奇跡の米 イセヒカリ | えみぃのイイモノセレクション

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生活必需品から嗜好品まで、自給自足を目指す農婦「えみぃ」のお気に入りグッズを紹介します。
幼少時k代からの夢「猫に囲まれて毎日着物で過ごす」を実践中。お着物どんどん紹介します。

えみぃです。

ちょっとご無沙汰している間に、すっかり春になりました。

庭の梅は満開!水仙、ヒアシンスもたくさん咲いて、いい香りがします。

桜ももうすぐ開くかなー。


というわけで、いよいよ2012年の稲作が始まります。

今週末に水苗代を作って、来週早々に種まきです。


えみぃの田んぼは、標高約800メートルの冷涼地にあるため、メインは「アキタコマチ」です。

が、毎年チャレンジしている品種があります。

それは「イセヒカリ」です。


イセヒカリは、伊勢神宮の御神田で栽培されている品種です。

とても素晴らしいお米なのですが、品種登録されておらず市場に流れません。

なので、知っている人は少ないと思います。

なぜ品種登録されていないのか、経緯ををちょっとご紹介しますね。


平成元年伊勢地方は二度の台風に襲われ、御神田のコシヒカリも倒れてしまったのですが、その中で直立する2株が発見されました。

成熟すると見事な黄金色になり、神田の管理責任者の方が次年度から試験栽培をしたところ、コシヒカリとは明らかに違うと感じ、山口県の岩瀬さんの手に渡り、本格的に栽培されました。


栽培してみると、稲穂が長いので収量が多く、茎が太くて短く絶対に倒れない、耐病性もある。

コシヒカリより成熟が遅いものの味は勝るとも劣らない。


2008年に皇大神宮御鎮座2000年を記念して、「イセヒカリ」と名付けられました。

新聞に取り上げられ脚光を浴びて問い合わせが殺到し、それまでは門外不出としてきた神宮でしたが、種もみを譲るようになりました。


それでも、イセヒカリが公の市場に流通することはありません。
両親がはっきりしていて、管理栽培された品種でなければ登録されないというルールがあり、品種登録がされていないため、原種の保存も種籾の生産も公的機関はいっさい関与せず、今も山口イセヒカリ会が原種保存しています。
ちなみに、日本で栽培されている米は全て、公的機関で原種の保存がされています。


山口イセヒカリ会の岩瀬さんは、山口で栽培されているどの品種よりも優れていると確信し、県全体での栽培を提案したそうですが、まったく相手にされなかったそうです。

農協も正規には扱わないので、公的には作れないし、「イセヒカリ」として市場に流すことは違法行為になってしまうので売る人はいません。日本のどの米よりも優れていると言う人もいる素晴らしい品種ですが、「幻の米」なのです。


えみぃの師匠赤峰さんは、伊勢神宮の宮司さんから2kgの種もみを分けてもらって栽培を始めたそうです。

赤峰さんから分けてもらった人経由で、えみぃの元にも来ました。


栽培を始めて4年。残念ながら冷涼地であるえみぃの田んぼでは、冷夏にはたくさん収穫ができません。

なので、メインはアキタコマチです。

でもいつか、冷涼地でも育つ早生の株が出て来るのではないかと、細々ですが栽培を続けています。


1本植えただけで、こんなになっちゃうんだからー。

すごいです。

たんぱく質が少なく硬質米なので、酒づくりにも向いているんですってよ~。



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イセヒカリについては、友達のHAPPYBIRTHCAFEさんのブログにすんばらしい記事があるので、読んでちょ。

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