前記事で
七夕の短冊のことを書きました。
『自分の願いではなく
みんなのことを考えて書きなさい』
と先生に言われ、
やむなく2回.....書き直した。
七夕よりもっともっと前に
息子は先生に
『ボクは、
自分のことを先に考えます!!』
と反論したことがあったのだそうだ。
(※『自分のことより
みんなの気持ちを考えなさい!!』
と友達が先生に怒られていたところ、
息子がそう言ったらしい)
先生が、
『自分のことより
みんなのことを考えて.......』
となんどもなんども
しつこく言うから
自分の意見を言ったら
その考えは間違っている
と否定されたという。
『自分のことより
みんな(周り)のことを考える』
が正解だと先生が言うならば、
先生(自分)のことを考えてくれるのは、
誰なの??
【自分】ではなく、
【みんな】(周り)が考えてくれるの?
と息子は思った。
【自分】のことを
【他人】に考えてもらうなんて変だ!!
と思ったけれど、
もう反論することはやめた。
先生には
伝わらないと諦めた。
担任の先生は、
ただ言葉が足りなかったのではないか
と思う。
『思いやりを持ちましょう』
『利他の心』
ただこれを伝えたかったのではないか、と。
それに、
先生だけに限らず
我々は、
『人の気持ちを考えなさい』
『人に迷惑をかけてはなりません』
と
「他人様ファースト」的な教育を受け
それが正解だと信じていたので
なんかしょうがない。(え?)
人の気持ちを考えなさい!
わがままを言ってはいけません!
周りに合わせなさい!
人に迷惑をかけてはいけません!
自分よりも他人様。
わたしたちは、
このように育てられました。
親や学校の先生も
同じように育てられてきたので、
それが正解として
愛をもって
それらを我々に伝えてくれました。
息子は、
その古いしきたりを知らないし、
自分を犠牲にして他者を優先する
自己犠牲は美しい
という
日本人特有の価値観を持っていないため
『自分のことより....』
にどうしても引っかかってしまう。
D「先生は、
【みんな】も【自分】(自分=他人)
って知らないのかな。」
P「知らないっていうか
忘れてるのだと思う」
他人は自分の投影
....ということを
すっかり忘れてしまっているから
『自分のことより、
みんなのことを考える』
という発想が生まれるのだと思う。
鏡に映った鏡の中の現象(人や状況)
映し出している元ではなく、
鏡の中身(映像)を大事にする、
という発想。
鏡の中に映っているヒトが
泣いているなら
鏡の中に向かって大丈夫?
と慰めなさい
という発想。
鏡の中のヒトが泣いているなら
映し出している元である【自分】
【自分】を癒さねば
鏡の中のヒトも泣き止まない。
鏡の中(世間、他人)ばかりを
気遣うその優しさを
己に向けてはどうか。
【自分】を癒せば
鏡の中(世界)が癒される。
【自分】が笑えば、
鏡の中(世界)も笑う。
自分=世界
世界は自分なんだ
ということを思い出せば
『他人よりも先に自分のことを考える』
としても、
自分さえよければ
他人(世界)はどうでもいい
という発想にはならない。
もし、
「他人なんてどうでもいい」
という振る舞いをしたら
すべて自分に返ってくることを
知っているから
そのような発想自体生まれないため、
息子の
『ボクは、
自分のことを先に考えます!!』
が先生にもきっと伝わるだろう。
投影元である【自分】を幸せにすれば
みんな(世界)が幸せになることを
体感できるから。
先生が話す、
『自分のことより
周りのことを考える』
という教えも
決して間違いではなく
ただ立ち位置が違うだけのこと。
先生は、
『利他の心』『思いやりを持つこと』を
教えたかっただけ...だと思う。
息子は、
先生が話している内容がわからないし、
先生も
息子の話がわからない。
先生は、
赤信号を見ているのだから
息子が
『信号は青だ!!』と言っても
それはおかしい、となるのは当然。
立ち位置が違うからね。
息子は、
自分を満たしてから
周りに目を向ける。
まずは、自分
....ということを
過去にも熱く語っておりました。
自分のことが終わってから
人を助けにいくんだよ〜
D「ダイヤくんは、
みんなのことを"どうでもいい"
って思ってないのに
先生は、
『自分のことだけ考えて
みんなのことを考えないのはダメ。
それは自分勝手だ!!』
って言う。
そうじゃないんだよ!!
みんなには力があるんだから
みんな自分のことに集中するんだよ!!」
息子がもうひとつ伝えたいのは、
三陸地方にある標語.....
『命てんでんこ』
なのだと思います。
▼▼▼
自分の命は自分で守れ!!
これは、
自分だけ助かって他人はどうでもいい、
ということでは決してない。
自分の命は各自で守っている!!
という
お互いの信頼だと思う。
自分がどうにかして
他人を助けないといけない、
ではなく、
自分の命は、
お互い自分で守っている
という信頼。
他人はどうでもいい、
ではなく
他人の力を信じる。
自分を信じ、
他人の力も信じる。
近々、個人面談なので、
担任の先生にお会いするのが
とっても楽しみです。
色々な意味で。
しっかりと視つめてきます。
毛穴までしっかりと(は?)
今日は以上です。
ありがとうございました。




