先日、アミューズメントメディア総合学院ノベルス科の生徒さんが……、
「スランプで……」
と言っていたことについて。
その生徒さんは少なくとも、2年近くは小説について学んでいます。
賞の1次通過は当然、といったレベルの子です。
文章もうまいし、キャラの立て方も心得ている。
それでも、そこはひとりの人間なので、「スランプ」というものに見舞われます。
スランプ。
不調。
不振。
作家だって、
スポーツ選手だって、
どのような職業の人間だって、
スランプに陥ることくらいあるでしょう。
せっかくスランプに陥ったのだから、「スランプ状態からの抜け出し方」を学ぶチャンスだと捉えたほうがいいのでは?
ボクはそう思います。
スランプのときは、とても苦しいです。
スランプのときは、すべてがうまくいかないような気がします。
暗中模索。
そう暗中模索。
たとえ先が見えなくても、「模索」し続けることをやめなければいいかと。
解決策が見えてこなくても、手探りすることをやめなければいいかと。
それでも、スランプ状態に耐えきれなくなってきたら、だれかに相談し、つらさを吐き出せばいいかと。
相談する相手がいなければ、「模索」を頭の片隅に押しやりつつ、なにか他のことに意識をむけてみればいいかと。
どんなスランプも、あとになってみれば「経験」に姿を変えています。
「いろんな経験」を積み重ねてきた人って、素敵な方が多いように思います(あくまでも、ボクの狭い人間関係のなかでの話ですが……)。
スランプ。
いい経験だと思えば、前向きになれるのでは?
スランプ。
苦しい、つらい、と自分で自分を痛めつけても、なんの得にもなりません。
スランプ。
成長するためのキッカケととらえてみてはどうでしょう?
何事もポジティブに。
なにをやるにしても、楽しんだほうがいいはずです。
スランプなんて楽勝!
ということで、H・Nくん。
マイペースでファイトです!
お互いにね。