メイドの得意料理、ブロシェット
鶏肉だったり、牛肉だったり
ブロシェットでなくても、焼いてくれりゃいいよと私は言うのだが、料理人の意地なのか、串に刺す。
トーゴでは鶏肉が冷凍輸入品か、動いているかのどちらかで、冷蔵品は少ない。また、ムネ肉、骨付き、または丸ごとで、モモ肉の冷凍はまだ見かけない。
メイドは冷凍ムネ肉を水に浸けて解凍している。
パサつきがちな鶏ムネ肉も、生姜等の出汁に漬け込み、バターで水分を閉じ込めて仕上げるのがコツのようだ。
ちなみに、メイドは、小指の先ほどしかない小さな生姜を、わざわざ家ですり下ろして持って来てくれる。他にも、バジルのペーストなど時間と手間をかけて用意してくれる。
日本に帰ってから真似してみたが、そもそも私には大きさや繊維の方向を揃えるのが難しい。焼くと水分が逃げてパサつく。まだまだである。
糖質制限のため、ご飯や麺類を食べない私にだけ、ブロシェットを作ってくれたりする。夫にはかき揚げと蕎麦の時とか
ごく稀に肉野菜炒め登場、もちろん私にだけ
山盛りキャベツの上に載っている。
でも、やっぱり串に刺すのがいいらしい。