<参考記事:飛行機だけでなくホテルもお得にしかもラグジュアリーに!>
2017年 日本一人気のあるカードとして紹介されていました。日経トレンディ調べですが(笑)
SPGアメックスカード を発行する人が続出。その絶大なるメリットと"今すぐ"作る理由とは。

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先日、ANAの国際線特典航空券で、提携航空会社が含まれている場合、多少必要マイル数は増えるものの、国際線区間到着数ヶ月後(国際線区間出発数ヶ月前)の便でも国内線のチケットをつけることができることを下記の記事でご紹介しました。

今回は、この記事でご紹介した国内線部分の片道フライトが、国際線の国内発着地と全く関係ないことを見つけましたので、ご紹介します。マイレージに精通したかたなら、何を今さらな情報かもしれませんが…。
 
言葉で説明するよりも画像で見ていただきます。こんな取り方ができるのです。
 
 
 
最後の便が、ソウル往復をした羽田と関係ない、石垣から大阪の便です。
 
 
先日の記事内では
A.羽田➡️ソウル(ANA)
B.ソウル➡️羽田(アシアナ航空)
C.羽田➡️沖縄 石垣島(ANA)
といったルートで予約する方法をご紹介しました。ソウルの単純往復に日程の離れた石垣島便を追加できるという技です。
 
このCルートの部分は、Aの前につけることもできて、ソウルにいく旅行の前に例えば札幌旅行に行く予定がある場合は、
 
0.札幌➡️羽田(ANA)
A.羽田➡️ソウル(ANA)
B.ソウル➡️羽田(アシアナ航空)
 
こんな感じで予約をとって、札幌行きの片道だけを個別に追加手配すれば、札幌旅行の片道分がうきます。
 
ここまでは、前回ご紹介した通りなのですが、この国内線部分は、1つのルールさえ守れば、実は国内線のどの路線でも付けることができるようです。
 
冒頭の画像でお見せした通り、
A.羽田➡️ソウル(ANA)
B.ソウル➡️羽田(アシアナ航空)
C.大阪➡️石垣(ANA)
のように、国内線の発着地が羽田でなくても良いのです。国際線特典航空券につける国内線区間においてもストップオーバー(24時間以上の乗り継ぎ)かつオープンジョー(目的地と出発地が別)を適用できるということです。
 
もちろん、旅行の日程次第では、前に組み込むことも可能です。
 
0.大阪➡️石垣(ANA)
A.羽田➡️ソウル(ANA)
B.ソウル➡️羽田(アシアナ航空)
 
唯一守らなくてはいけないルールとしては、同じ都市を二回目的地にすることはできないということです。例えば
 
A.羽田➡️ソウル(ANA)
B.ソウル➡️羽田(アシアナ航空)
C.大阪➡️羽田(ANA)
 
このようなルートです。
Bで1度羽田に帰ってきているにも関わらず、Cで再度羽田に帰ることはできません。
 
と!新たに発見したルールを理解していただいたころで、『そもそもこんな技を使う機会があるのか?』という素朴な疑問をお持ちのかたもいらっしゃると思います。この例だと東京近郊にすんでいるであろう人が、別日程とはいえ大阪から石垣島便を使う予定なんてあるのかと。
 
A.羽田➡️ソウル(ANA)
B.ソウル➡️羽田(アシアナ航空)
C.大阪➡️石垣(ANA)
 
実家が地方にあったり、主張先から旅行に出掛けるときなど、いくつかケースは考えられますが、それ以外にも実は超繁忙期にマイルで国内線を取りたいときにこの技が活躍します。
 
たとえば、二月にソウル旅行を予定して、ゴールデンウィークに石垣島に行きたいとします。ご存知の方も多いと思いますが、ゴールデンウィークの石垣島直行便の国内線特典航空券は、相当熾烈で、ほとんど予約不可と考えた方が良いです。
 
国内線特典航空券の予約開始は2ヶ月前で、いろいろなブログに書かれている2ヶ月と2週間前に予約する裏技(ググればすぐに出てきます)を使ったとしても、ライバルが多くて、予約するのはかなり大変でしょう。
 
そんな時は、この国際線特典航空券のおまけで予約する国内線片道分がかなり有利なのです。なぜならば、国際線特典航空券は、355日前に予約が可能で、それに付随する国内線も当然その時に合わせて予約が可能だからです。
 
2月3日.羽田➡️ソウル(ANA)
2月6日.ソウル➡️羽田(アシアナ航空)
5月3日.羽田➡️石垣(ANA)
 
こんな旅程を前年の春や夏に検索すれば、たいてい空席を見つけることができるでしょう。
 
と、ここまでは、前回ご紹介した域を出ないのですが、問題は『ゴールデンウィークをつかって旅行したいけど、往路はゴールデンウィークに入る前の平日休みがとれそうだけど、ゴールデンウィーク直後の平日休みがとれそうにないなぁ。平日の往路は自分でもチケットを取れそうだけど、帰りは空席とるの難しそうだな。とれても正規料金しかないだろうな。』なんて時はないでしょうか?
 
この時、海外旅行(下記ではソウル往復)がその連休後に予定されていれば、
 
5月5日.石垣➡️羽田(ANA)
8月3日.羽田➡️ソウル(ANA)
8月6日.ソウル➡️羽田(アシアナ航空)
 
こんな感じで予約すればいいのですが、海外旅行がその前に予定しているときは、
 
2月3日.羽田➡️ソウル(ANA)
2月6日.ソウル➡️羽田(アシアナ航空)
5月5日.石垣➡️羽田(ANA)
 
こんな旅程になってしまい、先ほど書いた通り、羽田に二回帰ることになるので、これは予約できません。
 
この時、解決すべき方法は2通りあります。
ソウルからの到着地を羽田以外にするか、5日の石垣島からの到着地を羽田以外にすることです。
 
案①
2月3日.羽田➡️ソウル(ANA)
2月6日.ソウル➡️大阪(アシアナ航空)
5月5日.石垣➡️羽田(ANA)
 
案②
2月3日.羽田➡️ソウル(ANA)
2月6日.ソウル➡️羽田(アシアナ航空)
5月5日.石垣➡️大阪(ANA)
 
ソウルからは他の都市にも直行便が飛んでますので、案①の方法をとることができますが、羽田や成田しか飛んでいない海外の場合は、案②しか選択肢がありません。
 
大阪や中部着などの後に東京に帰りたいときは、大阪・中部から羽田や東京駅へ格安航空券や新幹線で帰ることになります。
 
いずれにせよ、5月5日のほぼ正規料金に近い石垣島直行便を有料で買うよりは、熾烈な空席競争に参戦しなくてすみますし、お得になるはずです。(本数の多い大阪➡️羽田、大阪➡️東京は石垣からの直行便を予約するよりもずっと簡単なはずです)
 
今回は少しマニアック?な技のご紹介だったかもしれませんが、これを知っているといつか役に立つ日がくるかもしれませんので、頭の片隅にでもいれておいてください。(ルールが変わらない限り…)
 
と、、、、長々とご紹介してきましたが、それもこれも、特典航空券を得るためのマイルがたまっていないとはじまりません。これからマイルをためたい!というい初心者のたかはこちらの記事からお読みください。
 
 
マイルだけあっても、ホテル代がな…という方は、こちらの記事を。
 
 
私はこの二つの方法で、飛行機(ビジネスクラス)もホテルも無料で楽しんでいます。