もう一度読んだ。きっかけは『教誨師』という映画。大杉漣が牧師さんで本人も何らかの過去を引きずっていて、何人かの死刑囚の懺悔や与太話を聞いて死への恐怖を和らげるというもの。中に私の大好きな玉置玲央がいて、最後にすごい演技を見せてくれるんだけれども、ネタバレになるのでこの辺にしておく。


この映画を見てああ、と思い出した本。読むのに時間がかかったけれど、今年初めからなんだかんだ辛かった私の精神をすーと一撫でしてくれた。

「死ぬことは不幸ではない」「人は皆死刑囚だ。けれどもっと深く考える必要がある」などなど……🤔他にも胸を打つ言葉がいっぱいあったんだけど何しろ「哲学」。掴めたと思ってもスルッと手をすり抜けてしまう。


また池田晶子巡りしようかな?今はシオランにハマっているんだよね。