本の紹介 | 『スカタンバ』

『スカタンバ』

丹波でスカタン、『スカタンバ』!
土を愛し、自然を愛す、きな粉風味のオッサンどす。

今日、読み終えた本が仲々面白かったので紹介します。

 

経済学者の三橋貴明著の『帝国対民主国家の最終戦争が始まる』という

 

すこし厳ついタイトルどすが・・・

 

要は日本の成り立ちと大国中国との関係を、経済というフィルターを通して解析した内容どす。

 

 

ほとんどの日本人が知らない日本の歴史と、経済(ビジネス)というパワーが中国人を

 

アジアの隅々にまで進出させるという事実が絶妙にリンクして・・・

 

今の危険な状態にまで来てしまった。

 

 

正反対の国が隣同士に居て、それが平和的な関係でないことが・・・

 

それに気づいている人々を身構えさせている現実。

 

全然気にしない人々があまりに多いことが日本のアキレス腱である。

 

隣のトラの檻との仕切りがまもなく外されるのに、「トラって間近で見ると模様がきれいだね」

 

なんて能天気なことを言ってるようなものである。

 

日本は今、まさに綱渡り状態どす。

 

行くも地獄、戻るも地獄・・・

 

ただ、何とか凌げるシナリオも無くは無い。

 

 

台湾の総統選挙で民進党が勝ったので、ひとまず胸をなでおろし・・・

 

後はアメリカでバイデンが負けてトランプが復活すれば・・・

 

他には、日本の最先端技術が世界のゲームチェンジャーとなって・・・

 

それが軍事目的でなく、平和利用されれば・・・水素とか超電導とか核融合とか・・・

 

軍事的(防衛目的)では、レールガンの実用化。

 

これができれば核の抑止力となるかも?

 

 

とにかく令和は大変な時代どしたが、これから日本の逆襲(イニシアティブを取るという意味で)

 

が始まるだすよ。

 

それが自民党の崩壊から始まるとみておます。

 

 

 

昭和時代のいわゆる清濁併せ持つようなあいまいさから・・・

 

令和時代は清廉潔白の時代へ。

 

不正は許さないが、失敗したものへは寛容な大らかで正しい時代が来るでしょう。

 

その根拠は・・・団塊の世代がもうすぐ消えるから・・・

 

多すぎて、責任感の無い、三無主義的な・・・自分はしないけど、誰かがやるだろうみたいな

 

テキトーな世代が居なくなって、厳しい時代からスタートした(景気の良い時代を知らない)若者が

 

主力となるので・・・

 

 

あとは『和を以って貴しと為す』であればさらに良し!

 

 

次の衆議院選挙に日本の未来が垣間見えるはずどす。

 

 

今の日本を表現するならば・・・

 

切れない包丁の上で、動きが取れないでいる状態。

 

ヘタに動けばケガをするけど、そのままにしていてもどうにもならない。

 

どう動くかをしっかり見極めなければならない状態どす。

 

今の日本の状態をよ~~く考えて、情報を集めて、正しい選択をしましょう!

 

 

 

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最後に最悪のシナリオも紹介しておくだす。

 

台湾を戦わずして得る事が叶わなくなったので・・・

 

軍事的に進行した場合・・・

 

同時に尖閣へもアクションを仕掛けてくるはず。

 

その場合に日本が潜水艦で中国の空母を沈めた場合は・・・

 

躊躇なく核ミサイルを撃って来るでしょう。

 

米軍の居ない所に。

 

それでもバイデン政権では、日本のために報復はしないはず。

 

中国は既に台湾の対岸の福建に、巨大な軍事用の病院や人民軍の宿営地を建設中らしい。

 

もう戦争準備に取り掛かっている。

 

アメリカが消極的な場合は、沖縄が中国に。

 

核を撃たれた場合は日本が中国の日本自治区に。

 

どちらにしても今の日本がヤバイのは明らか。

 

一方で中国の自滅もそう遠くないので、あとは時間次第。

 

倒れる前に動くかどうか・・・

 

博打どすなぁ・・・

 

 

どうか日本が新しい時代に入って、世界の主導者となりますように・・・

 

合掌。