初めにも書いたけど、ラスベガスからアリゾナに帰ったアタシは風邪でぶっ倒れてしまった。
帰った翌日はまだ菌を持っているとは気づかずに、例によってがっぽり眠ってお寝坊した後は、Ⅿ子宅でお好み焼きを作って食べたり、Ⅿ子の日本フリークの友達、というのに紹介してもらって一緒にアイスクリームを食べに行ったり、と、この辺まではとても楽しかったのであるが・・。
夜に、又予約してあるというのでフェニックスの街中にある劇場に行き、「マイフェアレディ」を鑑賞したのだけど、このあたりから妙な咳が出初めて、気分が大そう悪し。
Ⅿ子はⅯ子で「なんか眠くなった」ということで、失礼ながら途中で帰ることにした。
家でⅯ子が焼いてくれたモチを食べ、いつもの様にワインを飲みながらリラックスしていたが、
どうも、だんだん、気分が悪い。
もはやベッドに横になりたいという以外の願望は無かった。
翌日と翌々日、食欲は全く無し。Ⅿ子が時々差し入れてくれる水と薬を飲みながら、眠りこける事まる2日。
はたしてこんな状態で帰れるのだろうか、飛行機に乗れるのだろうか、乗れなかったらどーなるの?と、夢の中で悶々としていたが、3日目の朝の帰国日、多分薬が効いたのだろうけど、何とかスッキリしてきたので帰ることにする。
起き出してみると、Ⅿ子が苦しそうにしている。悲しい事に感染させたらしい。
空港まで送っていけないからと、ウーバーを頼んでくれた。
この、ウーバーというのは、こちらにきて初めて利用したけど、大変よろしい。
タクシーより安いし、何よりなのはあらかじめ料金が決められていること。チップの額も後から決めることが出来て、ドライバーを通さずに登録してあるカードから自動的に引き落とされる。
携帯から車の位置も確認できるので、この時も途中でⅯ子から電話がかかってきたのだが、「今正しい道を走って高速に入ったよ。大丈夫。」・・なんて安心させてもらう事もできる。
まあ、誘拐される恐れは無さそうな気はしたけど・・。
無事、フェニックス空港に着きました。
2日間、腹に何も入れていない。
さぞかし痩せた事だろう。
何かを食べたい気がして、ヨーグルトを買ってみたが、
何故だか大変不味かった。
サンフランシスコへ
ホテル着です。
明日また空港に行くので、空港から近いホテル。
マリオットヴォンバイのサイトからの予約たけど、海の側でとても良いロケーション。
空港からタクシーで来たけど、チップ込みで5千円くらいかかった、高~~10分くらいなのに。
後からシャトルがあると知ったので、痛恨のタクシーとなった。
ホテル内です。
写真よく撮れていないけど、海の見えるとっても素敵なレストランだった。
レストランというよりバー?の様な感じかも。
しっかり食事のメニューがあるのに、飲み物はアルコールばかり。コーヒーも無し。
アメリカ人の考えることは分からない。
午後3時くらいだったので、ガツガツしているのは私だけ?
食事をしている人はほとんどおらず、アルコールタイム。
病み上がりなのでスープを。
久しぶりの食物なのでむさぼり食べた。
味は、やや違和感あり。くどすぎる?飢えていたので許せた。
Ⅿ子が日本のクノールポタージュスープを食べたいと言っていた事を思い出す。
スープだけにしておけば良かったのだが、なんでこう食い意地だけが張っているのか・・。
これは見ただけでギブアップ。写真では可愛く見えるかもだけど、すごいボリュームだったんである。サンドイッチというからもっときゃしゃなものを想像していたのである。
全く食べる気になれず、一口で残した。
ウエイターに申し訳なくて、「アタシの胃は小さいので‥云々」、という海外のレストランで時々使用する台詞を出したら、持ち帰りできるようにしましょうか、と言ってくれる。
どー考えても、部屋でこれを食べる事は無い!!と確信できたので、申し訳ないけどそれもお断りする。
ん?んん?
じゃあ、これは何??って思うでしょ?
・・・見た目どおりのカレーである。
無料のラウンジがあったので、コーヒーを飲みに寄ったらあったのである。
米とカレーは別腹なんである。
翌日の朝
今回、羽田に夜着くので、地方への帰宅便に間に合わなかったのだ。
羽田に泊まるよりはサンフランシスコに泊まる方が面白そう、と思ったのであるが、
正解だった。
空港からホテルまでの往復しかしていない人の言えることではないが、
何だかこの街が、好きになってしまったのだ。
ジュリー・ロンドン?の「想い出のサンフランシスコ」っていう歌があったな~
ホテルの無料朝食のフルーツは不味し。
今度はシャトルで空港まで行って
サンフランシスコ空港のラウンジ
やっと美味しいフルーツにありつく。
病み上がりなので食欲はいまひとつ。
隣の席の人はがっつり系?
見事な食欲に感銘を受けて、盗み撮った。
搭乗
ビジネスがこんなにありがたかったことはない。
横になれる素晴らしさよ!
飲み物は、さすがにアルコールでなくて日本茶
ゴージャスなJALの食事
病み上がりだけど、必死で食べた。
機内でこんなに美味しいご飯(お米)を食べたのは初めて。
海外から乗った日本人なら誰もが泣いて喜ぶはず。
JALグッジョブです!
朝食
今回は和食があった。
もはや和食一択です!
JALのビジネスポーチ
フェニックスから出発して時差を入れたら3日くらい?の感覚の、長~い病身帰国の旅だった。
薬による一時的な恵みの回復期だったようで、家に帰ってからはまた症状が悪化して暫く病人。なんと体力が衰えた事よ・・。
前回に引き続き、海外で病気になるのは大変残念だったけど、Ⅿ子にも会えたし、初めてのアメリカはヨーロッパと違って新鮮で面白かった。又行けたらいいな。
完