自転車運転中に急にブチっと前輪のブレーキワイヤーが破断した。

 

自分で修理できるか方法をネットで検索したら普通に出来そうだった。Amazon等のネットでブレーキワイヤーをいきなり購入するのは不安があったので、まずは近所のカインズに出向いた。

 

前輪用と後輪用で長さが全然違う。ブレーキではなく変速用のワイヤーもある。

さらに前輪用でもスポーツ自転車用やアップハンドル用など複数の種類がある。(よくよく見ると違いは長さだけのようだ)

あらかじめ長さを測っていったので大体どれを購入すればよいか判断できた。

しかし、いきなりAmazon等で購入しなくてよかった。実物を見てよかった。

 

一応店員に相談したらドキリとさせられた。

ワイヤーを切断する場合は特殊な工具が必要ですとの事。えっそんな工具持ってない。

ちなみに交換費用を尋ねると、部品代+工賃700円との事。

 

ワイヤーはネットで買えば400円弱だがカインズは700円弱。

賭けに出て所持している工具(ペンチなど)で自分で交換することにしてワイヤーだけ購入して帰宅。

 

ここで問題が発生した。

 

(1)問題1

ブレーキレバーのタイコの格納穴をよく見たらなんかタイコが残っている。えっもしかしてタイコの根元からワイヤーが破断したのか。このタイコを取り出すのに苦労した。穴にピッタリはまる仕組みなので工具が穴に入らない。

いろいろ考えてまずは磁石でくっ付けて取り出せないかと。全然ダメだ。

次にその辺にあった強力両面テープをマイナスドライバーの先端に巻き付けてタイコにくっ付けてみた。これは上手くいった。ふぅー疲れた。

 

 

 

 

(2)問題2

長さは大体良かった。新品ワイヤーを基に戻していこうとしたら途中でワイヤーを通す部分があり、そのままではワイヤーが太くて通らない。余分な部分の外側のビニール被覆を剥いた。

 

これで細いワイヤーが露わになると思ったらなんとワイヤーを覆うようにインナーワイヤーと言ってよいのか金属で覆われていた。これを一番内側の細いワイヤーのみ残してインナーワイヤーのみ切断するのが一苦労だった。これか!店員が言っていた特殊工具が必要というのは。

 

ペンチでぐりぐりしても一向にキズが付かない。

2日くらい格闘したが駄目だった。

あきらめてカインズに持ち込むか。

そこでふと閃いた。

 

一番中心の細いワイヤーはインナーワイヤーとビニール被覆を残してスルスルと簡単に取り出せたのだ。

残ったのはインナーワイヤーとビニール被覆。ペンチで難なくむき出しになった余分なインナーワイヤーを切断できた。特殊工具など必要なかったのだ!!

 

中心の細いワイヤーを入れなおせば元通りである。

 

こうしてワイヤーを通す部分に通すことが出来てブレーキワイヤーの交換は完成したのであった!!

良かった良かった!

 

 

~自転車修理シリーズ~

その1 タイヤ空気漏れ修理

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