タイ米で糖質制限 | アフリカの海辺から

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西アフリカのトーゴ共和国、東アフリカのザンジバル島、コロナ禍の今は、東京でのあれこれをお伝えします。

クリスマスに故郷の家族に買うもの

 

ヤムイモで作ったフフが伝統的な主食の地である。

首都ロメに畑は多いが、水田はなさそうだ。砂地だし、沼はあっても、灌漑が施されていないようにみえる。これでは、勤勉なトーゴ人でも稲作は難しいだろう。

 

米はタイ米

クリスマスに米を食べるというのも、分かる気がする。

日本だって「米の飯を腹いっぱい」が誘い文句の時代があった。

 

トーゴに来るまで、自分で買ってまでタイ米を食べることはなかった。パサパサして不味いという先入観があったのだろうか。

しかし、いざ食べてみると美味しいではないか!

 

暑いせいか、調理方法なのか、本当に美味しい。

 

さらに、血糖値管理という点で、タイ米には歓迎すべき点がある。

 

タイ米100グラムあたりの糖質は32グラムで、日本のうるち米と変わらない。カロリーも同様

 

しかし、GI値はタイ米の方が低いため、血糖値上昇はうるち米よりも緩やからしい。うるち米でも玄米の方がGI値は低くなる。

糖尿病患者の私は、カロリーはあまり気にしていない。糖質と血糖値上昇が肝要である。

 

始めは、メイドがピラフを炊く様子を見て、真似をした。ステンレス鍋にアルミホイルを被せてから蓋をする。これで密閉性が高まるわけだ。

 

その後、炊飯器で炊く方法を調べた。米と同量の水、塩をオリーブ油を加えて、炊飯器のスイッチを押すだけ。今では、具を入れないで炊く場合は、メイドも炊飯器を使っている。

 

もちろん、タイ米でも、量は50グラム程度にしている。

肉などのタンパク質、野菜を食べてから、最後にタイ米を食べる。ベジ・ファーストというよりも、カーボ・ラストである。

GI値が低いからと油断はできない。

 

それでも、カレーやピラフ、炒飯にはタイ米のパラパラ感がよく合う。

 

日本に帰っても食べるな、きっと。