アリゾナのフェニックスのⅯ子宅に落ち着いたと思いきや、
翌日は又移動である。
前夜は30年ぶりにⅯ子が用意しておいてくれた微妙な寿司とワインをやりながら夜遅くまでおしゃべりし、朝は10時過ぎまで爆睡。
Ⅿ子いわく、何度呼んでも起きなかったよ、とのこと。
うん、今日また移動するのは知ってた・・。
Ⅿ子宅の朝食。
ベーグルにクリームチーズをこってりと塗りつけ、スモークサーモンをのっけたものとグリーンサラダ、ヘーゼルナッツの香りのコーヒー。
通常の献立、って感じだったけど、な~んか、アメリカナイズされてるね~。
アイアン製の(←しつこい)足の着いたガラステーブルで食すとおっしゃれ~っ。
何もかもが珍しく、興味津々。
まあ、ベーグルにチーズ、サーモンの組み合わせはたまに見かける気がするし、食べたこともあるかもしれないのだけど、あんまり印象に残らなかったのよね、多分。
しかし、本気のメニューとして出されると、興味津々。
さあ、出発です。なんと、ラスベガスっちゅうとこへいきます。
自分の人生で、ラスベガスに行く日があるとは、ホント、思わなかった。これもご縁ね。
Ⅿ子はよく行くらしい。近いしね。近いと言っても州をまたがるし、車で行けば5時間くらいと言っていたかな?今回は飛行機で行きます。
Ⅿ子の車で片側6車線くらいある広い道路を走って空港に行きます。
陽の光の中で初めて見るアリゾナの風景・・。茶色っぽい?
空港から少し離れたパーキング。
近くのパーキングはどこも満車で、あせって探し当てた。
フェニックス空港で手続きを済ませ、カートで移動。
初カートなので記念写真。
1時間半くらいのフライトで、ラスベガス着。
はて、ラスベガスってどんなところ???
少し遠めに見るとこんなところ。
砂漠の中に沢山ホテル建てたみたい。
カジノをするところ、というくらいの知識しかなかったけど、
ここはホテルごとに色んなショウが見れるのであって、
賭け事する人、ショウを楽しむ人、あとショッピングしたり、もちろん飲んだり食べたり
もする。
Ⅿ子はここのショウが大好きで、今回は3日の間に5つもショウを観賞したのでした。
到着した日も2つのショウを予約していたけど、ホテルに落ち着いた時はすでに夕暮れがせまっていた。
時間が無いので、適当にチョイスしたレストランで夕食。
ミートボールスパゲッティ、というのかしら?美味でした。
初回は↓この人たちが踊りまくるショウ。
ジャバウォック?とかいうグループで、全員がこの独特な雰囲気のある仮面をつけて、
物語の進行とともに踊りまくる。
ビックリするハイレベルのダンスで、全体的にとっても面白かった。
Ⅿ子が言うにはこのダンサーは全員アジア人なんですと。
でないとあのしなやかさは出せないかもね。
面白かったな~
すっかりこのお兄ちゃんのファンになってしまった。(↑同じようなのが1ダースくらいいる。)
今夜はこれで終わらない。
次のショウまでの間に見つけたこれを・・
もちろん,食べます。
チョコアイスを食べてるんだけど、コーンにまでチョコチップ塗らないでくれ~
次のショウが始まる。
今度はシルク・ド・ソレイユのショウ。
名前と評判はよく聞くけど、アタシは見るのは初めてだった。
サーカスとバレエが一緒になったような、とても危険で華麗なショウでありました。
命知らずな連中、正直落ちるのじゃないかとハラハラして見てました。
素晴らしかったけど、う~ん、人の娯楽のために命までかけなくてもいいよ、と言いたくなった。
Ⅿ子が言うには、オリンピックに出たような人たちが結構いるんだと。
そーでしょうねー、そのレベルだわよ。内村航平とかなら出来るかもしれない
ホテルの部屋。
何もなかったけど広い部屋でした。
2日目
昼間のラスベガス
↑これも昼間です。
空はフェイクよ。
ショッピング街をまわって色々物色。
サービスタイムに、3種のマルゲリータを。
ミックスしていただきます。(ウソです)
おつまみにチップスを頼むとたくさん出てきます。
さて、2日目もショウ三昧です。
本日1本目はカーペンターズのコンサートです。
カレンは亡くなったのに?
そっくりさんが、いや、そっくりでなくても、同じように歌う人がいるんですね。
それを聞きながら古き良き時代、各々の青春時代に想いをはせます。
声は全然似てないけど、ルックスは似せようと努力しているカレンもどき。と、
本物よりずっとハンサムなリチャードもどき。
コンサートが終わってからⅯ子が言う事には、この本物よりハンサムなリチャードもどきが、何とワタクシにウインクをされたそうです・・・(私は気づかなかった)
婆さんになったとはいえ、鼻血もんの話。
一番前の席だったし、アジア系で目立っていた上に、会場で私一人がノリノリだったからだろう、ということ。なんか、妙に彼と視線が合うような気はしてたのよね。
帰るとき後ろを見ると、大人しそうな銀髪のおばあさまたちが沢山・・。一番前だったから自分だけノッてたなんて、気づかなかったわ(汗) マルゲリータも効いてたかも?
出口にいたので記念撮影
シンボリックなホテルだと言ってた。名前忘れた。
私達が泊まったホテル。プラネットハリウッド
良い立地だった。
池もあります。
自由の女神もおられます。
夕暮れのラスベガス
次のショウがあるホテルを目指して歩きます。
次は、これ↑観ます。
マイケル・ジャクソンのショウ
これもシルク・ド・ソレイユです。
マイケルの曲に合わせて、彼のダンスしながら、
時には命を賭けて、飛び回ります。
ホテルに着いてから、ショウの前に腹ごしらえ。
結局アメリカって、なんでもハンバーガーにしちゃうのね。
でもとても美味しかった。
私はブルスケッタ、Ⅿ子はチキンを。
アメリカのレストランの雰囲気も、面白い。
ホテルの1Fには基本的にスロット?みたいな機械があふれています。
本気の賭けをする場はまた別のスペース。
ショウが始まります。
3日目
一応書いておくけど、昨夜ちょっと死にかけた。(らしい)
ショウからの帰り道、ウーバーに乗っていたらすごい急ブレーキかけられたのだ。
5秒くらい沈黙の後、Ⅿ子が「オーマイガー」と言い、運転手さんは「クレイジー」とつぶやいた。私はいつもの様に何が起きたか分からなかったのだけど、真横から車が突っ込んできた・・らしい。Ⅿ子いわく、もうちょっとで本当に即死してた、とのこと。運転手さんも相当ショック受けてたみたいだったと。
ぼ~っとしていたけど、とに角命拾いしたのね。
もしもこの時死んでいたら・・とあとから色々考えるのである。
連日夜の2時に寝て朝10時に起床する生活。
これはラスベガスに居るからではなく、Ⅿ子の通常の生活形態に合わせている訳。
で、朝ごはんの様な昼ご飯の様なものを食べる。
今日は私がチキンでⅯ子は何か違うやつ。
半分こに切ってくれたので両方食べれました。
こちらでは、サンドイッチ、とか書いてあっても、日本風のサンドイッチは出てこない確率高し。
バンズ系のパン、つまり私から見たら全部ハンバーガーなんよ。
美味しいですけどね。
今日はアリゾナに帰る日なんだけど、最後にこれ↓観ます。
この方、実際にアメリカで活躍している芸人だとのこと。
今回は動物のお医者さんのドリトル先生とチャップリンを合わせたような芸を披露されました。
動物は本物が出てきて、これまた最前列だったので、生々しく見れて面白かった。
スタバで軽くやって、さらばラスベガス、です。
↑これはⅯ子が私を連れて行きたかったと悔しがっていた有名なレストラン。
いつも時間が無くて行けなかったのだ。
死ぬまでに行けたら良いが・・。
飛行機に乗って
色々苦労して家に到着。
夜遅かったけど、Ⅿ子へのお土産にとことづかって日本から運んできた貴重な
ウドンを、2人で食ってしまうことにした。
洋食続きの後って、無性にウドンが食べたくなるのです。