さて、ユーロ2008の決勝トーナメントへの椅子は、あとひとつ。
それを争うロシアとスウェーデンが直接対決! 燃えるぜ!
が、勝たなきゃいけないロシアと、ドローでもOKなスウェーデンと、
立場がまったく異なる。
スウェーデンはほぼベストメンバー。ほぼ全員知ってる選手だが、
ロシアはアルシャヴィンとセマク以外は、ほとんど知らない…
監督の反日男ヒディンクは、よ~く知ってるけどね(T^T)
開始早々からスウェーデンが攻勢をかける。
しかし、ロシアもカウンターで反撃。2分にチャンスを作りかける。
その後はロングボール中心の展開でやや緩い雰囲気だったが、
6分にロシアが左サイドのオーバーラップからエリア内へ侵入。
振り向けば、絶好のシュート位置というところまで何度も迫る。
が、そこはスウェーデン、最後をしっかりとしめて危険をシャットアウトする
9分、左からFKにズラタンを頭で合わせて落とすが、ラーションに届かず。
10分、スウェーデンGKイサクションに、イエロー。
12分、ロングパスをゴール前に入れて、リュングベリが迫るが、やや無謀だった
13分、ロシアの右サイドからクロス。ヘッディングはゴール左へ外れていく
徐々にロシアが圧力を高め、スウェーデンは防戦にリソースを割かれる展開に。
14分、またしても右から崩したロシアがエリアへ侵入。シュートを放つ。
が、これまたポストから大きくそれる
15分、ズラタンとリュングベリとパス交換で、エリアすぐ外からシュート。枠の外へ
すからず、ロングボールでつないだロシアが、シュートで攻撃を終わる
18分、パスをつないで、エリア左からクロスを入れるロシア。
が、スウェーデンDFが頭でクリア
20分には、ロシアがCKから惜しいシュートを連発。
いずれもわずかにポストをそれてしまう
24分に、右サイドの高い位置でボールを奪ったロシアがサイドを崩し、
グラウンダーのクロスを。右SBがエリア内でさらに中央へとつなぎ、
最後はFWパブリュチェンコが決める。
なんと、さらにロシアが先制点をゲット!!!!!
25分にもロシアが攻勢を強め、エリア内へ攻め込むが、
シュートは惜しくもはずれる。
が、直後にラーションがロングボールを拾って、シュート。
バーの上をわずかにすり抜ける。惜しいっ!!!
26分に、再びロシアがエリアすぐ外からシュート。GKにキャッチされる。
ここから、両軍が攻勢にでて、めまぐるしい攻守の切り替えがはじまる。
ロシアは、ズラタンをゾーンでマークするが、必ず誰かみていて、
近接してズラタンが持ち出す時にボールを突いたり、少しだけズラすような守備で対抗。
これが実は、ズラタンには効果的。さすがヒディンク、なのか?
しかし、メンバーの年齢差か、徐々にロシアが押し返し、
ベテラン揃いのスウェーデンは防戦一方へと押し込まれる
36分、右サイドからエリアに迫ったロシアは、エリア内でシュート。
が、これは右ポストに当たってすくわれる。跳ね返りを詰めるが、
GKイサクションが倒れながら、左手でボールを弾き出す…
その後もロシアが攻めまくり、スウェーデンは押される一方。
ロシアはミドルもガンガンうっていくが、
スウェーデンはズラタンにボールが収まらないと攻められない
まるで、CLで不調時のインテルのような展開…
それでも、37分に右サイドから崩してエリア内へ侵入したスウェーデンだが、
ラーションとズラタンの1-2がうまくいかず、攻勢はストップ。
即座にカウンターを仕掛けるロシア。若さあふれるプレイだ。
39分、ズタランへのファールで得たFKで、セットプレイを行なうが、
あまり効果的にならず。
ロングボールのこぼれをGKとズラタンが競り合い、ボールをこぼすが、
再度拾い直して、ピンチを防ぐ。
また、右サイドのエルマンデルからのアーリー気味のグラウンダーのボールは、
ラーションに届かず…
その直後にもカウンター。ロシアのあまりにも速い攻撃に、
テキスト打ちが追いつかない…(>_<)
42分、遅いボール回しから、ズラタンとリュングベリの1-2で突破、
リュングベリのシュートはGK正面にいき、クリアされる。
45分、左側から崩したスウェーデンが、GKと1対1に。ニルソンはこれを防がれ、
次のCKも流れて、前半はここで終了。
しかし、つまらないファールが少なく、スピードの強弱が付きすぎるくらいの試合。
テクは楽しめないが、すごいっ!!! ロシアのサッカーは確実に変わった…
一方、トーナメントの結果に無関係なスペイン-ギリシア戦は、
セットプレイでギリシアが先制。そのまま、前半を終了している。
後半開始。
他会場の試合結果は、ほとんど無関係だから、あっさりとスタートするw
後半2分、GKとDFの連携ミスからCKに。いいボールが入ったが、
ロシアはシュートできず。こぼれを狙うが、なんとかスウェーデンがクリア。
3分、エルマンデル、ズラタン、ラーションのコンビでゴールに迫るが、オフサイド。
笛を無視してプレイを続けたとして、エルマンデルに黄紙。
その直後の4分、スウェーデンの雑なFKフィードを奪ったロシアは、
ロングの1-2を決めて、最後はアルシャヴィンがゴールへ流し込む!!!!
信藤氏も「完璧っ!」と褒める最高の攻めで、2-0とリード
さすが、トーナメント進出ボーナスを11億もかけてるだけあって、ロシアはすごいっ(>_<)
後半9分、ゆっくりエリア付近に持ち込んだズラタンが、個人技でエリア内からクロス
ラーションに通るかと思いきや、ロシアがギリギリで触り、危機を脱出。
スウェーデンは、総攻撃状態となり、最終ラインがほぼハーフラインまで上がっている。
当然、ロシアの2枚のFWは、カウンターを狙う。
11分、ロシアのセマクに黄紙。そのFKから、エルマンデルが落とし、
ラーションがオーバーヘッドシュート。が、力がなく、GKがキャッチ。
13分、左サイドをすり抜けて、ロシアがクロス。GKイサクションがチャッチ。
14分、カウンター気味の展開から遅攻に切り替えたスウェーデン。
右サイドから鋭いロングクロスはシュート気味となり、GKがパンチング。
その後も圧力を強めてエリア内へ迫ったスウェーデンだが、シュートがうてず。
15分にロシアはまたしても右サイドからクロスでGKを脅かすが、DFがストップ。
すかさずカウンターを繰り出すが、ズラタンへ渡る前にロシア必死でカット。
その後のCKでも、高さに勝るスウェーデンだが、ロシアが寄せて防御するため、
枠に行かない…
若いロシアが運動量と工夫で、スウェーデンの経験と高さに対抗しているという感じだ。
まるで、日韓W杯のドーピング韓国に、少々の技とフィジカルをプラスした感じか…。
17分に、ラーションとリュングベリが中央突破、リュングベリが抜いたと思った直後、
後ろからボールを動かされ、クリアされる…。
20分、ロシアのアラサヴィィンが黄紙。そして、ビリャレトディノフ→サエンコと交代
21分、一瞬の隙を突かれ、スウェーデンがピンチ。1対1になりかけたところ、
戻ってきたDFが2mもないところからバックパス。
それを、かろうじて足にあてたイサクションがクリアする
24分、右CKから強烈なCKをうったロシア、
こぼれて戻ってきたボールでファールをもらう。
FKはジルコフが強振。が、バーのわずか上スレスレをぬけていく…
25分、右サイドからふんわりとしたクロスをあげたスウェーデン。
ラーションとGKが競り合うが、GKが痛んでしまい、ラーションのファール。
ロシアはまだ元気いっぱいで、チャンスメイキングに走りまわるが、
スウェーデンは運動量が下がり、足下や頭へのパスばかりになっている
27分、リュングベリが個人技で見せて、左へそこからのロングクロスに
ズラタンが高角度からヘッド! が、GKにキャッチされる
28分、カウンター気味にリュングベリが持ち上がり、左から再びロングクロス
ズラタンに渡るが、トラップがやや流れ、サポートもないため、シュートを撃てず…
ズラタンは疲労と怪我のせいか、やや精細は欠いているが、テクと高さは健在。
再びリュングベリのパスをポストして、1-2気味にリュングベリに返したとこで倒される。
ゴールまで30mのところでFK。
これを少しズラして、ズラタンが弾丸シュート!! が、空高く外れてしまう。
31分、エルマンデルが右サイドでキープして、カルストレイムがクロス。
が、GKの元へ。ズラタンは無理と判断し、競りにもいかない
33分、ロシアは右サイドからロングなダイレクト1-2を決めかける。
あと数十センチずれていたら、追加点だったかも?
33分、スウェーデンはさらに攻勢のため、ニルソン→FWアルベックを投入
34分、ロシアは3人で攻めカウンター、ジルコフ、アラルサヴィン、サエンコのパス交換で
浮き球のヘッドでシュート! が、ポスト直撃っっ!
これを拾って攻め続けたが、オフサイドに
36分、またまた右サイドからのクロスで攻めるロシア、
バブチュチェンコのヘッドは強烈! だがGK正面
同じく36分、サエンコが右サイドで独走。
ゼロ角度のクロスは、パブリュチェンコにあわず…
38分、ズラタンがためたボールからロングボールがエリア内へ
が、ロシアのFW陣をこれにあわせられない。
同じ38分、ロシアのカウンター、エリア内でdfにわずかに触られてクリア
40分、スウェーデンは久々に左サイドからクロス。が、これもクリアされる
42分、距離のあるFKをヘッドでゴールを狙うが、枠を大きくはずれる
カウンターで、ロシアがGKと1対1に。が、またしてもイサクションがブロックする
ラーションは年齢を感じさせないほど、動き回るが、ズラタンと分断され、
決定機にまるで繋がらない…
ロシア、FWパブリュチェンコが大歓声を受けてアウト、ブイストロフがIn
45分にアルシャヴィンがドリブルでエリア内へ長駆侵入。
ギリギリまでクロスをためて、マイナスクロスを送るが、必死のスウェーデンがカット
ロスタイム1分、落としがこぼれたところをエルマンデルが、ミドルを放つ。
が、GKの正面に…。
ロスタイム2分、右サイドをえぐってクロスを送るロシアだが、メルベリが超必死に止める
ここでタイムアップ!
ロシアが堂々の決勝トーナメント進出を決める!
---------- 試合実況 糸冬 了 -----------
しかし、あのロシアをここまで変え、ダイナミックで疲れ知らずのサッカーができるまで変えた
ヒディンクは、悔しいが“名将”と讃えざるをえない
このサッカーが続けてできるのであれば、次のオランダ戦はメチャ楽しみだ。
オランダサッカー、選手たちを知り尽くしたヒディンクが相手なのは、
ファン・バステンたちにとって、一番イヤな相手かもしれない。
スウェーデンは、相手に合わせてしまった(いや付き合わされた?)サッカーしてしまった。
また、ズラタン依存症を最後まで克服できなかった…
あまりに力がぬきんでているイブラヒモヴィッチは、並以上の調子ならば、
いるだけでチームを勝たせてしまえる。
が、不調の時は、チームの意識を縛ってしまい、攻撃に柔軟性を欠かせる遠因になってしまう。
これは、カペッロのユーベ、マンチーニ配下のインテルでも似たような傾向があった。
また、リュングベリ、ラーション、ズラタンの3人がいないと
攻撃が組み立てられない現在のスウェーデンの人材不足が悪いときに顕在化してしまった…
正直いえば、スウェーデンに勝機はなかった…。相手が悪すぎた…
スペインに勝てていれば、もしくはドローであれば…、と悔やまれてならない。
ともあれ、ズラタンをサポートできる新しい人材育成と、彼なしの場合のチーム構成をどうするか、
おそらく新監督へと変わるだろう新生スウェーデンに期待するだけだ。
悔しいが、ヒディンク・ロシアの力に脱帽…。あ~、気にくわない…ブツブツ