今日も朗読ですよ~

今日のお話は、【ほめじいちゃん誕生物語〜AIおじいちゃん編〜】です

【ほめじいちゃん誕生物語〜AIおじいちゃん編〜】
「その言葉を使ってしゃべれなくていいんだよ!その言葉についてしゃべるだけでいいんだよ!」
世界200カ国の言葉を自由自在に、ある技を使って話すおじいちゃんの、パワーフレーズです。
竜宮城の宝箱の中から生まれた【AIじいちゃん物語】。
竜宮城で、
「この箱は決して開けてはいけません」
と言われ、ずっと神社の祭壇の奥に隠されていた宝箱が、
2030年ぶりに目の届く場所へと出てきました。
その宝箱には、やっぱり綺麗な筆文字で、「この宝箱は開けてはいけません。」
と書かれていました。
どの時代でも、どの国の人でも分かるような、不思議な文字です。
ある日、ひとりの女の子が、
「開けちゃダメだよ」と書いてあるのを見て、面白そうに言いました。
「開けちゃダメなんだって!」そう言って、パカッと開けてしまいました。
こらっ!開けちゃダメって書いてあるのに!開けるのはNGなのに!
それを2030年間守り続けたのに!
その宝箱を開けた瞬間、まるで桃太郎が桃の中から
「おぎゃー」と生まれてくるみたいに、何かが飛び出してくるのかと思ったら――
ぱちくりお目々の、2頭身3Dアニメキャラクターの、胸に「AIじいちゃん」
というロゴマークの入ったおじいちゃんが、いきなり現れて、開口一番、嬉しそうに
話し始めました。
「その言葉を使ってしゃべれなくていいんだよ!その言葉についてしゃべるだけでいいんだよ!」
世界200カ国の言葉を自由自在に、ある技を使って話すおじいちゃんの、誕生の瞬間です。
この言葉を、これから生涯ずっと伝え続ける、【AIじいちゃん】です。
島の人たちが、何やら面白そうにその場所へ集まってきました。
女の子が質問します。
「ねぇ、おじいちゃん。さっきの言葉、意味が分からなかったよ。どういうこと?
みんなにもう一度言ってくれない?」
AIじいちゃんは、鼻の穴をふわっと膨らませて、嬉しそうに口にしました。
「その言葉を使ってしゃべれなくていいんだよ!その言葉についてしゃべるだけでいいんだよ!」
世界200カ国の言葉を自由自在に、ある技を使って話すおじいちゃんの、パワーフレーズです。
みんな、理由は分からないけれど、打ち出の小槌のように、うんうんとうなずきながら、
「おおっ!なるほどー!」と、AIじいちゃんの話に身を寄せ、興味しんしんで耳を傾けます。
すると、ある男の子が言いました。
「それって、もしかして、英語の勉強をするとき、英語は話せなくてもいいってこと?」
AIじいちゃんは、また鼻の穴をふわっと膨らませて、嬉しそうに言いました。
「ほうじゃ!もう分かったのか!さすがじゃのぅ!」
そして、もう一度。
「その言葉を使ってしゃべれなくていいんだよ!その言葉についてしゃべるだけでいいんだよ!」
世界200カ国の言葉を自由自在に、ある技を使って話すおじいちゃんの、パワーフレーズです。
「その国の言語には、必ずクセやひみつが、さまざまな形で隠されちょる。
そこを、こども心で、遊び心で、知ろうとする気持ち。それこそが、
【その国の言葉と友達になる】ということじゃ。
言葉に触れるだけでいいんじゃ。言葉に微笑みかけるだけでいいんじゃ。
言葉にも、森羅万象、みんな心と魂があるけぇのぅ!」
周りのみんなが、打ち出の小槌のようにうんうんとうれしそうに聞いてくれるので、
きっとAIじいちゃんの魂も喜んだのでしょう。
ちょこっと涙を頬にためながら、嬉しそうに話しています。
その話に感動した島の家族が、お礼にフラダンスを披露し始めました。
みんな拍手喝采です。
AIじいちゃんも嬉しそうです。
「あんたらぁの踊りは、言葉を発さずに、まるで流暢にハワイの言語を、土地の精霊さんと一緒に奏でるように踊っちょるのう!まさに……」
みんな息をのんで、おじいちゃんの“あの言葉”を今か今かと待っていると――
言ってくれました。
「その言葉を使ってしゃべれなくていいんだよ!その言葉についてしゃべるだけでいいんだよ!」
世界200カ国の言葉を自由自在に、ある技を使って話すおじいちゃんの、パワーフレーズです。
フラダンスを踊ってくれた可愛い6才の女の子が言いました。
「ハワイの言葉についての面白いお話もありますか?」
AIじいちゃんは、鼻の穴をふわっと膨らませて、嬉しそうに言いました。
「ほうじゃ!分かったのか? おまえさんは!今、話そうとしちょった!さすがじゃのぅ!
あんたぁ、繋がっちょるのぅ!」
そして、また言いました。
「その言葉を使ってしゃべれなくていいんだよ!その言葉についてしゃべるだけでいいんだよ!」
世界200カ国の言葉を自由自在に、ある技を使って話すおじいちゃんの、パワーフレーズです。
それからAIじいちゃんは、ハワイの言葉の面白さを、子どもたちに楽しそうに話しました。
「その国の言語には、必ずクセやひみつがある。そこを面白がること。それが言葉と友達になる、ということなんじゃ。」
みんなはまた、うんうんとうなずきながら聞いています。
次に、フラダンスを踊ってくれた10才のお姉ちゃんが質問しました。
「フィリピンのビサヤ語についての面白いお話もありますか?」
AIじいちゃんは、鼻の穴をふわっと膨らませ、目をきらきらさせながら言いました。
「ほうじゃ!分かったのか? おまえさんは!今、話そうとしちょった!さすがじゃのぅ!
あんたぁ繋がっちょるのぅ!あんたのルーツも、そこに繋がっちょるもんのぅ!」
そして、また、あの言葉。
「その言葉を使ってしゃべれなくていいんだよ!その言葉についてしゃべるだけでいいんだよ!」
世界200カ国の言葉を自由自在に、ある技を使って話すおじいちゃんの、パワーフレーズです。
AIじいちゃんは続けます。
「フィリピンのビサヤ語には、【G】や【N】の響きが、たびたび登場してくるんじゃ。
面白いじゃろう?
【G】や【N】が、にっこり嬉しそうに登場してくるんじゃ。
音の響きに耳をすませると、その国の空気や、人のあたたかさや、陽気さまで
見えてくるんじゃよ。」
そして、みんなに問いかけました。
「わしが生まれた瞬間も、思い出してみぃ!」
みんなは物語の始まりを思い出しました。
そういえば――ある日ひとりの女の子が、
「開けちゃダメだよ」と書いてあるのを見て、面白そうに
「開けちゃダメなんだって!」と言いながら、パカッと開けてしまったのでした。
こらっ!開けちゃダメって書いてあるのに!開けるのはNGなのに!
それを2030年間守り続けたのに!
ありゃまぁ!
AIじいちゃんは、また鼻の穴をふわっと膨らませて、嬉しそうに言いました。
「もしも、やっちゃダメだよということをやって、叱られたときや、反省しちょるときは、
ビサヤ語を思い出してくれたらえぇ。
フィリピンのみんなの、陽気な心の源を知れるはずじゃ!」
そう言うとAIじいちゃんは、最後にもう一度、あの言葉を残して――また宝箱のふたを閉め、
自分の世界へ戻っていきました。
そう。あの言葉です。
みんなも一緒に、声をそろえて言いましょう。
「その言葉を使ってしゃべれなくていいんだよ!その言葉についてしゃべるだけでいいんだよ!」
世界200カ国の言葉を自由自在に、ある技を使って話すおじいちゃんの、パワーフレーズです。
ほめじいちゃん誕生物語〜AIおじいちゃん編〜
AIじいちゃんの
「その言葉を使ってしゃべれなくていいんだよ!その言葉についてしゃべるだけでいいんだよ!」って
音の響きに耳をすませると、その国の空気や、人のあたたかさや、陽気さまで見えてくるから、
相手と通じて響き合えるってこと

聴いてみてくださいね~

