学生時代からつき合いのある友人と、およそ６年ぶりに再会しました。
新宿駅東口で待ち合わせ。
人混みのなかで視線があった途端、互いに笑顔となり、「よっ！」と右手をあげ、「久しぶり！」と握手。
いっしょにいた別の友人と３人、入った場所は立ち飲み屋。
３人とも昔からの知り合いなので、気楽なものです。
仲のいい友だちは、たとえ何年会わなくても、やっぱり友だちです。
会った途端、空白の６年間などなかったかのように会話が弾みます。
互いに社会人となり、
住んでいる場所も遠くなり、
働かなければ食ってはいけず、
学生時代のように遊んでばかりもいられなくなりましたが、
それでも、約６年ぶりに会った友だちとの関係は、
上下の区別もなく、
損得勘定もなく、
駆け引きもなく、
気楽で、
とても心地いいものでした。
２軒目は、ちゃんと座れるお店に入り、３人で再び乾杯。
楽しかったので、ついつい飲みすぎてしまいました。
こんな夜も、たまにはいいものです（立ち飲み屋に入ったのは、真昼間でしたが……）。
comico更新です！
『ここは、ぼったくりカフェ』第２５話
「ジ・アナザーワールド」
http://novel.comico.jp/11595/26/
主人公、松崎彩巳が『EndLEss』でアルバイトをはじめることになったのですが……。
もちろん、簡単にはいきません。
いきなり降りかかってきた試練は……!!?
アルバイトをはじめる際に必要なモノは？
履歴書。
やる気。
根気。
そして、笑顔。
しかしながら、今週の彩巳はまったく笑えない状況に陥ってしまいます。
興味をもっていただけると嬉しいです！
ときどき足を運んでいた食堂の店長（料理人）が変わりました。
同時にメニューも変わりました。
値段もビミョーに変わりました。
ボリュームがあって、
リーズナブルで、
１０年以上前から「大満足！」をいただいていて。
休日は、開店前から行列ができているようなお店でした。
開店後、数分で満席になるようなお店でした。
それなのに、味が変わってしまって……。
おいしくない、というわけではありません。
おそらく、初めて食べた人の口からは「おいしいね」という言葉が出てくるはずです。
でも、前の味を知ってるから……。
ボクは、料理のことなどなにもわかりません。
ですが、やはり肉の切り方や焼き方ひとつで、味というものは変わってくるのでしょう。
たれのつくり方なども……。
こんなところは小説と同じだなあ。
ふと、そんなことを考えてしまいました。
同じストーリー。
同じキャラクター。
同じ設定。
それでも、書き手が変われば文体も変わります。
たとえ文体をマネしたとしても、そこに込められた「人間性」を完全に再現することはできません。
味も同じなんだなあ。
そんなことを考えながら、テクテク。
その食堂の前を通るたび、寂しい気持ちになりながらテクテク。
行列に引き寄せられるようにして、ときどきふらりと立ち寄っていた食堂だったのに。
寂しいです。
熊本を中心に、九州各県で異常なほどの回数に及ぶ余震が続いています。
熊本は、つい先日足を運んだばかりなのに……。
南米のエクアドルでも、大きな地震があったとか。
被災された方々に心からお見舞い申し上げます。
昼夜を問わず、怒涛のような余震の連続。
本当に怖いはずです。
自分が辛いときは、なかなか他人にやさしくすることができません。
それでも、
ほんの少し、
たとえ声かけだけでも、
だれかにやさしさをわけてあげることができれば、それは自らを助けることにつながるとボクは考えています。
苦しくつらいときほど心を開く。
そうすることで、楽になることもあるはずです。
被災された方々を助ける動きが、全国各地で発生しています。
ボクも動きたいと思います。
少しでも早い被災地の復旧を心よりお祈り申し上げます。
