串に刺さずにはいられないのか | アフリカの海辺から

アフリカの海辺から

西アフリカのトーゴ共和国、東アフリカのザンジバル島、コロナ禍の今は、東京でのあれこれをお伝えします。

メイドの得意料理、ブロシェット

 

鶏肉だったり、牛肉だったり

 

ブロシェットでなくても、焼いてくれりゃいいよと私は言うのだが、料理人の意地なのか、串に刺す。

 

トーゴでは鶏肉が冷凍輸入品か、動いているかのどちらかで、冷蔵品は少ない。また、ムネ肉、骨付き、または丸ごとで、モモ肉の冷凍はまだ見かけない。

メイドは冷凍ムネ肉を水に浸けて解凍している。

パサつきがちな鶏ムネ肉も、生姜等の出汁に漬け込み、バターで水分を閉じ込めて仕上げるのがコツのようだ。

 

ちなみに、メイドは、小指の先ほどしかない小さな生姜を、わざわざ家ですり下ろして持って来てくれる。他にも、バジルのペーストなど時間と手間をかけて用意してくれる。

 

日本に帰ってから真似してみたが、そもそも私には大きさや繊維の方向を揃えるのが難しい。焼くと水分が逃げてパサつく。まだまだである。

 

糖質制限のため、ご飯や麺類を食べない私にだけ、ブロシェットを作ってくれたりする。夫にはかき揚げと蕎麦の時とか

 

ごく稀に肉野菜炒め登場、もちろん私にだけ

山盛りキャベツの上に載っている。

 

でも、やっぱり串に刺すのがいいらしい。