最近、
立て続けに4本ほど歯が抜けた息子。
グラグラとド派手にお祭り中の歯が
口内でワッショイ!!ワッショイ!!している最中に
食物を咀嚼するのは
大層難儀そうでした。
ようやく落ち着いたかと思ったら
またもや
奥の方の1本が
暴れ出したようです。
D「一気に生え変わってほしい〜」
P「未来の人間の歯はそうなるかもね」
歯の生え変わりからしても
著しい成長を遂げている息子ですが
なんと言いましても
縦への伸び具合...
ニョキニョキ感がスゴいです。
一緒に暮らしていると
毎日会っているので
成長に気づきにくいと言われますけど、
日に日に息子の目線が
グングン近寄ってくる状況は
否めない。
料理中などに
息子が台所にやってくると
目の片隅に入ってくるフォルムが
今までと違うので
「だ、誰!?」
と内心ではビビっている母。
それと確実に、
去年の息子とは違うニオイが
彼から散布されている。
細胞が変化している模様。
そんな
ニョキニョキにもほどがある彼なのですが
彼の手がやたらとキレイなんですよ。
P「手がキレイね〜」
と言うと、
D「ありがとう。よく言われるよ〜
今日も言われたよ。」
って言うんです。
クラスメイトの女子から
よく手を褒められるって言うんですよ。
あらまぁ〜♡
そうなんですか♡
女子
「手がキレイ〜♪指なが〜い♪」
手と手を合わせてくるので
息子は女子の手を
D「ちっちゃ!!」
と言ったのですって。
へぇ〜〜〜♡
手を合わせてくる女子が
1人だけではなく
日にちを置いて別々にくるらしいのですよ。
へぇ〜〜♡ほぉ〜〜〜♡
そのたんびに
「ちっちゃ!」って言っているのか??
このイロ男が!!(笑)
『ちっちゃくて可愛いな』
と言えるようにおなりなさいな(笑)
息子は、
女子たちの会話で
不思議なことがあると言います。
D「なんで女の子たちって
『なんとかちゃん可愛い〜♡』
って言ったら言われた子は
『いや、なになにちゃんの方が
可愛いよ〜♡』って言うのかな。
女の子たちのありがちな会話。
『わたしよりあなたの方が可愛いわよ』
ってみんな言うの。
それなんて言うんだっけ?
【遠慮】だっけ?」
P「謙遜」
D「あ〜それそれ。
今日もそんな会話しててさ〜
『なになにちゃんの方がずっと可愛いよ〜』
ってやってるからダイヤくん....
『そういうトキは、
【ありがとう】って言えばいいんだよ』
って言ったんだ。」
P「いいね。
ダイヤくんは
『手がキレイ』って言われたら
なんて言ったの?」
D「ありがとうって言った」
はい、ステキ~~♡
イマドキの女子小学生が
『謙遜』するなんて驚きです。
「きゃー♡嬉しいー♡
ありがとう!!
なになにちゃんもすごく可愛い〜♡」
って普通に
スマートにやってるかと思いましたよ。
それって
昭和時代みたいじゃないですか。
我々の時代は褒められても
「いやいや、とんでもございません」
自分はまだまだである。
褒められるに値する人間ではございません
....と
もっともっと上を目指さねばならない
上昇志向強め時代でしたし、
褒められた言葉を素直に受け取るなんて
謙遜心のカケラもない非常識な人
というレッテルを貼られかねない時代。
でもそれはふた昔も前のこと。
「いやいや...とんでもございません」
は、
相手の言葉を打ち返す否定となるので
【謙遜】で打ち返すのではなく
【謙虚】に受け取りたい
......と思った次第。
_____________
確かに息子の指
.....長めです。
P「女子は男子の手が好きだよ。
ダイヤくんの手を褒める子たちは、
ダイヤくんのこと好きなんじゃない?」
D「ダイヤくんにはぴ〜ちゃんがいるから
ぴ〜ちゃんだけでいいの♡」
P「...........。」
息子、11歳。小学5年生。
そろそろ同世代の異性に
惹かれるお年頃であるが、
息子からのありがたすぎるお言葉、
謹んでお受けいたします。
気をつけないと
わたしから
謙虚さなんぞ速攻消え去って
「わたしのことが大好きなんだから
これぐらいやってもいいだろう」的に
傲慢な態度がすぐしゃしゃり出るので
己のココロに
炭で彫り込み入れようと思う。
謙虚。
謙遜と謙虚
似ているけど全然違う。
日本語は深いな〜。
今日は以上です。
ありがとうございました。
★親子で毎日食しているアルカリ性食品★



