自宅で生中継を見られるのですから。


そして、配信だけでなく、スカイステージという24時間宝塚ばっかりの専用チャンネルがありまして。

加入してしまっては仕事も嫌になり、家事も嫌になり、廃人になってしまうこと請け合いなので、見送っているのですが。


月に1度のスカパーの無料放送はすごく楽しみにしています。

自分が中高生だった頃(人生イチ宝塚を推していた)のスターさんの姿がたまに見られたり、すみれ帰りしたばかりだと今のジェンヌさん全く分からんかったけど、ふんわり分かるようになったりとかね。





それで、本題です。

キーワード予約で撮られていた、月組のダル・レークの恋を今更見ましたー✨




月城かなと様、美しすぎひん?

ラッチマン、「百姓の小倅」と紹介されてましたけど、無理ある😅

隠しきれないNobilityの塊。

それが月城かなと様。

ターバンにスーツという不思議なお衣装の似合うこと。

れいこさんの公演は初めて見たのですが、お芝居に定評のある方なのですね。

細やかな感情がよく伝わってきました。

歌、ダンスも文句ない三拍子ジェンヌさん。

今度のギャツビーも楽しみだ😊



海乃美月様。

美しいー!細いー!腹筋!

ラッチマンへの恋心と一族への忠誠に引き裂かれる女心を細やかに表現されてました。

ショーの男役引き連れて踊るダンス、カッコ良かった✨



月組、初心者で全然わからないんですが(しかも今はまただいぶ体制変わってるよね)、他にも素敵なキャストたくさんでした。








ダル・レークの恋という作品。


私が宝塚初見した公演は、雪組の「真夜中のゴースト/レ・シェルバン」なんですけど(そして、それ以降、轟悠様のファンを公言してきたわけですが)、その公演パンフレットの後ろの方に、麻路さき様のポスターが載っていたんですよ。


宝塚初心者には、へー宝塚ってインドものまでやるんや、黒塗りするのねーとか、星奈優里さんって今さっき真夜中のゴースト出てたのに麻路さきさんとポスター映ってるってどういうこと?とか(組替えして娘役トップになることを知らなかった)、色々思った記憶があります。


ほどなくして、グラフだったか、歌劇だったか覚えてませんが、ダル・レークの恋の舞台写真特集での、「一夜を共にする(してしまうやったかな)」的な文言に、思春期女子として何気にショックを受けたことも覚えています。


小6でしたが、意味はわかる。

思い切り丸いベッドの前で抱き合ってる写真やったし。

「真夜中のゴースト」はトップコンビが結ばれない作品でしたので、女性同士の劇団でそういうシーンもあるんかとカルチャーショックを受けたのですよね。




今回、スカイステージで、問題のそのシーンも拝見したわけですが、宝塚の作品の中でもすみれコードギリギリ、濃いめでしたね🫢

布をくるくる、行ったりきたり、トップコンビの息のあってるところを見られるシーンだと思います笑。




この物語は悲恋なわけですが。

知らんかったけど菊田一夫先生が脚本なのね。

女性が縋ってきても、突き放して出ていくのは男のロマンなのだろうか(レットバトラーしかり)。


価値観が違ってただけで、カマラが悪いわけではない。

ラッチマンが進歩的すぎたのですよね、きっと。



小6の当時にこの作品を見たら、もしかしたら自分の恋愛観に多大な影響を与えていたのではないかなと感じました(ラブシーンをどう受け止めて良いかわからなかったかもしれないという気もする)。


しかし、最初の男性がラッチマンでしょ?

もう次の恋はできないだろうな。


賛否両論ある「風と共に去りぬ 続編」のように、カマラとラッチマンが再会して結ばれる世界線があったら良いなと思ったりしました。