昨夜はインターシティーホテル チューリッヒ というホテルに泊。

空港からシャトルバスが出ているので便利(注:行く時だけ)

このホテル、空港の近くにある旅行者向けビジネスなのだけど、コスパの良さもだけど、自分的にはなかなか気に入った。中世を抜け出て現代の便利さ・簡易さの中に身を置く安心感よ・・。

 E子は気に入らなくて、もうこーいうとこには泊らない、と言っていた。 それはまあ、お元気いっぱいの某国の旅行者達が・・・まあいいか。

 

突然だけど思い出したので追記

マナーが悪いと言えば某国とか某国とかが有名だけど、世界は良く分からないことだらけ。

はじめに泊まったミラノのホテルのバイキング朝食会場でのことだけど、早い時刻によく一緒になる上品そうな白人女性(50歳くらい?)が、さり気なく、何度も何度も食べ物(パン等)を手持ちのバッグに隠し入れて持って帰られたのを私とE子は目撃したのだ。

まあ、これはマナーとか言う以前の問題だけどね。食べきれなかったジャム1個、とかなら理解するけど。

そこまで生活に困ってるんなら旅行とかしなくて良いじゃん!って気がするけど。良く分からん。

 

さて、チューリッヒの朝。

お腹いっぱい朝食を食べたら、1日しかないけどチューリッヒ見物。

ここは到着時のホテルとも近く、我々には地理勘が出来ていた。

恐れずに一歩を踏み出し、最寄りのリュムランク駅に行き、販売機でチケット購入し、地元民に混じって地元民のような顔して電車に乗り、チューリッヒセントラルまで行く。

 

駅についたものの、チューリッヒ湖を見てみよう、くらいのおおざっぱな計画しかなくて当然西も東も分からなかった。手近な好青年をつかまえて方角を尋ねたところ、何と彼は、広い駅を渡って我々婆さん2人を正しい出口まで連れて行ってくれたのだ。

思えば彼だけではなく、スイスの人たちはみんなとても親切だったな。

日本人も親切と言われるけど、‥勝るとも劣らない感じ。

我々はかなり色々な人たちに色々と聞きまくったのだけど、みんな私たちの問題が解決するまで真剣に手伝ってくれた気がする。

 

さて、駅から出て少し歩いて河沿いに出ると、そこには素晴らしい光景が・・。

天気はあいにくだったのだけど、もし晴れていて、この水の色が青かったらどんなに美しかったろうかと思う。

いや、この悪天候の中でも、われわれは歓声をあげながら歩き続けたのだった。

どこを撮っても絵になる美しさだった。

これぞヨーロッパ、という感じ。

 

 

 

 

 

 

 

 

↑ここはリンデンホフの丘、という所。

川沿いの道を少しそれて登ると簡単に行けた。

リンデンというのは菩提樹のことなんだね。

 

 

 

高い所から見るのが好き

 

丘を降りながら。

 

 

 

 

可愛いお店が沢山あるので、興奮して小物を物色。

絵葉書やカード等を買い込む。

物価は高いです、・・はい。

 

 

ランチは例によってあんまりお腹は空いていないので、又スープ。

小寒い日に、温かいたっぷりのスープ、美味しかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

綺麗な通りを歩き、カフェで午後のお茶を。

私はホットチョコレート、E子はジュース?

テーブルに飾られた一凛の薔薇の花が印象的なカフェ。

 

帰りは駅の近くのスーパーに寄って、お惣菜を買い、ホテルで夕食にすることにした。

スーパーで地元の食材やお惣菜をみるのは楽しい。

鳥の足が入った袋を下げて電車に乗り、何とかホテルに戻り、最後の晩餐。

パリのアパート暮らし以来、このスタイルにはまっている。

 

 

スイスは想像以上に清潔で綺麗な場所だった。

もちろん今回歩いたのは、観光化された地域のほんの一部だったのだろう。

他の地にも行ってみたかったな~と、未練が残ることであった。