「ロイター通信社によれば、アメリカとイランの停戦案が本日締結され、公的にホルムズ海峡が再開される見込みである」

 

 

昨日のトランプ大統領の強烈な脅しがイランにかなり効いたようです。

 

トランプさん、とりあえず言ってみるもんだなとか思ってそう。滝汗

 

 

現状では停戦合意ですが、この流れでゆくと事実上イラン側の敗北という形で戦争の幕が下りることになりそうな予感がします。

 

イラン側は安全保障を停戦合意に盛り込んでいるようですが、トランプ大統領がそれを守るとは到底思えません。

これまで通り、何らかの理由をつけてどのみちイランを潰してくると推測します。

アメリカは結局のところイランの石油利権が欲しいことに変わりはありませんし中東の覇権を握りたい。

イスラエルはイランの脅威が国家存亡の問題でもあるため、いずれは片を付けないとマズイと考えているような節があるためです。

よって、イランは停戦期間に別の活路を切り開く必要がありそうです。

それはたぶんロシアか中国かな?

 

 

 

なお日本株の動向に関しては、先週末の機関投資家の動きを見る限り上値目線でしたし、たぶんこうなることが事前に漏れていたのではないかなと推測。

水曜日の爆上げ陽線も異常でしたし、木曜日の押しも浅かった。

そして金曜には明らかに売りではなく買い方の方でまとまった大きな資金が流れていましたので、既に流れはできていたのだと考えます。

五分の賭けならこうはならないんですよね。

もっとノイズが出るはずです。

 

また、薄商いになっているのも余計なノイズが少なくなり値動きの操作がやりやすかったのでは?と思います。

個人投資家はそういったインサイダー的な動きを察知して大口の動きを追ってゆくのが重要です。

 

 

日本時間だと4月8日の午前9時なので、ちょうどザラ場が開く時間ですね。

本当に迷惑過ぎるんですが……。滝汗

 

 

一方、イラン側は、

 

Iran’s Foreign Ministry spokesperson says Iran will reciprocate attacks on its infrastructure by targeting similar infrastructure owned by the US or related to it.

「イラン外務省の報道官はアメリカ所有の施設、あるいはアメリカに関連する同様のインフラ施設を標的とすることで自国のインフラ施設に関する報復攻撃を行うつもりだと述べた」

 

Nostra, House of Gold @Nostre_damus

Iran has closed all communication with the U.S. Including 3rd party states and back channels

「イランはアメリカとのあらゆる連絡を閉ざした。そこには第三国や非公式のルートも含んでいる」

 

 

この他、イランが拒絶したというニュースも出ていました。

ですが、今回はさすがにイラン側も多少歩み寄った方が良いと思うのです。

結果として拒絶することはあっても、ひとまず話をするとか。

というのも、今度のトランプ大統領は今までと違うような気がしてなりません。

トランプ第二形態のような感じ。

なんか変です。

 

 

 

他方でウォールストリートジャーナルによれば、

President Trump’s repeated declarations that the Iran war is nearly over are colliding with the gritty battlefield reality, some U.S. officials and analysts say

「一部の米政府高官やアナリストが述べるところでは、イラン戦争はまもなく終結するというトランプ大統領の何度も繰り返される発言は本質的な戦場の現実と対立しているという。」

 

 

要するに、

トランプ ⇨ 戦争はもうじき終わる

政府高官等 ⇨ 戦争は泥沼化している

 

という視点のズレが発生中。

 

 

以上、今のところ株式市場にとってプラスとなる材料があまり見つからないのですが(OPECの増産はプラス材料)、今週はSQ週。

先週末に下値を探る動きをしていないように見えましたので(また手口も同様)、機関投資家的には上目線なんだろうなと見ていますが果たして。

 

ヤフー掲示板やX、ブログなどで高市首相への批判が目立つようになってきました。

どうやら「イランに頭を下げて直接交渉をせよ」ということのようです。

 

その背景にあるのは、実際の現場で明らかに石油製品の品不足が生じていることにあるようです。

状況が日々悪化しているのにも拘わらず、ガソリン補助金などで更なる浪費を促す政策が取られていることへの怒りも見受けられました。

 

 

こうした批判は確かに納得がいきますし、ガソリン補助金は愚策だと私も思います。

ですがここまでのところ、この極めて困難な状況で高市首相は良くやってくれている方だと思うのです。

できる範囲内のことを最大限やろうとしている感じがあります。

 

 

そもそも批判の中心となっているイランとの交渉については、やらないのではなくやれない、すなわちできないと見ています。

 

確かに、イランそのものとは悪い関係ではないはずです。

しかし今のイラン革命軍と日本政府はあまり良い関係ではありません。

そうした状況下で、アメリカの目を盗んで交渉するのは難しいでしょう。

 

また、日本が原油を輸入している中東の国はサウジアラビアとUAEがメインです。

この2か国だけで88%ほどを賄ってくれています(経済産業省、2026年1月)。

クウェート(4%)、カタール(2%)が後に続きますが、改めてサウジとUAEの多さが突出していることが分かります。

(だからこそ、日本株がめちゃくちゃ外国人投資家に売られているのです。)

 

 

そしてここからが重要なのですが、サウジアラビアとUAEはイランから攻撃を受けている国です。

特にサウジアラビアはイランからの攻撃に激昂しており、参戦も辞さないという話が出ているほど。

 

そうした状況下で、「石油が欲しいからイラン様、ホルムズ海峡を通してください。お金払います」なんてお願いできますか?

そんなことをすれば、サウジアラビアやUAEから裏切者扱いされるのではないでしょうか。

 

日本にはサウジアラビア、そしてUAEと長年かけて築き上げてきた絆があります。

今ピンチだからといって違う相手に尻尾を振るわけにはいかないのです。

 

よって、日本がイランにお願いする路線は確率的にゼロに近いと見ています。

言い換えれば、イラン革命軍が占拠を続ける限り、日本の船舶はホルムズ海峡を通ることはできない。

個人的にはそのような認識です。

実際問題、先日通った商船三井の船舶は、一つが空でもう一つがインド向けでした。

今後、人道的なものであれば通してくれる可能性は高いでしょうが、それ以外では現状と変わらないと思われます。

 

 

 

というのを考えながら明日の相場の行方を推測していかないといけないのですが、まあまあ、マンデーですよねこれ。滝汗

ただし、現在進行形でトランプ大統領の強烈な言葉に触発されたのか、イラン側がアメリカに交渉を求めているそうです。

どうにか合意ができれば良いのですが、そもそもこれがまたトランプ大統領の妄想交渉の可能性も微レ存。

だとしたらまたTACOるのかな?