野島けんじテクテク日記 -2ページ目

野島けんじテクテク日記

テクテク歩きながら 考えたこと いろいろ とにかくいろいろ?

近所の図書館へ。


窓際のカウンター席に腰をおろし、さて、と本を開こうとしたそのとき……。




ん?


この臭いは?


臭い……、というよりも異臭?


とんでもなく汗臭いというか、街角にある公衆トイレの臭いというか……。


それとなく周囲を見回すと、


すぐ隣の席にいらっしゃいました。


新聞をひろげ、ときどきげふんげふんと咳をしつつ、色落ちしたよれよれのシャツを着た60歳前後の男性が。


直線距離にして約50センチ。


ボクは、嗅覚がいいほうではありません。


過去に2回、鼻を折られた経験があるため、どちらかといえば鈍いほうです。


それでも、5分ほどでギブアップしました。


ふと見ると、周りの席に人がいなくなっています。


逃げたな!?


もちろん、ボクも席を移動しました。



が、


しかし、



その数分後。


ん?


この臭いは?


先ほどの悪夢が蘇ります。


臭いの主は、すぐ後ろの席にいらっしゃいました。


先ほどとは違う方です。


しかし、臭いのインパクトはほぼ同じもので……。


くっ……、どうして立て続けに。


躊躇っている時間はない!! とばかりに、またまた移動(逃亡)します。


図書館の奥に進み、あいていた席を見つけて素早く腰をおろし、ホッと息をつきつつ本を開いてから数分後。


わらわらとやってきたのは、中学生たちでした。


その数、10人以上。


ボクの周りに次々と座った彼らは、小声でぺちゃくちゃぺちゃくちゃ。


他の席から椅子をもってきて、顔を寄せ合い、ひそひそひそひそ。


特に、ボクの近くに座った子たちが、


「死ねよ」

「理科わかんね~」

「こらこら、迷惑になるから静かにしろよ」

「お前が静かにしろ」

「死ね」

「殺すぞ」

「この問題のこたえ、なに?」

「こたえを先に見るな。わかるまで考えろクズが」

「わかんねぇから聞いてるんだろ」

「死ね」

「お前が死ね」


問題集をひろげ、熱心に勉強している様子。


近くの席のオジサンに注意されても、静かになるのは1分ほど。

またヒソヒソと話しはじめます。


うるさいな。

ネタになるけど。

本に集中できないじゃないか!

キミらの会話をメモってやる!


そんなことを考えながらも、本を読み、メモをとり続けます。


いつもなら、もう少し作業が進むはずなのですが……。




こんな日もあるということで。


ヨシとしておきます。


ちょこちょこネタも集まったし。

忘れてました。


完全に。


『ここは、ぼったくりカフェ』の更新(先週分)お知らせを。



すみません。

1週間遅れですが……。


第29話 「彩巳のアルバイト奮闘記」

http://novel.comico.jp/11595/31/


不思議な喫茶店「EndLEss(エンドレス)」で働く彩巳の1日を切りとった短編です。


そして、今週も!


第30話 「彩巳のアルバイト奮闘記2」

http://novel.comico.jp/11595/32/


先週のラスト。

彩巳が、口の悪い女性霊の頭を ぽこっ と警棒で叩いたシーンの続きです。


霊の姿を視認できない人から見ると、なにもない場所で警棒を振るっているだけで……。


ちょっと危ない子、と思われても仕方のない行動をとった彩巳と口の悪い女性霊の激突(?)に興味をもっていただけると嬉しいです!


きのう、草むしりをしました。

ちょっとした庭なのですが、ある程度の見栄えを整えるのにかかった時間は約4時間半。

11:30~16:00頃まで、ほとんど休みなく草をとり続けます。

もちろん、途中で水分補給はしていました。

それでも、虫よけのために長袖を着て、炎天下で腰を屈めて草むしりを続ければ、さすがに疲れます。

夕方に用事があったため、仕事を急いだのがいけなかったのでしょう。

昼食をとらず、雑草をむしむしむしむしむし。

腰が痛い。

それでも、むしむしむしむしむし。

なんだかふらふらしてきます。

負けずに、むしむしむしむしむし。

草をむしりはじめて、4時間が経過したころ、腰にピシッと嫌な痛みが走りました。

ヤベッ。

それでも、あと少しで庭全体をきれいにできると思うと、やめられません。

これはもう性格です。

そんなにノドは乾かないし、疲れもない。

いける!



およそ30分後。

両足が痙攣しはじめました。

あ、これは熱中症だな。

そう考え、用意していたペットボトルのお茶を飲み干し、しばらく木陰で休みます。

ん~~~。

人間のからだって、無理をさせたら悲鳴をあげるんだね。

そんな当たり前のことを考えながら、ぼんやりと庭を眺めます。

がんばったよね、ボク。


その後、財布片手にふらふらと歩いて近くの商店へお茶を買いにいきます。

その後、1ℓほど水分を補給すると、ようやく足の痙攣がおさまりました。

でも、腰が痛い……。




今回学んだことは……、


草むしりは計画的に。

知人の結婚式に出席するため、福岡にきています。

2泊3日のちょっとした旅行です。

家を空けるので、いろいろチェックです。


飛行機のチケット、ヨシ!
戸締り、ヨシ!
財布、ヨシ!
着替え、ヨシ!
結婚式場の地図、ヨシ!
その他もろもろ、ヨシ!


そうやって羽田につき、手荷物検査場でノートPCやカギなどをカバンから出しているとき、それを思い出しました。



あ。



ケータイ忘れた。



これから福岡いくのに……。

数秒後。

ま、いっか。

ないものは仕方ない。

なんとかなるでしょ。



意外となんとかなるものです。

東京に忘れてきたケータイに、いろんな人から電話がかかってきているはずですが……。

帰ってからみなさんに謝ります。


仕事のメールなどは、ノートPCがあるから大丈夫です。



ケータイを忘れてみて思ったことは……。

結構、開放感があるんだな、ということ。

ケータイをいつも近くに置いていなければならない、というどこか強迫観念じみた感覚を強制的に手放したことで得た思いです。

20年ほど昔に戻ったみたいで、なんだか新鮮でした。


昨晩、友人ふたりと酒を酌み交わしてきました。


場所は神田。


店は串カツ屋。


十代の頃からの友人たちですので、気楽なものです。


ふたりとも酒が強く、よく飲みます。


ひとりは、運ばれてきた生中を数秒で飲み干し、おかわりを注文。


おかわりも、「ノドが渇いた」と瞬く間にやっつけるという酒豪。


もうひとりも、ぐいぐい飲みます。


ボクは焼酎をちびちびと飲むほうなので、ペース的にはのんびり派です。


それぞれの近況報告。

共通の友人の話。

高校の頃の話。

大学の頃の話。

部活の話。

家庭の話。

話題は尽きません。


食べて飲む。

飲んで食べる。

しゃべって飲む。

飲んでしゃべる。

笑って飲む。

飲んで笑う。

店員さんとも仲よくなり、ドリンクをサービスしてもらう。

ご機嫌になり、また飲む、しゃべる。笑う。


お酒で口が悪くなったり、妙なテンションになったりすることもなく、3人とも気分よく飲み続けます。


そして、当り前のように「よし、ラーメン食いにいこう!」ということになりました。


「神田ならボクに任せとけ! うまいラーメン屋知ってる!」

とボクが先頭になって店を出て、徒歩10分ほど歩いた先で見たモノは……。


下りたシャッター。


お店、閉まってました。


もう、23時を回っていましたから……。


それでもめげず駅前のそば屋に入り、またビールを飲みます。




で。




気づいたら終電ギリギリでした。


慌てて店を出て、握手を交わしてそれぞれ帰路につきます。


これから先、また何年もつき合うことになる友人たちです。


それ相応の経験を積んだ彼らは、当然ですが、学生の頃よりもずっとずっと大人になっています。


ボクは、まだまだ子ども的な部分をたくさん抱えていますので、見習わなければなりません。


こんなボクとも長く長くつき合ってくれる友人たちに感謝です。



comico


『ここは、ぼったくりカフェ』第28話更新です!


http://novel.comico.jp/11595/30/



実は〇〇でした!

というストーリーのつくり方は、掃いて捨てるほどあります。


先日も、〇〇を隠すというストーリーについてチラッと触れましたが……。


本日更新の第28話も、「実は〇〇でした」的なオチとなっています。


〇〇をどのように隠すのか?

どのような伏線を配置すればいいのか?


いろいろ考えます。


それでも、ボクが「面白そう」と感じたモノでも、読者のみなさんに「面白い!」と感じてもらえなければ意味がありません。


伏線の配置。

伏線の回収。

隠しているモノの匂わせ方。

etc


気をつけるべきところは沢山あります。



読者のみなさんに喜んでもらえるためには?



この疑問を絶えず心に置き、今後もストーリーとむき合っていきたいと思います。



スポーツセンター内にあるプールでからだを動かしてきました。

水の密度は空気のおよそ830倍(とプール内の張り紙に書いてありました)だそうで、そのぶん抵抗があり、歩くだけでも運動になるとのこと。

ということで1時間ほど水中歩行。

心地よく疲れることができました。

高校生の頃、部活で左ひざを故障したことがあり、いまでも長時間歩くとその個所が痛くなります。

でも、水のなかなら大丈夫!

からだの各関節にかかる負担は軽くなるのに、全身に適度な負荷をかけることができるなんて……。

いいですね。水中歩行。



健康第一だとボクは考えています。

仕事のためにも。

日々を楽しむためにも。

健やかな精神を保つためにも。

日々、自らを追い込みすぎることなく、心身を整えていきたいものです。

comico


『ここは、ぼったくりカフェ』第27話


「ジ・アナザーワールド3」更新です!


http://novel.comico.jp/11595/28/



「展開についていけない!!」といったコメントをいくつか頂いております。


ごご、ごめんなさい……。




ボクが好むストーリーのつくり方に、「〇〇を隠す」というものがあります。


例えばミステリーなどでは、「犯人の正体」を隠したり、「犯人の動機」を隠したり、「殺害方法」を隠したり、と様々なモノをあえて秘密にすることで読み手の興味を引いています。


他にも、「特別な過去」や「人間関係」を隠したり、といろんなパターンがあります。


今回の「ジ・アナザーワールド」で隠していることは、「なぜ松崎彩巳は死んだのか?(いつの間に霊になったのか?)」という部分となります。


つまり、隠しているのは「彩巳が霊になった理由」と「彩巳が霊になった時間」です。

「彩巳が霊になった時間(その瞬間のシーン)」は、実のところストーリー内に配置しているのですが……。


きっとこういう理由なんだろう、といろいろ考えつつ読んでいただけたら幸いです!




渡馬 直伸(とば なおのぶ)さんと飲んできました。


↓彼のTwitterです。

https://mobile.twitter.com/naokisyohoshii


身長180センチとからだが大きく、しかも格闘技経験者である渡馬さん。


すっごくオイシイお菓子をお土産にもってきてくださった渡馬さん。


穏やかな笑顔を絶やさない渡馬さん。


そんな彼と酒を酌み交わしつつ、話題をあちこち飛ばしながら、楽しい時間を過ごさせてもらいました。



お互い「文章」という表現方法とむき合い、その楽しさを知り、その難しさに苦しみつつ、日々の生活を送っています。


そんな渡馬さんとの会話は、学ぶところが多いものでした。


彼の言葉の端々には、将来の希望や不安がこれでもかと詰まっています。


ボクがどこかで失ってしまった希望。


ボクがどこかで踏み潰してしまった不安。


渡馬さんは、そんな希望と不安をたっぷりとボクに語ってくださいました(希望9、不安1くらい?)。


希望がなければ前には進めません。


不安がなければ大けがをしてしまいます。


ボクが忘れかけていたものでした。


希望。


胸を張って語りたいものです。


不安。


笑顔を添えて語りたいものです。


希望も不安も不確かなモノ。


それでも、


希望を胸に、


不安を制御しつつ、


自らの道を一歩ずつつ進んでいきたら、


こんなに楽しいことはありません。


渡馬さんに大切なことを思い出させてもらいました。


ありがたいことです!



comico


『ここは、ぼったくりカフェ』第26話


「ジ・アナザーワールド2」更新です!


http://novel.comico.jp/11595/27/



新キャラ、「染屋 宗介(そめや そうすけ)」が登場します。


イラストもありますので、彼の顔と名前を頭の片隅に置いて頂けると嬉しいです。



先週、自分でも気づかないうちに死んでしまっていた松崎彩巳。


自らの死を嘆く間もなく、いきなり染屋に召喚され、魔法陣のなかに閉じ込められてしまうという今週の流れに、興味をもっていただけると幸いです。


イラストレーター様がイケメンに描いてくださった染屋ですが、その内面は……。


今週も、よろしくどうぞ!!