オランダに大敗したイタリアは、すでに背水の陣。
一方、ルーマニアはフランスを食い止め、上げ潮ムード
そのせいもあって、イタリアはメンバーをいじり、
デルピエロ、デ・ロッシ、ペロッタ、キエリーニを起用。
一方、レギュラーのCB2人(ネスタも入れれば3人)を欠くため、
本職SBのパヌッチと、本職左SBのキエリーニが勤める
試合は、最初からトバしたいイタリアに、ガッチリ守るルーマニアという感じ。
ところが、ルーマニアは引き籠ることはせず、積極的にゴールに迫ってくる
ムトゥはいつものように左寄りに張り、敵の隙付く気満々。
イタリアは、左SBのグロッソが再三オーバーラップするが、
テキトーに蹴り込むアバウトなクロスでチャンスにならない
…相変わらずなのね、グロッソ
9分には、乱戦からデルピエロがゴール正面に迫るが、蹴り込みきれずにゴールキックに
11分にもグロッソのクロスに、トーニが飛び込むが、空振り…
15分には、こぼれ球を拾ったムトゥが、元チームメイトのブッフォンと1対1に
ブッフォンはこれをはじき出す。見応え十分!
16分には、ピルロ→グロッソ→トーニのヘッドで襲いかかったが、シュートはバーの上
17分に、中田ヒデの友だちムトゥが30m近いFKからブッフォンを襲うが、
低いボールをブッフォンが触ってクリアする
20分に、ふたたびルーマニアのキブーがFKを放つ。イタリアの壁に当たって、
さらにポストにも直撃。イタリア大ピンチ。
ところが、その直後にルーマニアの選手同士が空中衝突。
ラツはなんとかなったが、ラドイが交代し、ニカがin
22分には、ルーマニアの右SBのコントラがグロッソを翻弄し、クロス。
しかし、これはキエリーニにクリアされる
イタリアは、右に張るカモラネージは前回よりはいいが、またもイマイチ。
が、26分に右サイドからいいクロスを送るが、トーニがまたも外す
28分に、右サイドからロングパスで崩したルーマニア、
ラツが中央から強烈なミドルを放つが、惜しくもゴール右へそれる
31分、無人の右サイドをザンブロッタが駆け上がり、トーニに抜群のクロスを供給。
が、またまたトーニが大きく外してしまう。マークはそれほど厳しくないが…
この頃から、ルーマニアの左サイドはがら空き状態で、いいように使われてしまう。
32分には、ゴール正面でデルピエロがFKを獲得。ピルロが蹴る位置だが、
デルピエロが強奪?して無回転FKを放つが、大きくはずれる
33分、ルーマニアがカウンター。ムトゥのスルーパスは大きくなり、ブッフォンの手に
ルーマニアは、ムトゥが時折効果的な上下動をして、ニクラエを生かそうとしている
一方、トップ下を中心に躍動するイタリアのペロッタは、ローマほど効果的に動きが出来ない
35分過ぎあたりから、イタリアのペースがやや落ちて、パスミスも頻発。
しかし、ルーマニアも疲労しているのか、走量が落ちてしまう
38分にザンブロッタがいいクロスを供給。トーニが落としてペロッタが狙うが…
GKにはじき出される。イタリア最大のチャンスを逃す
その直後のCKで、イタリアはビッグチャンスを連発。トーニもようやく枠にヘッドを飛ばすが、
GKロボンズがすべて弾き出している。
42分、ムトゥがピルロに足を高くあげてタックル(ややレイト気味)。イエローカード第一号に
45分には、再びコントラがいいオーバーラップからチャンスを作るが、シュートはGKまで届かず
ロスタイムに、縦のクロスからトーニが頭でドンピシャでゴールを割る。
先制点かと思いきや、オフサイドとの判定。スローでみると、かなり微妙だ…
後半も、メンバーチェンジはなし
後半1分、ルーマニアの緩い対応の間隙を縫って、左サイドからグロッソがせまるが、
クロスの上げ方に工夫の足りない彼はそのままDFにブチ当てる。
その後、右サイドへボールが流れ、いいクロスがザンブロッタから供給されるが、
ロボンズがまた好セーブをみせる
3分にはルーマニアも反撃するが、スルー気味のパスがブッフォンががっちりキャッチ。
後半は、前半のハイペースに懲りたのか、両チームとも抑えめのようだ。
5分、イタリアはデルピエロとトーニのコンビで、はじめてゴールに迫るが、
惜しいところで、デルピエロがシュートを撃てず
8分には、MFとFWの連携でゆっくりとゴール前までボールを運んだルーマニア、
が、一転、ムトゥが鋭いミドルを放つ。しかし、これもブッフォンがキャッチ。
10分、ザンブロッタのミスでGKへのヘッドでのバックパスを、
すかさずムトゥが拾ってシュート!!!
なんと、先制点は、ルーマニアに。ザンブロのあまりに痛い凡ミスだった。
ムトゥがすぐ近くにいたのはわかっていたはずなのだが…
しかし、イタリアも即反撃
11分、左CKを得意のヘッドでキエリーニがうまく折り返し、
セットプレイに強いパヌッチが押し込み同点!!!
同点にされて交代を急いだイタリアは、そのままペロッタに代えて、
元チームメイトのカッサーノを投入する。3トップ体制に
13分にゴール前に迫ったムトゥが右サイドのペトレへスルーパス。
ほぼ1対1のビッグチャンスだったが、ペトレは狙いすぎたのか
グロッソにシュートを止められる
直後にペトレは交代。ジプシーの血を引くニコリツァがin
16分に、今度はピルロがファールで黄紙をもらう
17分、カッサーノがビッグプレイ。エリア左寄りから、トーニに最高のスルーパス
が、トーニは半歩届かず。
18分には、スペースを作るパスから、デ・ロッシがこの日はじめてミドルを
壁に阻まれるが、その前にオフサイドを獲られる
19分、またしてもカッサーノが左側からスルーパス。トーニにはわずかに届かず。
が、その前にオフサイドを獲られてしまう
カッサーノの動きが目立つが、その分、デルピエロが消えつつある…。
そろそろ交代の時期か?
21分、カウンターから深い位置にいたムトゥが、ニクラエへロングパス。
が、長すぎてブッフォンに抑えられる。ニクラエは、この日、ほとんど目立たない
23分、ピルロとのパスを交換したカッサーノが、最前線へロングパス。
が、これも惜しくもトーニには届かない…。カッサーノのプレイが目立ちまくり
24分、ルーマニアは左サイドからパスをエリア内のニクラエが落とし、シュート。
が、うまくミートできず、グロッソにクリアされる
25分には、中央のキブーがムトゥへ。ムトゥが右のコントラへ流し、クロス。
が、中央のニクラエの前でカットされ、攻撃はストップ
その後、イタリアのクロスを抑えたGKロボンツが大きくゴールラインを越えていたため、
イタリアの選手がゴールをアピール。が、スローでみると、
ボールは全部越えてないため、セーフ
27分、ゴイアンがプロフェッショナルファールで、黄紙。通算2枚目で、次戦は出場停止に
29分、イタリアの縦のクロスをデ・ロッシがヘッドでシュート。
非常にいいコースに飛んだが、GKがファインセーブ
31分、デルピエロが交代し、クアッリァレッラが投入される
32分、鴨の右サイドからのクロスに、ルーマニアディフェンスが混乱。
ギリギリのところで、コントラがGKに胸で返す
その直後のプレイでも、同じような右からのクロスに、またも混乱。
ここもどうにか、ロボンズが抑える。
34分には、ゴール前の混戦にニコリツァが絶好の位置でシュートを放とうとするが、
デ・ロッシがなんとかゴールラインへクリア。
その後のCK、ショートコーナーからのムトゥのニアへのクロスに反応した
ニクラエをパヌッチが後ろから倒してPKに。かなり微妙な判定だ…
PKキッカーは、ムトゥ。が、元チームメイトの一撃を世界最高のGKが防ぐ!!!
読みどおりのスーパーセーブだった。
その直後のCKは、惜しいヘッドがバーの直上を過ぎていく…。
ルーマニアには良くない空気だ
36分、30mちょっとのFKをピルロが直接狙うが、これも大きくバーの上に
この試合、あまりピルロのFKがよくない(CKは悪くないが)
38分にコントラからボールを奪ったグロッソとカッサーノが左サイドで連携。
いいクロスが傘坊から供給されるが、併せる選手がいない…
ルーマニアは、PKをはずしたムトゥを中心に攻め上がるが、
ムトゥはショックと疲労であきらかに精細を欠きはじめている
39分、イタリアはまたしてもカッサーノのクロスでゴールに襲いかかるが、
クアリがわずかに届かない
同じ時間、鴨に代えてアンブロジーニを投入。これでイタリアの交代は終了
42分には、またまたカッサーノの個人技から絶妙なクロスがトーニに。
トーニは倒されたようにもみえたが、ハンドの判定でPKはなし
この試合、かなりイタリアにキビしい判定という印象を受ける
43分、ルーマニアはエースのムトゥを下げる。完全にガソリン切れという感じだ
同じ時間、またしても左サイドからカッサーノが、2列目のスペースにクロスを送るが、
ルーマニア守備陣にクリア。直後にも浮いたクロスを送ったが、ゴールラインを割る
44分、縦のクロスにトーニが落とし、クアリに送るが、オフサイドの判定に
ルーマニアは、ムトゥが下がったため、攻撃の糸口がほとんど見つけられない。
が、カウンターから一気にコントラがドリブルを開始したところに、
デ・ロッシが強烈なタックル。黄紙をもらう。一応、ボールにはいっていたが…
FKはタマスが狙うが、大きく枠をはずれる
その後攻防はあったが、結局は、1-1のドローゲームに。
白熱したいい試合だったが、
判定的にはややイタリアに気の毒だったかもしれない…
この試合、ムトゥの技とセンス、そしてカッサーノの卓越した個人技が光った
両チームのGKも素晴らしく、ブッフォンは敗戦からチームを救ったことで、
マン・オブ・ザ・マッチをあげるべきかと。実際は誰だかしらないけどw
ムトゥは、肝心なとこで外したが、やはりスゴイ選手だということを証明した。
もはやフィオレンティーナは彼をとどめておくことは難しいだろう。
インテルへ復帰? 毛利は彼が薬厨になった時の監督で、
さっさと解雇したから、それはないか…
キブーは乙彼。
イタリアをビビらせてやる、という言葉はそのとおりになったね!(^^)