007.町外れ
町外れにある不思議な森のお話![]()
ふしぎの森とマジシャン・ステッキおじさんクルリン![]()
![]()
ぼくの家から少し離れた町外れには、だれも入っちゃいけないって言われてる森がある。
でも、ある日、学校の帰り道に、森の入り口でへんなおじさんに会ったんだ。
「やあやあ、ぼうや
笑ったら負けのゲーム、やってみるかい
」
おじさんは、ピエロみたいな帽子をかぶって、くるくる回るステッキを持ってた。
名前は「マジシャン・クルリン」。自分でそう言ってたけど、ほんとかどうかはわからない。
「君が笑ったら、森の中にご招待〜![]()
」
そう言って、クルリンは鼻から風船を出したり、靴からハトを飛ばしたり、
しまいには自分の耳がダンボの耳になった![]()
ぼくは、ぷっ…とお腹かかえて笑っちゃった![]()
ぼくが笑っちゃって、気がついたら森の中にいたんだ
まずびっくりしたのは、木の葉っぱがしゃべったこと![]()
「こんにちは〜
ようこそ、わらいの森へ
」
葉っぱがぴらぴらしながら、まるで手をふってるみたいだった。
ぼくは「えっ
」って言ったけど、
葉っぱは「えっ
って言ったね〜
」って笑ってた。
それから、足元を見たらもっとびっくり![]()
地面がチョコレートみたいに甘いにおいで、歩くたびに「カリッ
」「ポリッ
」って音がする![]()
![]()
キャンディの道だったんだ
ぼくの靴の裏に、グミがくっついてきて、ちょっと歩きにくかったけど、なんか楽しい![]()
![]()
そして、森の広場に出たら
動物たちは服を着てて、みんな「おちゃらけ大会」の準備中![]()
クルリンはステッキを上にかざしクルクル回して、こう言った。
「さあ、ほんとうの冒険はここからさ
」
うさぎがネクタイしてる![]()
くまがスパンコールのジャケット着てる![]()
リスがサングラスかけて、DJしてる!
「おちゃらけ大会、もうすぐ始まるよ〜
」って、みんなが言ってた。
クルリンがくるくる回って、「ぼうやも出場するかい
笑わせたら勝ち、笑ったら負け、でも笑ったら勝ちでもある〜
」って、わけわかんないこと言ってた。
ぼくは、ちょっとこわいけど、ちょっと楽しそうで、
「やってみる
」って言った。
そのとき、空からゼリーの雨が降ってきて、
森の木が「よーい、スタート
」って叫んだ。
ゼリーの雨がふって、「おちゃらけ大会」がスタート![]()
まずは「へんてこ顔コンテスト」。
カメレオンが目玉をぐるぐる回して、カバは口をふくらませて風船みたい![]()
ぼくは、ほっぺにグミを貼って「グミほっぺマン」になったら、
リスDJが「ウケる〜
」って爆笑してくれた。
次は「おどって笑わせろステージ」。
クマがムーンウォーク、うさぎがタップダンス
ぼくはグミの靴でペタペタタップダンス![]()
みんな「カリッポリッ」って音に合わせて踊って、森じゅうが笑いの渦に。
最後は「なぞなぞバトル」。
クルリンが出した問題は、
「笑うと消えるけど、笑わないと見えないものってな〜んだ
」
ぼくは考えて…「ぼくのこわがる気持ち
」って答えたら、森がぱぁっと光って、みんなが拍手してくれた。
「ぼうや、君はもう立派な“おちゃらけマスター”さ
」
クルリンがステッキをくるくる回すと、ぼくはふわっと空に浮かんで~気がついたら、ぼくの家の前に立ってた。
靴の裏には、まだちょっとグミがくっついてたけど、なんだか心がポカポカしてた。
こんな森があったら、行ってみたいというか迷いこんでみたい![]()
どんな時も笑いをわすれない。みんなが笑って暮らすって大切なことだよね![]()
今日は、まぁしぃさんのユーチューブから『カニカニカニカーニバル』![]()
![]()
とってもポップで不思議なちゃらけ森にピッタリでしょ![]()
![]()