【MC恋塚の昭和食堂探検シリーズ】
先日、古都鎌倉へ披露宴司会の仕事で行った帰り、鎌倉でご飯を食べて帰ってきました。
というか、鎌倉に仕事で行った時は、しらす丼を食べて鎌倉を感じて帰ってくるのですが。
今回は鎌倉駅から歩いて1~2分という立地、でしかもレトロ感ある昭和食堂でした。
鎌倉にあるのに、お店の名前は「レストランあさくさ」そんなお店ご紹介します。
鎌倉駅近くで、店を探していると遠くに「食堂」の文字が・・・。

近くまで行くと、堂々たるこの出で立ち!

味の食堂 「あさくさ」 しかも営業中、ど・ストライクです。店の前まで行ってみました。
ショーウィンドウには食品サンプルが。

ここだけ昭和ではなく、令和になっていました。
しかし、ご当地のシラス丼については、こんな看板がありました。
これは、年季を感じます。

鎌倉名物!なんだか観光地っぽい看板です。
後は、何も考えずに入店です。
お店の奥の席に案内してもらいました。どうでしょう、実にいい感じです。観光地のドライブインのような雰囲気です。
左の銀色のマシーンは、お水、お茶のサーバーです。
このお店はセルフサービスシステムで私のテーブルのすぐ隣と言うのが、これまた嬉しい次第です。

昭和の大衆レストランにありがちな、白いシンプルテーブルに、ホテルの宴会場で使われているものと同じ、この椅子、頑丈で万能です。

さて、数あるメニューを簡単に眺めますが、迷わずに、しらす丼にロックオンです。

このお店、名物を謳う、しらす丼ですが、何種類かバリエーションがありました。

せっかくなので、日替わりお造りのシラス丼 1,182円(税込み1,300円)をお願いしました。
さあ、オーダーも完了し、テンションも上がっています。店内を眺めます。置ける場所があれば、ひっ切りなしに飾るという昭和ありがちのスタイルです。

そして、どうやら、このお店推奨の、しらす丼の食べ方!というのがあるようです。メニューと一緒にテーブルに置いてありました。
熟読です。


1.そのまま一口味わう
2.特性の甘辛のたれを掛けて味わう
3.白いご飯が見えてきたら、温泉タマゴを乗せて絡めて味わう
4.温泉タマゴに更に、特性タレを足し、甘辛味で頂く
田舎風のお味噌汁も、ほっこり気分で楽しむ
ってことのようです。なんだか、名古屋のうなぎ・ひつまぶしのように食べ方にもこだわりがあるようです。
と言ってる間に、着丼です。

丼を分析してみましょう。

しらすオンリーではなく、しらすをベースに、さくらエビ、めかぶ、大根おろし、そして、お刺身、
食べ方の順番のこだわりがあるとしても、全部を混ぜ合わせて、特性ダレ・醤油を掛けるのが一番という気もしますが、
まあ、お店のこだわりを実践してみましょう。

先ずはこのまま一口味わってみる!
素材の味がするかどうかというのは実に重要な事であります。おいしい!
そして、お店特性の甘辛タレを垂らして食してみます。これは絶妙な甘さとしょっぱさです。研究の末、この調合になったのでしょう。さすが、おいしいです。

いよいよ、この温玉行きます。

これは、おいしいに違いないです。温泉タマゴを絡めて一口、そして改めて特性タレをタマゴに多めに垂らして
そして、全部混ぜ合わせます。
写真はやめておきます。
これが一番うまい!
田舎風のみそ汁って言うのも楽しみました。ここ湘南のワカメかな。ミソもいい感じです。

食べ終え帰ろうとした時に、テーブルに貼ってあるこんなものを見つけました。

片付けをお手伝いする事で3%引き?
食堂、大学の学食、社員食堂、独身寮、イオンのフードコート、マクドナルド、立ち食いそばなら、食器を返却口へセルフサービスするのは理解できますが、
「レストラン」を語るお店でセルフサービスって、ありだろうか?などと考えてしましましたが、サービス料は課せられないようなので、まあいいかと、
返却口へセルフで持っていき片付けました。そこにカードがあり、そのカードを持って、レジにお支払いに行くと、3%割り引くという、
クリーンナップ・オブ・イーティングフィニッシュ・アプリケーション・ペイメントシステムのようです。
1,300円から3%引きで1,261円の支払いとなりました。自分で何かに取り組むエイターテイメント性もあって面白かったです。
お店には正面で入り口と後方の出入り口があります。後方口から出ました。椅子が積み上げられてました。

この、ホテル宴会場でも使われている椅子、積み重ね可能な事から、スタッキングチェア(積み重ね椅子)と呼んでいます。
ホテルの宴会場は用途によって、レイアウトを変えるため不要の椅子を積み重ねて置いてくわけです。実に合理的と言えます。
このお店場合は、コロナ対策の密防止で椅子が余剰状態になったのでしょう。

お店を出るとこんな感じでした。目の前は鎌倉駅です。
穴場のお店でもあります。また寄らせて頂きます。
ごちそうさまでした。