知識ではなく知恵 | 窓の外の風景

窓の外の風景

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お盆になると小生の隣近所の家々ではきゅうりの馬・なすの牛が並ぶ。


先祖を迎える習わしが今も残る。


何故きゅうり、なすを使用するのかは諸説あるらしい。


その一つに、『昔は馬での移動が最も速かった』なのできゅうりを馬に似せて使うようになった。


があるようだ。



以前何かで読んだか聞いた話だが


お墓参りに来た子供が『馬より車のほうが速いよ。』とお坊さんに言った。


お坊さんは『そうだね、そうしたらニンジンを使ってロケットを作りご先祖さまに早く帰って来てもらおう。

        早く帰って来てもらいたい気持ちがあれば乗り物は何でもいいんだよ。』と答えた。


言葉が優しさに溢れているように感じた。


大人の知恵を持って子供目線で話をする。


そうしてその子が理解できれば形や形式は現代風に変わっても昔から続く習わしは続いていくのだろう。


小生、そのような話し方ができる大人になりたいと思うエピソードであった。