8月最後の朝は少し肌寒く、どんより空です。
先週はあんなに暑かったのにな・・・
我が家のアイドル・私のカワイイ弟のラムが虹の橋を渡って一週間が経ちました
14歳。
どうしても動物を飼う以上、経験することなのかもしれません。
先代のエディは7歳で逝ってしまいました。
その倍も一緒にいてくれたんだよね。
エディを亡くしペットロスに陥り、家族は皆深い悲しみの中にいました。
私もレッスンをしている時だけはなんとかこらえられるのですが、それ以外は廃人のよう。
何をしても楽しくないし、何を食べても美味しくない。
「もっと何かしてあげられたんじゃないだろうか・・・」
「もっといろいろしてあげたかった・・・」
通勤途中の電車の中でも、ブワァ-っと涙が溢れてきたり・・・
再び我が家に笑顔が戻りました。
それからは家族の一員として、たくさんの幸せを与えてくれました。
ペットも一緒に宿泊できる施設を利用し、旅行もしました。
いつも一緒
こちら、二週間前のラム。
私の誕生日でした。
今は両親と離れて暮らしていますが、ラムの具合が悪いということで、時間を見つけて頻繁に帰っていました。
後ろ足がきかなくなり、目がほとんど見えず心臓も悪化。
呼吸が苦しそうでこちらも辛かった。
好物も受け付けなくなって体重も減少。
撫でてあげると気持ちよさそうに目を閉じるので、撫でてあげました。
この一週間後に逝ってしまったんだね・・・
息をひきとる10分くらい前に母にワンワンと5回吠え、急いで外出先から帰った父にもワンワンと5回吠えて、そのまま逝ってしまったそうです。
吠える力なんてほとんど残っていなかったのに。
父が帰るのを待っていてくれたんだね。
最期の力を振り絞って、お礼とお別れを言ってくれたんだよね。
思えば、去年の6月にも医者に「夏は越せない」と余命宣告を受けてから1年2ケ月。
医者も「奇跡だ」と驚くほどの回復力で、その生命力を見せつけました。
小さな身体で強い生命力を持った子。
もしかしたら・・・ひょっとしたら。
二度目の奇跡を信じたかった。
当日中に火葬だったので、私は間に合わなかったのですが、二人の姉は最期のお別れができました。(上司の方が早退させてくれたそう)
私は次の日に小さなお骨になったラムと会ってきました。
「あぁ、もう抱っこしてあげられないんだなぁ・・・」
そう思うと今も泣けてきますが、それ以上に楽しい思い出をくれた感謝の気持ちの方が何百倍も何千倍も強いです
ありがとう。ウチの子になってくれてありがとう。
大好きだよ。