広島から備中神代を超えて新見まで乗り通した芸備線。
途中、野馳駅と東城駅を訪問しましたが、その他にも降りてみたい駅舎がいくつかありました。
しかし、列車本数は極めて少ない。
さてどうすればよいか…
💡!
「駅間を歩けばよい」
ということで、今度は芸備線を歩いて旅します。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230803/21/pei-ucm/a1/84/j/o1080060715320627239.jpg?caw=800)
5:00、まだ真っ暗な新見駅。
昨日お世話になったホテルの方が「明日のチェックアウトは早いですか?」と尋ねてきましたが、私のような芸備線の始発に乗る方を何度も見送ってきたのでしょう。
私も歴代の宿泊客と同様、早々とチェックアウトし新見駅へ向かいました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230803/21/pei-ucm/98/74/j/o1080060715320627251.jpg?caw=800)
乗車するのは珍しい【快速】の備後落合行き。
早朝にのみ設定されている、貴重な列車です。
JRの関西圏で見られるものと同じ書体ですが、スピード感ある【快速】と超山間部の駅【備後落合】の組み合わせ、違和感があり面白いです。
新見 5:17 快速備後落合
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230803/21/pei-ucm/ea/11/j/o1080060715320627261.jpg?caw=800)
小奴可 6:14着
駅巡りが目的なので、小奴可で下車。
なかなか初見では読みづらい駅名。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230803/21/pei-ucm/b9/1a/j/o1080060715320627267.jpg?caw=800)
まだ日も昇らない冬の早朝。
木造の駅舎内に冷気が入り込みます。
寒いですが、この駅で夜明けを待ちます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230803/21/pei-ucm/74/df/j/o1080060715320627274.jpg?caw=800)
7:00を過ぎたところで、ようやく明るくなりました。
素晴らしい木造駅舎がその姿を現すと、寒い中待ってよかったなと思います。
ちなみに、タクシー会社が駅舎内にあり、乗車券も購入できます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230803/21/pei-ucm/07/84/j/o1080060715320627286.jpg?caw=800)
ようやく列車が来た!
と思いきや。
こちらは先程乗車した列車が備後落合で折り返し、新見に戻るもの。
私は備後落合に行きたいので、この列車には乗りません。
しかし、次に備後落合方面が来るのは、なんと6時間後。
さてどうするか。
つまり、歩けばいいわけです!!
歩いて備後落合まで行き、そこから列車の旅に戻れば、効率よく移動できます。
ということで、駅間徒歩開始です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230803/21/pei-ucm/0f/7f/j/o1080060715320627295.jpg?caw=800)
途中雪が強まり、私のリュックサックを含め全身雪まみれの状態で殊勲のゴールです。
道後山駅からは4kmほど、こちらもだいたい50分程度で着きました。
小奴可〜道後山〜備後落合と全体でも10kmもなく、道もそこまで険しい道のりではありませんでした。
きちんと舗装された道を安全に歩けたので、問題ありません。
寒いのと雪が強いのを除けばですが。
春や秋に歩くのがベストだったかもです。