8年ぶりに東京マルイ「グロック18C」をCO2仕様にカスタムしてみました。

 2018年に書いた東京マルイ グロック18CをCO2仕様にしてみたではAPSのCO2マガジンを使っていましたが、今回は「ストライカー9S」のマガジンを使ってCO2化を進めるにあたって最低限しておきたい以下の3つの要点を簡単に説明しようと思います。(カスタムは自己責任でお願いします)


「CO2化で最低限しておきたいこと」
1 社外のCO2マガジンを加工

2 社外のノズルに交換

3 ハンマースプリングの強化


※本記事ではCO2化にあたって最低限の動作を確保する方法を記載しています。
 

 

 


1 社外のCO2マガジンを加工

【目的】
社外CO2マガジンを東京マルイ・グロック18Cに挿入出来る様にする。

ストライカー9/9Sのマガジンをそのまま東京マルイ・グロック18Cで使おうとしてもマガジン後部の突起が干渉してしまうため銃本体に挿入できない。そのためリューターで突起を削ることで問題を解消する。

 【使用するパーツ】
「Carbon8 ストライカー9/9S CO2ガスマガジン」



画像の通りマガジン後部の四角い突起を電動リューターなどで削ります。

この作業だけでマルイのG18Cにマガジンを挿入できる様になり発射可能になります。

また、ストライカー9/9SのマガジンはAPSのCO2マガジンよりもガスの吐出量が少なく設定されているので、バルブを改造する必要が無いというメリットもあります。


2 社外のノズルに交換

【目的】
必要以上に高くなる弾速を抑える。

マルイ製品にストライカー9/9Sのマガジンをそのまま使うだけではBB弾の初速が必要以上に出てしまう。

社外品のローディングノズルに交換することで初速を抑える。

  【使用するパーツ】
 APS BLACK HORNET ローディングノズル



APSから発売されている画像のノズルを使用することで初速を抑えます。

正確にはノズル内部の部品が初速を下げる役割をしてくれます。

 東京マルイのグロック18Cのスライドを分解する必要がありますが、構造がシンプルなので簡単に出来ると思います。

 (以下はスライドを分解する参考動画です)


法定ではBB弾の運動エネルギーを「0.989J以下」に抑える必要があります。

BB弾が0.2gの場合だと100m/s以上で初速オーバーになるので、マージンを取って90/ms以下に抑える目的で交換します。


3 ハンマースプリングの強化

【目的】
ガスの吐出量の安定化を図るため。

CO2ボンベの圧力は一定では無い。ノーマルの場合、圧力が高い状態では社外CO2マガジンのバルブを叩けない可能性が高い。

ハンマースプリングを強化することにより安定した動作を確保する。

【使用するパーツ】
 Guns Modify G17/G18C 125% ハンマースプリング



Guns Modifyから「G17/G18C 125%スプリング&スチールガイドセット + ハンマースプリング」が発売されていますが、今回は強化ハンマースプリングだけ使います。

 残りの「リコイルスプリングガイド」もリコイルスプリング強化で使えるので個人的にオススメです。

 注意点としてハンマースプリングのレートを上げるほど交換する難易度が高くなります。

また、極端なレートアップはガスの吐出量の増加により燃費の悪化などを招くので推奨しません。

 (以下はハンマーを分解する参考動画です)


「CO2化まとめ」

「1 社外のCO2マガジンを加工」
 → Carbon8 ストライカー9/9S CO2ガスマガジンの後ろの突起を削ることで本体に挿入出来るようにする。

「2 社外のノズルに交換」
 → APS BLACK HORNET ローディングノズルを交換することで初速を抑制。

「3 ハンマースプリングを強化」
→ Guns Modify G17/G18C 125% ハンマースプリングに交換してガスの吐出量を安定させる。

 

「現在のカスタム内容」

・Guns Modify G18C アウターバレルセット(アルミ製)

・UAC アルミローディングノズル (APS-AC066の中身をまるごと移植)

・MITA ダブルタップ ステンレスリコイルスプリングガイド 120%スプリング

・KM企画 ステンレス製強化ハンマーセット

・KM企画 強化バルブノッカー&シアーセット

・Guns Modify 125%ハンマースプリング

・PDI RAVEN 01+インナーバレル 6.01mm

・Carbon8 ストライカー9/9S共用 CO2ガスマガジン (加工済み)

 

 

発射データ
気温 25℃
BB弾 6mm / 0.20g
初速 最大90m/s (概ね80m/s前後)
燃費 70〜80発 (セミオートのみ)

 

上記のカスタムではハンマー周りやノズルを強化しています。

マルイのグロック18Cの純正ハンマーローラーは亜鉛製で欠けやすいですし、純正ハンマーも縦に割れるという報告がありますのでステンレス製にして強化しています。

KM企画のハンマー周りの部品はそのまま組み込んだ場合だと、強化ハンマーローラーとブリーチの突起が接触してしまいスライドの動きに引っかかりを感じるようになってしまったので、ローラーのブリーチとの接触面をリューターで削ってハンマーハウジングからローラーが出過ぎない様に調整しています。

この加工によりスライドの引っかかりがなくなりスムーズに動作する様になりました。

 

またAPS-AC066をそのまま使うとCO2の圧力で破損することがあったので、中身だけ移植してアルミノズルに交換することで耐久性を向上させています。

インナーバレルをタイトにする事で下げ過ぎた初速を補っています。

リコイルスプリングガイドは2種類の強化スプリングが入っており、スライドの後退速度を抑え、スライドの前進を確実にしています。

耐久性の強化がメインになっていますが、趣味の範囲で少しずつカスタムして楽しんでいます。
 

「東京マルイ グロック18CをCO2仕様にしてみた」の続きです

https://ameblo.jp/pekoronpe/entry-12367320946.html

 

前回紹介したCO2カスタムで冷却テストを行いました。
CO2をセットしたマガジンを冷凍庫で数十分キンキンに冷やして初速と燃費を測定。

 

結果は初速が前回の気温23°℃ (冷却無し) 平均75m/s前後に比べ、

今回は初速が70〜74m/sと若干低下しましたが、あまり変わらないようです。

スライドストップはかかりました。(最終マガジンはスライドストップかかりません)

 

リコイルは少し軽くなりました。

ただ途中でマガジンが温まってきたので参考程度の数字です。

 

燃費は前回より少し上がって110発以上撃てました。

この燃費はマルシンのFN-57(CO2ガスブローバック)ぐらい?

 

冷やした方が燃費がよくなるみたいです。

冷えた方がガス放出量が少し低下して燃費が良くなったのかな (・・?)


最後の5発ぐらいから急激にリコイルが弱くなって

初速も低下しました。

 

セミオートのみなのでフルオートだと少し燃費が低下するかもしれません。

 

 

「発射データ」
気温  :  25℃ (マガジンを冷凍庫で数十分冷やす)
BB弾: 6mm / 0.25g
初速 : 最大75m/s、70〜74m/sを推移 
燃費 : 100~110発  (セミオートのみ)
リコイル: フロンガスと同じくらい

東京マルイのガスブローバックガン グロック18Cに特化したCO2仕様の情報がありませんでした。他のエアガンCO2化の情報で参考やヒントを得たので、今回はプラスαでグロック18CをCO2仕様にしてみました。
 

今回は燃費、耐久性、作動安定性に重点を置いてカスタムしています。

 

僕の知っている限りの情報を書きたいだけ書きました。諸事情でテキストのみの内容になります。(^ ^)

 


「使用パーツ」
・APS BLACK HORNET ローディングノズル [APS-AC066]

・APS GBB DRAGONFLY CO2ガスマガジンバルブ [APS-AC061]

・APS GBB DF / BH - BSP 用 CO2マガジン [APS-AC045]


・Guns Modify 125%スプリング&スチールガイドセット + ハンマースプリング

・タミヤ ミニ四駆PROスライドダンパースプリングセット (ハード)

・外径5mm、内径3mm、板厚0.8mmのスペーサー (ステンレス)



「ノズル交換」

APSのCO2マガジンを装着して撃った場合、ノーマルだとノズルがすぐに破損するという情報は多々ありました。マルイのグロック18CはAPSのBLACK HORNET用ノズルと互換性があり、交換することによって耐久性UP、初速を抑えることができます。


交換したノズルで1000発以上撃ってますが破損していません。

 

耐久性であればUACのアルミノズルでもいいのかなと思います。
 

ですが耐久性と初速調整の両方が出来るのでAPS BLACK HORNET用にしました。



「リコイルスプリング交換」
Guns Modify G17/G18C 125%スプリングに交換しました。

ちなみに僕は「NINE BALL マルイ G18C用 リコイルスプリングガイド プロ」の付属リコイルガイドに付属のバッファー1つ、そして強化スプリングを組み込んでいます。

強化リコイルスプリングはスライド、バッファーへの衝撃を抑えるためです。

バッファーはリコイル時、フレームのシャーシーに衝突しないためにショートリコイル化で使っています。
(スライドストップもかかります)


リコイルスプリング、バッファーは銃の状態によって加減。


「ハンマースプリング交換」
Guns Modify G17/G18C 125% ハンマースプリングに交換しました。強化しなくても撃てますがノーマルのハンマースプリングだと個体差なのか 僕のグロック18Cでは作動が安定しませんでした。


ノーマルだとガス圧が高い場合はバルブを途中までしか叩けなくてリコイルが弱く、ガス圧が低くなると突然リコイルが強烈になったりします。

 

加えて後で紹介するバルブのガス放出量を調整する際、スペーサーの厚さが増えるごとにバルブが叩けなくなりました。

 

ハンマースプリングを強化することでCO2のガス圧でもバルブを最後まで叩けるようになり放出ガス量が安定するようになります。



「マガジンバルブのガス放出量を可能な限り抑える」

これは燃費と初速(多少)とリコイル調整(耐久性に関わる)のためです。


マガジンバルブのスプリング交換、スペーサーを挟むことでガス放出量を抑えます。

タミヤのミニ四駆のダンパースプリング (ハード) とスペーサー(外径5mm、内径3mm、板厚0.8mm)を挟む事にしました。

内径4mmだとスペーサーの面積が小さすぎてスカスカでした。(スペーサーの厚さが0.1mm変わるだけでもリコイルの強さがかなり変わります)

 

タミヤのスプリング(ハード)と組み合わせる場合、スペーサーは板厚0.8mmでほぼいっぱいでした。


これ以上の厚さになるとバルブ弁のネジが最後まで締められなくなると思います。

 

多少燃費が悪くなっても強いリコイルにしたい場合は板厚0.6〜0.7mmでいいかもしれません。(紹介している数値はスペーサーの精度や個々のやり方で多少変化すると思います)

 

ちなみに板厚0.4mmでテストした時はリアサイトが破損しました。強烈なリコイルで銃各部のネジがすぐに緩んでしまいました。


1 バルブの弁を回して分解
バルブによってはネジが固着していて簡単に分解できないものもあります。

   
・僕が知っている限りだと放出バルブはいくつか色で分かれていて、ゴールド、シルバーのバルブはバルブ弁のネジがネジ固定剤か何かで固着していて分解が簡単ではありません。
 

・ブロンズカラーのバルブは反時計回りに回せば簡単に分解できました。


・2018年4月現在の最新のバルブカラーはシルバーの様です。

2 リューターでスペーサーの内径を均等に少し削りバルブのネジ受けにセット。

    ・スペーサーがギリギリ入るまで削る

3 スペーサーの上にタミヤのダンパースプリング(ハード)をネジ受けにセット
・この時点で仮組み。バルブを強めに叩いてスペーサーとスプリングの位置を固定

   
バルブを叩く際はバルブ弁を上に向けて叩きます。

バルブを叩かないとバルブ内部でスペーサーとスプリングの位置にスペースが残ったままになり、バルブ弁のネジが最後まで締まらない可能性があります。
 

・バルブ弁のネジが最後まで回せるか確認。(多分ギリギリ)

・もしネジ切りの最後まで回らない場合はバルブ弁の先端をゴム板などの上から押し付けてガス吸入口(白いプラスチック)を凹ませる事でギリギリネジを最後まで回せると思います。
 

・硬い素材の上で押し付けるとバルブ弁の先端が潰れて面積が増加、発射時にCO2の圧力が余分にかかり作動が安定しなくなる可能性があります。
 

・この時点でバルブを押しても全く弁が動かないと思います(バルブ開度ほぼゼロ)


4 マガジンにバルブを装着後、CO2ボンベをセットして数時間放置 (重要) 

CO2ボンベをセットして放置することでガス圧力でバルブ弁が圧迫されバルブ吸入口 (白いプラスチック)が凹んでバルブの押ししろが少し増えます。
 

 ・僕の場合10時間ぐらい放置してました。何時間がいいかはわかりませんが、マガジンのバルブを見ると押し代が少し増えてるのが分かると思います。
 

 ・燃費を追求する場合、板厚0.8mm(上限いっぱい)のスペーサーを使うので一旦バルブ開度がほぼゼロに近い状態になります。この場合ガス圧を利用してバルブの押し代を作る必要があります。

ガス圧で新しく出来た押し代(バルブ開度)で銃を作動させます。

 

5 テスト射撃で動作確認 (ネジ固定前に出来る限りした方が良いです)
数発テスト射撃して銃の動作が鈍い場合は、再度バルブを分解してスペーサーをサンドペーパーなどで少し削る事で銃の動作が改善されると思います。
 

・この時点だとバルブのネジを固定していない状態なので射撃する度にバルブの
     ネジが緩んでブローバックが増す可能性があります。
    

6 分解してバルブ弁のネジをネジ緩み止め剤で固定して完成 
・バルブを再度分解してバルブ弁のネジ受け部分にネジ緩み止め剤を垂らしてバルブ弁のネジを締めて固定。(完全固定までしばらく時間を置く)
 

・バルブ弁のネジを締める際、ネジ緩み止め剤がバルブネジ受けから漏れるとバルブの動きに支障がでます。(何度かなりました)


※各パーツの精度やカスタムのやり方によってここで紹介している数値と違いがあるかもしれません。また今のところ作動は良好ですが不具合が発生すれば追加で記事を書きたいと思います。


「カスタムの要点」

・初速調整・耐久性向上のためローディングノズルを専用のものに交換


・作動の安定性のためハンマースプリングを強化


・燃費・初速・耐久性の改善のために放出バルブの開度を調整

   (①分解後パーツでバルブの開度をゼロにするガス圧でガス吸入口を広げる)


・必要に応じてショートリコイル化、リコイルスプリング強化



「発射データ」
気温  :  23℃
BB弾: 6mm / 0.25g
初速 : 最大82m/s、概ね75m/s前後 
燃費 : 90~100発 (セミオートのみ)
リコイル: フロンガスより少し強い

 

 

 




(↓↓ 2026年2月追記) ストライカー9のマガジンを使ってCO2化する方法について書いてみました。