要支援・要介護認定申請書を提出時に、

受付担当者に、父から出る雰囲気や、行動、言動が明らかに認知症ではないかと思われる旨を

話したところ、訪問調査も同時に予約していきますか?と促された。

当方の中では、かなり切迫していたので、その場で空いている日を予約して帰った。

 

雑に言うと通常の流れでは、

 

1.病院に連れていく

2.要支援・要介護認定申請書を提出(当日、または、後日、訪問調査の予約。)

3.訪問調査

4.要支援・要介護レベルの判定会議

5.30~40日後に、レベルの判定結果が、郵送されてくる

 

申請書を提出すれば、役所の公表しているなにがしかのサービスは、

受け始めることができるようですが、判定されたレベルの結果如何では、

自費になってしまうサービスもあったりするので、結果が出るまでの間は、

最低限のサービスに抑えるのが一般的とのことだった。

 

少し話がそれてしまったが、予約した訪問調査によって、

要支援・要介護認定を受けたい(受けさせたい)被保険者が、

 

1.どのような生活をしているか

2.健康状態はどうか

3.認知症などの程度はどうか

 

を、訪問して確認するもののようである。

 

前段での申請書で、かかりつけ病院名が、もし必須ということであれば、

内容的には、あまり必要のあるものとは言えない、明らかにただの確認である。

当然、悪いことを考える人がいないならば、病院でも間違いなく患者の状態を診断書として、

提出してくれるからである。

実際、連れて行った病院の先生も、役所からの依頼で出すことになっていると言っていた。

 

兎に角、訪問調査は、平日の昼間の時間帯に実施するので、

その日は、少なくとも数時間は空けておかなくてはいけない。

 

当日、調査員が来る前に、少し早く実家に行って掃除でもしておこうかとも思ったが、

普段の生活環境、健康状態などを調査するって言っていたので、思い返しやめた。

でも、調査員が来る時間に起きられても、そこからスタートではなくなってしまうので、

30分ほど早く実家に向かうことにした。

まぁ、案の定、毎日が日曜日の父は、寝ており、訪問調査員が来るから、と言っても、

ピンと来た様子もなく、ただだらだらと起きて、歯を磨くわけでもなく、顔を洗うわけでもなく、

日常と言わんばかりに、居間の椅子に座った。

 

歯は磨かないの?

顔は洗わないの?

と試しに聞いてみたが、反応は薄かった。

 

しばらく待つと、調査員が訪ねてきた。

 

家の中の衛生状態が、あまり良くないので、その旨を家の外で話し、

病院の先生からの診断内容と直近で気が付いた内容をしたためたメモを渡し、

訪問調査に取り掛かってもらった。

 

病院で先生が認知症確認に実施した内容(おぼろげな記憶による)、

 

1.氏名、生年月日の確認

2.当日の日時

3.動物、家具、道具などの絵を見せ、次の確認(数分後に記憶を確認)

4.健康状態の確認(手足の動作状態などを確認、寝室で横になって寝がえりや起き上がり動作の確認)

5.日常の確認(何時ごろに起きているか、爪を切っているか、風呂に入っているか、

 ご飯はどうしているか、トイレは一晩に何回ぐらいいくかなど結構細かに聞いていた気がする)

6.3.で見せた絵の記憶の確認

7.家の中の衛生状態、掃除具合、ごみの状態など

8.家族への聞き取り、数分

 

など

 

こんな感じだったと記憶しているが、不足している内容はあるかもしれない。

調査員による訪問調査は、概ねこれと同じ内容であったと記憶している。

対象者にもよるのかもしれないが、概ね1~2時間は掛っていた気がする。

終わってから、調査員の方が帰るときに、いつもこんなに穏やかな感じですか?と聞かれ、

当方とだけだと、毎回喧嘩になり、怒鳴り始めると言っておいた。

実際、第三者が居ると割と「シャン」としていて、穏やかなのである。

認知症になっても、外面は良いんだなと心の中で思っていたが、この時もそうだった。

 

こんな感じで、訪問調査は終了した。

 

この後に、食材の買い出しをして、冷蔵庫に詰め込んで帰宅したが、

家に着くころには暗くなっていた。

 

何もせず、その場所にいるだけだったが、とても疲れた日だった。