年が明けて2022年。


年末のCT画像検査で、抗がん剤をストップしているにも係わらず、腫瘍の大きさは、1/3になった。


画像上は改善されているが、息苦しさやめまいは残り、数値と実際の調子は、一致しない事が多い。


なので、本当は良くなっていないのかも?と、つい疑ってしまう。胸が時折苦しくなるのは、不安がもたらす、ストレスに依るものと思われた。もっとポジティブになれたらなー。再発や進行を、遅らせる事が出来たと思う。


この時期、勿論サプリは数種類服用し、免疫力を維持したいと“野菜スープ”に、はまってみた。


キャベツ🥬玉ねぎ🧅ニンジン🥕カボチャ🎃四つの野菜と、後は家にあるもので、煮込むだけ。味付けはしない。


無添加のハムや、ウィンナー等の肉類も入れても良い、ガンに負けない免疫力アップ!のファイトケミカルスープだ。


・活性酸素を除去

・発がん物質を解毒し無害化

・免疫細胞を活性化

・ガン細胞を自滅させ増殖を抑える


『どうだっー』とばかりの、この謳い文句には、“ときめき”しかなかった。

食欲がなくても、スープの汁だけでも良いそうだ。ひたすら作っては飲んでいた。


毎回食べるものなので、味付けを何もしなくてよいと、書いてあったが、塩や無添加のコンソメをいれてみたら、さらに美味しくなった(笑)。


《髙槗弘著 ハーバード大学式 野菜スープで 免疫力アップ!がんに負けない!》

この後も、松戸の村上先生推薦のもと、様々な、摩訶不思議に挑戦して行く事になる。

それは次の章でゆっくりと。


何かをトライする時の決め手は、私の中で、これを使いた~い💖《ときめき》が生まれるかが、決定の基準だ。

単に騙され易い体質、なのかも知れないが(絶対にそうだ💪)、常に崖っぷちなので、遣らないで後悔はしたくなかった。


333万円の光ガン免疫療法には、“ときめいて”しまい、見返りのない投資になってしまったが、一生に1度の事だから、許して下され🙏


新年が始まり、1月の関東労災病院の

血液検査で、脳から司令が出る、TSH(甲状腺刺激ホルモン等)の値が、ほぼ『0』になってしまった。


ただ甲状腺から、脳に戻るホルモンは、正常なので、ヨウ素を点滴している為、数字の“見かけ上”の誤った情報と、考えたが、糖尿病・内分泌内科に回されてしまった。


となると、私のヨウ素点滴通いにも、心理的に自然と、足止めが掛かってしまう。

回数を半分位にして、様子を見ていた。

結局、ただの数字のマジックで、1ヶ月後には、正常値に戻った。


だが、1度抑えていた、ガン細胞はスキを見逃さず、活動を開始してしまった。


3月末のCT検査では、いつもの左肺、左リンパのほか、脾臓や肝臓にまで、拡がっていた。


夢心地の、明るい闘病生活は、3ヶ月間で幕を閉じた。