初詣は地元の神社へ
子どもの頃、この神社で年末にしめ縄作り、お盆には灯籠流しがあった。
馴染みの神社だが、すっかりご無沙汰していた。
寄付の芳名板に亡父の名があったりして
感慨深く眺めていたら、何人か同級生の名前も見つけた。
そんなしみじみした気持ちを打ち破ったのがコレ
しめ縄が化繊
垂(しで)もプラスチック
かつては氏子が作っていたものである。
この辺りでは、この神社の氏子かつ浄土真宗の寺の門徒が当たり前だった。
さらに4月には、お大師様をお祀りする集まりがあったっけ
江戸時代に毛利藩が干拓して造った農村である。
化繊のしめ縄と垂に驚いても、もはや東京在住の私に何ができるでもなく。
身勝手な寂しさを覚えた初詣である。