Dynamic着物アニメーション動画作成(その2)
前回の記事でdynamic着物アニメーション作成法の概要を紹介
しましたが、今回もdynamic着物アニメーションについての紹介です。
今回は以下のような動画を作成しました。
前回の動画では、モデルの動きはAniblock2にモーションファイル
(BVHファイル)を配置し、Timelineにbakeしてアニメーション
静止画像出力⇒アニメーション変換する手順をとりました。
今回は、dynamic着物を着せたアニメーションで着物が確実に装着
できるようにtimeline上で一定間隔(フレーム)おきにポーズを
つけて、アニメーション静止画像出力(連番)⇒アニメーション
変換をしています。
上の動画で紹介している通り、着物が、きちんとモデルの動きに
追随してくれました。
備忘録を兼ねて作成手順を1から記録しておきます。
<手順>
1)DAZ STUDIO 4.6.2(最新版)を起動する。
2)Smart Contentタブ⇒Figures⇒Victoria4.2でフィギュアをView
画面に読み込みむ
3)Content Libraryタブ⇒ptoducts⇒T⇒Teen AshleyCharacter and Hair
で、VictoriaにTeen ashleyのMAT、character、hairを取り付ける
4)SceneタブでVictoria4.2を選択
5)メインメニューのEdit⇒Figure⇒Zero⇒Zero Figure Poseでゼロポーズ
をとらせる(両手を広げたポーズ)
6)Parametersタブを選択してからoptionメニューを開いて「Move to Floor」
を選択(モデルの足を床に着地させておく)
7)メインメニューのwindows⇒panes(tabs)⇒timelineを選択
8)適当な間隔でモデルにポーズをつけていく
(私は、今回50フレーム間隔でポーズをつけていきました)
9)Timelineの0フレームに戻る
10)Content Library⇒D⇒Dynamic Kimono for DS⇒Kimono_obiBOWを選択して
モデルにdynamic着物を着せる
11)メインメニューのwindow⇒panes(taba)⇒dynamic clothingを選択
設定は以下としました
・cloth action affect:All Cloth in Scene
・Collode with:head、hand、footは衝突計算から除外するためレ点を外す
・PreferencesはSelf intersectionを選択(レ点を付ける)
・Collision Tolerance(cm)は2.50を設定
・internal pressureは2.00を設定
上記設定をしてからdrapeボタンを押してdrape(simulation)開始
フレーム数によりますが、drapeには時間がかかります。
またdrape終了後、timelineで再生してみて着物がうまく装着できていない
フレームがあれば、その範囲を再度drapeして修正する必要があります。
12)drapeが終了したら、メインメニューのRender⇒render Settingsの
Advanced画面で以下を設定しておく
・Shader:Default
・Preset:Active Viewport
・Pixels:今回、480×369を設定しました
・Aspect:13:10を設定しました
(cinstrain proportionsにレ点を付けておく)
・render to:アニメーション連番画像出力させるのでimage seriesを選択
・Start FrameとEnd Frameはレンダリング範囲を入力する
・Name:保存する画像の名前を入力(任意)、ファイル形式は.pngを選択
・Folder:一連の出力画像を保存するフォルダー名(任意)を入力
・Render Engine:3Delightを選択
・Gammma Correction:on、Gamma:2.00を設定
残りの項目はデフォルトのままとしました。
13)上記設定を終えたら「Render」ボタンを押してレンダリング開始
※susu-haraiよりも短時間でレンダリングが終了しました。
14)レンダリングが終了したら、連番画像からアニメーション動画に変換
します。私は、最初のフレームは破棄して、IrfanViewで一旦画像番号を
付け直しています。
また、画像の色合いなどを編集するために、Adobe Photoshop CS6 PROの
アクションを利用してトーンやコントラストを自動で一括処理しています。
15)以上の手順で全ての画像が揃ったら、Adobe Premiere CS6 PROを利用
してアニメーション動画に変換
16)最後にMAGIX社のMovie PRO MXで映像を編集加工して完成
前回の記事でdynamic着物アニメーション作成法の概要を紹介
しましたが、今回もdynamic着物アニメーションについての紹介です。
今回は以下のような動画を作成しました。
前回の動画では、モデルの動きはAniblock2にモーションファイル
(BVHファイル)を配置し、Timelineにbakeしてアニメーション
静止画像出力⇒アニメーション変換する手順をとりました。
今回は、dynamic着物を着せたアニメーションで着物が確実に装着
できるようにtimeline上で一定間隔(フレーム)おきにポーズを
つけて、アニメーション静止画像出力(連番)⇒アニメーション
変換をしています。
上の動画で紹介している通り、着物が、きちんとモデルの動きに
追随してくれました。
備忘録を兼ねて作成手順を1から記録しておきます。
<手順>
1)DAZ STUDIO 4.6.2(最新版)を起動する。
2)Smart Contentタブ⇒Figures⇒Victoria4.2でフィギュアをView
画面に読み込みむ
3)Content Libraryタブ⇒ptoducts⇒T⇒Teen AshleyCharacter and Hair
で、VictoriaにTeen ashleyのMAT、character、hairを取り付ける
4)SceneタブでVictoria4.2を選択
5)メインメニューのEdit⇒Figure⇒Zero⇒Zero Figure Poseでゼロポーズ
をとらせる(両手を広げたポーズ)
6)Parametersタブを選択してからoptionメニューを開いて「Move to Floor」
を選択(モデルの足を床に着地させておく)
7)メインメニューのwindows⇒panes(tabs)⇒timelineを選択
8)適当な間隔でモデルにポーズをつけていく
(私は、今回50フレーム間隔でポーズをつけていきました)
9)Timelineの0フレームに戻る
10)Content Library⇒D⇒Dynamic Kimono for DS⇒Kimono_obiBOWを選択して
モデルにdynamic着物を着せる
11)メインメニューのwindow⇒panes(taba)⇒dynamic clothingを選択
設定は以下としました
・cloth action affect:All Cloth in Scene
・Collode with:head、hand、footは衝突計算から除外するためレ点を外す
・PreferencesはSelf intersectionを選択(レ点を付ける)
・Collision Tolerance(cm)は2.50を設定
・internal pressureは2.00を設定
上記設定をしてからdrapeボタンを押してdrape(simulation)開始
フレーム数によりますが、drapeには時間がかかります。
またdrape終了後、timelineで再生してみて着物がうまく装着できていない
フレームがあれば、その範囲を再度drapeして修正する必要があります。
12)drapeが終了したら、メインメニューのRender⇒render Settingsの
Advanced画面で以下を設定しておく
・Shader:Default
・Preset:Active Viewport
・Pixels:今回、480×369を設定しました
・Aspect:13:10を設定しました
(cinstrain proportionsにレ点を付けておく)
・render to:アニメーション連番画像出力させるのでimage seriesを選択
・Start FrameとEnd Frameはレンダリング範囲を入力する
・Name:保存する画像の名前を入力(任意)、ファイル形式は.pngを選択
・Folder:一連の出力画像を保存するフォルダー名(任意)を入力
・Render Engine:3Delightを選択
・Gammma Correction:on、Gamma:2.00を設定
残りの項目はデフォルトのままとしました。
13)上記設定を終えたら「Render」ボタンを押してレンダリング開始
※susu-haraiよりも短時間でレンダリングが終了しました。
14)レンダリングが終了したら、連番画像からアニメーション動画に変換
します。私は、最初のフレームは破棄して、IrfanViewで一旦画像番号を
付け直しています。
また、画像の色合いなどを編集するために、Adobe Photoshop CS6 PROの
アクションを利用してトーンやコントラストを自動で一括処理しています。
15)以上の手順で全ての画像が揃ったら、Adobe Premiere CS6 PROを利用
してアニメーション動画に変換
16)最後にMAGIX社のMovie PRO MXで映像を編集加工して完成