フィレンツェを発つ朝

 

私たちの泊まっていたホテルの部屋。

↓完全に物置化しているけど、実は広いリビングなのだ。

 

↓普通に寝室と

 

↓割と広いバスルーム。

 

 

ここのホテル、すごく高いというほどでも無かったのだけど、

観光地のど真ん中にあり、フレスコ画の天井のあるレストランで美味しい朝食をお腹いっぱい食べられる、という点を考えたらコスパ良かった気がする。屋上レストランもあるしね。

その上、どんな理由があったのか分からないけど、3ランクのグレードアップをされて、上記の様な広いリビング付きの部屋となったのだ。リビングの用してないけど。

 

実はこのアップグレード、我々的にはそんなにウエルカムでもなかったのよね。

真ん中にバスルームを挟んでいるのでリビングとベッドルームがかなり離れており、いつも見知らぬ外国の1室で身を寄せ合っている私とE子的には、リビングと寝室で時々離れ離れになってしまう、という心細さがあったり、単なる貧乏性から来る広い部屋恐怖症のようなものがあったり、したのだ。

それで、あろうことか、E子はフロントにダウングレード交渉をしに行ったのだけど、次に見せられた部屋はあまりにも狭苦しく感じられたので、悩んでいるE子を引きづって交渉をやめさせ、今回の部屋に落ち着いた訳。

慣れたら、それなりに快適なデラックスルームだった気がする。

 

 

 

 

 

さようなら、フレスコ画の食堂。

 

 

 

 

 

 

 

名残りを惜しみつつ、ホテル周辺を散策。

 

最後の日になったけど、飛行機に乗るまで時間があったので、

ミケランジェロ広場、という場所に行くことにした。

行は怖くて帰りはヨイヨイ、だったわ。

 

・・色々ありました。

まず、バス停にたどり着くも、乗るにはチケットが必要と知る。

どこで買えばいいのか?

不便なことに、かな~り遠くにあるスーパーマーケットまで歩いていかなければならなかったのだ。乗ってから払う、とかできないんよね。

チケット買って戻ってバスに乗りはしたが、変な場所で降りてしまった。

どこに行きたいのか、だけは分かっているが、今どこにいるのか、どのバスに乗るべきなのか分からない。まあ、ありそうなことです。

出会う人や運転手さんに聞きまくり、いろんな意見があったけど、やっと正しいバスに乗って、目的地に着く。

遠回りしたけど、これはこれでよかったかも。車窓から中世でないフィレンツェの風景を見ることができたし。普通の生活もあるのだと知った。

 

ミケランジェロ広場はかなり高台にあり、そこからの眺め。

フィレンツェ一望、美しかった。

あたし達的にはこれだけ見たら十分かも?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↑ 絵画の様な風景。

尖ったの、もしかして、糸杉の木ってやつかな。

 

 

 

 

 

ダビドの像。

これをミケランジェロが作ったからミケランジェロ広場?多分・・。

 

帰りがヨイヨイ、といったのは、

腹が立つことに、すぐ近くにホテルへの道が見えたからだ。

楽勝で歩ける範囲内だったのよ~

 

当然歩いて帰るけど、体力尽きて途中の公園で休憩。

 

 

 

イタリアも最後なので、本気のお土産買いに行く。

朝方バスのチケットを買ったスーパーに目星をつけていたので、そこでバラマキ土産を大量購入。コーヒーとかチョコレート、とかね。

 

今回は物価もアレなので、あまり大きい買い物はしなかったのだけど、

ここのスーパーで買った安いコーヒー、なかなか美味しかったのだ。

 

 

 

中世の街に戻り、川沿いのレストランで最後のランチ。

私が食べているのはラザニア‥のはずなんだけど、ひき肉の塊のようだった。(不味いとは言わない)

E子は実は結構な偏食家であり、海外では魚介類のなんちゃらしか食べないのだ。

だから魚介類のスパゲッティーだったと思う、これも・。

 

 

 

 

素敵な中世のホテルのロビーでお姫様ごっこ?

この服装じゃ決まらなかったね~

 

 

他に交通機関が無い中世の通りなので、タクシーを頼んで空港へ行く。

スイスインターナショナル航空でチューリッヒに飛び、空港近くのホテルで2泊する予定。

旅も終盤。