遥か南方の枕崎駅を出発し、何路線も乗り継いできました。

いよいよ残り一路線。


旭川駅の電光掲示板に、最北の街・稚内の文字が輝きます。
この列車に乗るだけでゴールにたどり着きます。
しかし道中は長く、ざっと6時間ほど。
エンディングにふさわしい、長距離普通列車の旅です。
最後に乗車するのはキハ54。
後方にはキハ40も連結していますが、こちらは名寄で切り離されます。
ゴール、そして最北の街へ向けて出発!

旭川  6:03発 普通稚内
旭川運転所には、宗谷本線急行色に塗装されたキハ40が!
こちらに乗りたかったんですけどね。
塩狩峠で有名な塩狩で列車待ち合わせ。
名寄方面からのH100形は堂々たる3両編成。
キハ40が減り寂しいですが、これからの宗谷本線、そしてJR北海道を支えてほしいですね。

名寄で後方のキハ40を切り離し。
作業の関係もあり、10分ほど停車。
ホームの自動販売機で飲み物などを調達しました。
名寄からはキハ54の単行。
単行で間に合ってしまう需要です。
かつての豊清水駅で、上りサロベツ2号と交換。
稚内→枕崎でお世話になったキハ261系、いつ見てもかっこいいなと思います。
有名な糠南駅。
一度降りてみようと思ってから、早くも7年経ってます。
毎年大量に駅が廃止されているJR北海道、ここも行けるときに行かないと。
糠南同様、板張りの簡素な南幌延駅。
むしろ廃止されていないのが不思議な駅です。
幌延に到着。
ここでは20分ほど停車。
稚内までもう少しです。
駅舎内には、宗谷本線のグッズを取り扱う売店がありました。
ミニホーロー欲しかったなぁ。
少しお高い値段。
代わりに【宗谷本線】のミニサボマグネットを買いました。
抜海駅を過ぎると、車窓のハイライト区間に。
晴れていれば利尻富士を拝めるのですが。
曇でも、それはそれで良い景色です。
稚内   12:07着

やっと着きました!!!!
枕崎を出発してから一週間。
ほぼ普通列車のみで南から北への大移動、完結。
稚内から枕崎まで移動したときは、だいぶ駆け足となってしまいました。
今回は普通列車をメインに移動。
道中ゆっくり車窓を楽しみ、様々な列車に乗り換えて楽しみ、立ち寄ったお店でご飯を楽しみ…
ゆっくりと移動をしたからこそ、見えたものがあったと言えます。
やりきりましたが、ここで「このページに枕崎でもスタンプ押しておけばよかったのでは…」と今更後悔。
まあ、またやればいいでしょう笑

ゴールしましたが、まだ続きます。