いつも見てくださりありがとうございます![]()
![]()
今日も朗読ですよ~![]()
![]()
今日のお話は、らりるれろ語を話す【らりるれろ星から来た友だち】です![]()
![]()
【らりるれろ星から来た友だち】
ある夏の日。
小学4年生の4人組、たいよう、ひまり、そうた、みおは海辺で遊んでいました。
そのとき。空から虹色の光が降りてきました。
「うわーーー!」
光の中から現れたのは、赤、青、黄、緑のカラフルならりるれろ星人たちでした。
丸い体。
ふわふわの耳。
くりくりの目。
みんなとてもかわいい。
太陽が聞きました。
「こんにちは!」
すると星人は笑顔で答えます。
「ろんりりら!」
「え?」
ひまりが首をかしげます。
星人は胸を指差しました。
「らりるれろ!」
どうやら
らりるれろ星から来たらしい。
でも困ったことがありました。
星人たちは、母音を残して
全部らりるれろに変換して話すのです。
太陽が言いました。
「ぼくはたいよう!」
すると星人は大喜び。
「らりろる!」
「えっ!たいようって言った!」みんなびっくり。
どうやら意味が通じています。
そうたも言いました。
「ありがとう!」
すると星人たちは、「らりらろる!」と大合唱。
みおが笑います。
「ちゃんと言えてる!」
すると今度は星人が聞きました。
「ろらろる!」
みんな考えます。
太陽が言いました。
「おはよう?」
星人は飛び跳ねました。
「ろらろる!ろらろる!」正解だったようです。
それからみんなはらりるれろ語で遊び始めました。
「ありがとう!」「らりらろる!」
「かんしゃ!」「らんら!」
「だいすき!」「らりるり!」
「ともだち!」「ろろらり!」
「しあわせ!」「りらられ!」
言葉を変換するたびに大笑い。
海辺は笑い声でいっぱいになりました。
すると突然、空が暗くなりました。
大きな雲が近づいてきたのです。
みおが少し不安そうに言いました。
「だいじょうぶかな?」
その時、らりるれろ星人のリーダーが空を見上げて言いました。
「らりろるるらろ!」
みんなには意味が分かりません。
でも表情で伝わりました。
『大丈夫だよ。』
その瞬間。みんなは気づきました。
言葉は違っても、
笑顔。
優しさ。
思いやり。
それは世界中どこでも同じなんだ。
太陽は言いました。
「ともだちになろう!」
星人たちは満面の笑みで答えました。
「ろろらり!」
夕暮れ。
宇宙船が迎えに来ました。
帰る時間です。
別れ際。
太陽たちは大きく手を振りました。
「ありがとう!」
すると星人たちも叫びました。
「らりらろるーーー!」
虹色の宇宙船は、夕焼けの空へ消えていきます。
最後に聞こえた声。
「ろろらり!」
その意味はきっと、『ともだち!』だったのでしょう。
4人は笑顔で空を見上げました。
また会える日を信じながら。
おしまい。
聴いてみてくださいね~![]()
![]()
![]()