DAZ STUDIO 4.6 PROで3Dアニメーションを作成してみました


これまでに作成してきた3DCGフィギュアを使って、標準で搭載
されているモーションをセットしてアニメーションさせてみます。


使用した3Dフィギュアは以下のマッチョマン(笑)です。

DAZ STUDIO FIGURE EXPRESSIONS



DS4で標準バンドルされている男性フィギュアをシェーピング
ツールでボディビルダー体型に変更して作成したものです。


アニメーションを作成するには、レンダリングツールで出力を
「movie」に設定してレンダリングすることで動画を作成すること
が可能です。



上記で作成したアニメーションはフレーム数が1872枚です。
レンダリングするのに、とても時間がかかってしまうので、就寝
して起きたら出来上がっている、という感じです。
気長に待つ・・・・・・・・・


その割に、DAZ4で直接出力させるとアニメーション動画は解像度が
よくありません。


もっと高画質で動画出力したい・・・・・・・・
そういう時にはレンダリングを「連続イメージ出力」モードにして
連番の画像を出力させてから、連番画像⇒動画変換ツールで出力する
と、高画質のアニメーションを作成することができます。


DAZ STUDIOで直接アニメーション動画にした場合との画質は雲泥の
差があります。
直接出力した場合は、モザイクがかかったようなアニメーションに
なってしまいますが、連番画像⇒動画変換で作成すると、かなり高画質
のアニメーションを作成することができます。
上記で紹介している動画を見れば、納得されると思います。


一手間をかけても、高画質アニメーションを作成できるメリットを
考えれば、時間を割く甲斐は十分にあります。


今回、連番画像⇒動画変換には「TMPGEnc Authoring Works 5」を使用
しました。


注意事項としては、DAZ STUDIO4.6 PROで連番画像出力する際のファイル
形式は「JPG」に設定しておくこと。
PNGファイル形式にしておくと、TMPGEncで動画変換することができません
ので・・・・・・・


私自身、これをやってしまったので、IrfanViewを使って一括ファイル変換
でPNG⇒JPGに変換するという手間をかけてしまいましたが、このファイル
変換ソフトは無料ですし変換時に画質劣化を防止できる機能も備えている
ので、私と同じようにpng連番画像出力をしてしまった時には使ってみて
下さい。


JPG連番画像からTMPGEncで動画出力する作業は、今回のアニメーションの
フレーム数は1872枚ありましたが、僅か22秒で完了しました。


そして出来上がったアニメーション動画は上で紹介している通りです。
※作成した動画をMOVIE PRO MXで編集して仕上げています。





光源設定もしているし、連番画像出力は「煤払い」を使用しガンマ補正を
加えているので、アニメーションで動いているフィギュアはリアルな影が
表現されています。