with 2019年1月号

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#トトトトト

気になる!年下男子♡ ジャニーズJr.大研究

 

 

松村北斗が語るSixTONES

「SixTONES(ストーンズ)って、“最初、six tones”って名前だったんですよ。でも、ある日突然ジャニーさんが、『ixだけ小文字にして、そこを無視して発音すれば、“ストーンズ”って読める!』って言い出して(笑)。口で言われてもわかんなかったから、紙に書いてもらったんだけど、その字面と響きのカッコよさを同時に感じたとき、『ジャニーさん、天才!』って思いました。ジャニーさんの新しい時代を見たような気がして、ワクワクしましたね。今回、“ジャニーズをデジタルに放つ新世代。”ってキャッチコピーで、YouTubeのアーティストプロモに俺たち6人を呼んでいただいて。責任も感じつつ、今は課題として、6人グループであることの必然性と可能性をもっと探っていきたい……です!

 グループを代表してメンバー紹介をするんですか?じゃあ……ジェシーから。彼は不動のセンターです。歌も踊りもメチャクチャうまいし、トークのセンスもある。“ジェシーブランド”の創立者で、全てのクオリティはバッチリなので、あとはそれを広めていくだけ。僕からは、『ジェシーよ、シンボリックであれ!』とエールを送りたい(笑)。京本(大我)は、テクニシャンです。表現にあらゆる技を駆使できるから、エンタテインメント性が高い。多芸多才なのに、ちゃんとわかりやすく、テーマみたいなものをお客さんに伝えられる。オールマイティで、やることなすこと全部カッコいいです。(田中)樹は、頼れる男ですね。あいつ、見た目が悪いっていうか、雰囲気が不良っぽいじゃないですか(笑)。でも、性格はすごく明るくて、アツくて、野生の勘が鋭い。本能で行動するから、何事も、本質を捉えるのがうまい。一度ハマったら抜けられない、そんな中毒性がある、魅力的な男です。(森本)慎太郎は、グループの見た目にワイルドさや激しさをくれますよね(笑)。あの男っぽい見た目に反して、中身はすごく真面目。考え込みやすい。でも、慎太郎が決めたことなら、安心感、説得力があるのも確かです。俺たちが妥協しそうになると、『そんなんじゃダメだ!』って奮い起こしてくれる、起爆装置みたいなところもある。髙地(優吾)は最年長だけど、弄られキャラ。つい無茶ぶりをしたくなるんだけど、たまにホームランを売ったりするから、それも俺らの武器になってます。子供にすごく好かれそうな、無垢な感じもあるし、俺らも、髙地のことは無条件で好き!あいつは、もうハッピーでいてくれれば、それでいいかな」

 

 

 

——クロストークのテーマは、“5人の共通点を探る!”です。まず、それぞれの憧れの先輩を教えてください。

松村 僕は、山下智久くん。山下くんに憧れて、自分の意思で履歴書を送ったんですけど、入所してからもずっとリスペクトです。あの、立っているだけで絵になる雰囲気はヤバい(笑)!

松倉 僕は嵐の皆さん。特に二宮(和也)くんに憧れて、ジャニーズに入りました。嵐の10周年のコンサートに、母の友達が連れて行ってくれて、初めて生のジャニーズのコンサートを観て、自分もこんなきらびやかなステージに立ってみたいと思tたんです。

髙橋 一緒だ!僕も二宮くん!

佐間 僕も、お母さんが嵐が好きで、お母さんに無理矢理……みたいな感じだったんですけど、ジャニーズに入ってから、嵐さんのDVDを観て色々勉強するようになって、大野(智)くんを大尊敬するようになりました。

宮近 屋良(朝幸)くんですね。親が履歴書を送ったクチなので、最初はジャニーズに無知で(笑)。あとで、「こんなすごい人がいるんだ」と驚いて。

 

——ジャニーさんからかけられた言葉で、印象に残っているものは?

松村 オーディションの時、空手を披露したんです。そうしたらジャニーさんが、「今まで空手を披露した子は大勢いたけど、僕の記憶にはもう君の空手の印象しか残っていない。YOUのは、一人だけ“ショー”だったよ」って。あとは、ジャニーさんがオーディションの時、「僕が世界のジャニーだよ」って自己紹介するのは、今になってみれば、僕らに、「世界の〇〇」を目指すくらいの自覚を持ってほしいのかなって思ったりもします。「大きなステージまでやって来いよ」っていう、挑戦状だったのかもしれないって。

宮近 すごい!そんなこと思ってもみなかった!北斗くんは、読書家だけあって、ジャニーさんの言葉の奥にあるものを汲み取るんですね!

松村 いや。そんな大げさなことじゃなくて(笑)。あくまで俺の解釈ね。

松倉 僕は、オーディションの時、「YOUのダンスはアメリカンだよ」って褒められました。ガシガシ、決めて踊るというより、すごく無邪気に、脱力して踊ってたからかな。

髙橋 僕は、入所して半年ぐらいの時に、「YOUはトークをどんどんやるといい!」って言われたこと。急に呼ばれて、外国の人のMCの番組を見せられました。「この空気感を勉強しなさい」って。でも普段のジャニーさんは僕のことを、名前じゃなくて「キャッチャー」って呼ぶんです(笑)。オーディションに受かったのも、中学の野球部でずっとキャッチャーをやっていたことが理由だと思う。

作間 そうなんだ。そう聞くと、3年前の優斗が、ダンスや歌が全然できなかったのも納得いく(笑)。

松村 アハハ。作間って、案外毒舌なんだね。俺、作間には似たものを感じていて、一度話してみたかったんだ。

作間 え、ホントですか?

宮近 二人とも、クールで大人びた印象があって、確かにちょっと似てます。

松村 一見クールに見えて、実は湿度が高いっていうか……。なんか、じとっと周りを観察してそうな感じ(笑)。

作間 どうだろう?

松倉 作間は、人見知りなんでしょ。

作間 人見知り、すごいです。これでもましになったほうですね。

松倉 北斗くんも人見知りですよね。

松村 うん。自分からは話しかけない。

髙橋 さくちゃん(作間)は、慣れると、すごくぶっ飛んだ部分を出してきます。グループで喋ってるときはふざける。でもお客さんがいるとシュッてなる。

松倉 そこも似てないですか?北斗くんも、ワーッてなるときと、落ち着いてるときとギャップがある。

松村 確かにそうかも(笑)。

作間 僕はすごく大人びてみられますけど、自分では、年相応のやんちゃな部分もあると思っていて。北斗くんが言うようなじとっとした部分があるとすれば、メンバーが喧嘩してる時!黙って観察してます(笑)。

宮近 HiHi Jetsって喧嘩するんだ。その話、今日イチ聞きたかった(笑)!

髙橋 “する組”と“しない組”に分かれます。さくちゃんと、(井上)瑞稀くんはしない組。する組は、俺とガリさん(猪狩)とはしもっちゃん(橋本)の3人。

作間 常にガリさんが火種っす(笑)。

松村 一番年下が誰?

作間 俺とガリさんっす(笑)。

松倉 猪狩は、なんか貫禄がある(笑)。

髙橋 バチバチするのは、ライヴのリハーサルの時限定なんですよ。「俺はこうしたい」「俺はこうしたほうがいいと思う」って意見が対立した時に、バチバチバチって火花が。

作間 この間なんか、場当たりの時、頭突きし合ってました(笑)。見てるほうは面白くなっちゃって。

松倉 「俺はこうしたいんだ!」っていう熱が、バトルを生むんだよね。もっといいものにしたいっていう向上心があるからそうなるわけで。

宮近 10代って、血気盛んだから。ピュアに、“頑張っていきたい”って気持ちが強いんだろうね。

髙橋 SixTONESやトラジャぐらいの年齢になると、もう喧嘩はしなくなるんですか?

宮近 ある程度年いくと、面倒くさくなっちゃうのかもね。でも、本音をぶつけ合うことって大事だと思う。SixTONESはどうですか?

松倉 6人がそれぞれ個性は強いけど、すごく仲のいいイメージがあります。

松村 確かに、喧嘩はしないかな。感情を爆発させても、誰も得をしないような気がするから。グループをよくするためには、アツくなるより、冷静に話し合うのが得策だって、うちのメンバー全員思ってるんじゃないかな。怒るヤツもいないし、誰かが何かを主張したら、まずその意見に耳を傾けるようにしてるところはあるね。相手を活かし合うことが、一番チームのためになると、それぞれが思ってるんだよね。

宮近 大人だ〜。

松村 でも宮近は、偉いよね。トラジャの中でもキャプテン感がある。俺はほら、HiHiとは接点がほとんどないから、こうして改めて話すと人見知りを発動しそうになるんだけど、宮近がいると、なんか安心する(笑)。

松倉 僕が??僕は北斗くんのお役に立ててませんか?

松村 いやさっきから、俺のことよくわかってくれてるなって感心してる(笑)。でも、トラジャより下のグループって、ジャニーズの中でも俺たちの世代とちょっとノリが違うというか、すごく自由な感じがするんだよね。トラジャは同世代感があるけど。

宮近 入所歴でいうと、僕と松倉が9年目ですからね。振り返ってみると、色々な経験をしていく中で、大人な考え方をしていかないと乗り越えられないことが多かったんだと思います。今はすっかり、何でも前向きに捉えられるようになりました!

松村 そうやって丸くなったり、協調性を身につけたりすることは大切なんだけど、い方で、自由にバチバチやれてる若手は脅威だ(苦笑)!自分たちの活動に制限をつけないことって、タレントとして大事だから。HiHiとか、何が正解で何が間違いかとか、考えてない感じがするもん。その、無軌道なパワーって強いよね。

髙橋 そうなんですかね。自分たちではわからないですけど。とにかく、オリジナルの表現がやりたいってことだけは、みんなの共通認識としてあります。誰かの真似をするんじゃなくて、自分たちにしかできないことをやろうって。

松村 俺らの場合は、カッコいい路線が売りだったから「可愛い曲には手を出せない」って、自分たちのカラーを勝手に決めつけてた。他にも、ジャジーな曲はやらないほうがいいとか、制限かけちゃってたのね。でも、HiHiは、そういうのを全部取っ払ってる感じがする。

宮近 5人の共通点っていうテーマだったのに、何も見つからなかった……!

 

——いえ、5人の、それぞれのチームとジャニーズとエンタテインメントへの愛という共通点が見つかりました。ちょっと強引ですが(笑)。ここでしか聞けないお話がたくさん聞けて、楽しかったです!

 

 

松村北斗

「“北斗”の名前は、北斗七星から取っています。北の空に輝く7つの星は、北極星を探す時の指極星としても大昔から親しまれ、旅人にとっての道しるべだった。僕にもそんな人間になって欲しいと、両親がつけてくれました。自己アピールは……服が好き!ジャニーズの中でもトップクラスの熱量だと自負しています(笑)。ハイブランドも古着もプチプラもなんでも着ます。ミックスしますね。もともと家にいるのが大好きで、“今日出かけようかな〜”って鏡の前でいろいろ着て、“服って楽しいな〜”って満足して、部屋着に戻る(笑)。家にいると、料理とか読書とか、やれることが色々あるじゃないですか。ただ、『TEAM NACS』の舞台だけは、何をおいても駆けつけます!あと最近は西洋美術に興味があるので、大規模な展覧会があれば行きますね。絵画に詳しいわけではないけど、ルーヴル展をきっかけに、コローっていうフランスの画家の絵が大好きになって。ただ僕……海外が苦手なんですよ(苦笑)。絶対安全という確証がない場所には、足を踏み入れたくない。そういう意味では、13歳の時、オーディションに受かった次の日に、初めて一人で新幹線に乗って、静岡から状況したあの日の自分は、今も褒めてあげたいです。オーディション当日は、父が車で送ってくれたんですけど、『明日も来て』って言われた日が平日で、僕は一人、新幹線に乗るしかなかった。空手を褒められたから、道着とか、何が起きてもいいようにカバンをパンパンにして……。仕事終わって、また一人で静岡に帰った2日間の出来事が、これまでの人生で一番の冒険だった気がします。もし1ヵ月間先輩グループに留学するなら?V6!6人組に興味があります。あの、誰が欠けても成り立たない黄金バランスを学びたいです!」