症状:下痢・粘血便・膿性便・発熱・体重減少等を呈し、主として大腸の粘膜や
粘膜下層を広い範囲に炎症を起こす。
原因:はっきりとしたことは明らかになっていない。
免疫機構の異常や心理学的な異常が指摘されている。
クローン病と症状が似ているが大腸のの粘膜・粘膜下層がびまん性に
炎症を起こし、直腸から口側へと病変が連続しているのが特徴。
直腸炎型の頻度が高いが、左側大腸炎型、さらには炎症が大腸全体に
及ぶ全大腸炎型などがある。
結節性紅斑、ブドウ膜炎、関節炎、壊疽性膿皮症等の消化管外に病変
が見られる。
診断:症状や消化管外病変を参考に下部消化管レントゲン検査、内視鏡検
査、または生検組織で所見を観察する。
西洋医学的治療:治療の原則は内科的薬物療法で症状が強い場合は入院
して加療する。5-アミノサリチル酸やステロイドで炎症を抑え
るが難治例もある。
消化管の安静を図るために鼻から管を通して栄養を体に入
れる経腸成分栄養や静脈に点滴をする完全中心静脈栄養
を併用することもある。
中毒性巨大結腸症、出血、穿孔、癌化の場合は手術を要す
る。
鍼灸治療:症状を起こしている消化管の自律神経を調整したり血流改善する
ことで自然治癒力を引き出し、過剰な免疫反応を抑えます。
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頭痛・肩こり・腰痛・坐骨神経痛・捻挫までも
京都市西京区桂野里町32-12 北京堂鍼灸京都
鍼療時間 9:00~22:00
(20時以降の治療は20時までにご予約下さい)