若年成人に好発します。性差は2:1で男性の方が多い。
厚労省の特定疾患に指定されています。
症状:腹痛・発熱・体重減少・下痢・血便。
主には回腸末端から大腸にかけてだが、
口の中から肛門までの全ての消化管に炎症を起こし、長期に
渡ると腸管が狭窄したり閉塞する。瘻孔(穴)を形成することもある。
消化吸収に異常をきたすことにより低栄養状態になる。
原因:細菌やウイルスの感染が報告されてきたが、原因不明とされている。
免疫学的要因も考えられている。
診断:症状を参考に内視鏡検査や血液検査、X線による消化管造影検査
で異常所見の有無を確認する。生検組織所見も参考となる。
西洋医学的治療: 薬物療法や低残渣食(食物繊維を抑えたもの)・
低脂肪食の食事療法を行う。
活動期には消化管の安全をはかるために経腸成分栄養
や完全中心静脈栄養を併用することもある。
高度の狭窄、穿孔、膿瘍、大出血が見られた場合は外科
手術の適応となる。
鍼灸治療:症状を起こしている消化管の自律神経を調整したり血流改善する
ことで自然治癒力を引き出し、過剰な免疫反応を抑えます。
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頭痛・肩こり・腰痛・坐骨神経痛・捻挫までも
京都市西京区桂野里町32-12 北京堂鍼灸京都
鍼療時間 9:00~22:00
(20時以降の治療は20時までにご予約下さい)