ここ数年、青森県からの依頼でピアサポーター養成講座を担当しています。いつも日帰りで青森空港と会場の往復でした。
先日どうしても弘前の桜が見たくなり、念願の青森県立美術館に行くことができました。
先ずは、第二次世界大戦中にユダヤ人の迫害から逃れるためアメリカに渡ったシャガールが描いたバレエ「アレコ」の背景画。大きさと色彩は驚きと感動でした。照明の光の変化で色彩の魔術はさらに見る人を異次元の世界へと誘ってくれます。
次は弘前出身の大好きな世界的アーティスト奈良美智さんの「あおもり犬」雪の中でも頭に雪を乗せて大きなからだで待っている、あおもり犬
絵本「ともだちがほしかったこいぬ」(lonesome puppy)のモデルです。体が大きすぎて誰にも気づいてもらえなかったこいぬがおんなのことともだちになるお話。
きみが もしも ひとりぼっちで
とても さびしくても
きっと どこかでだれかが
きみとあうのを まってるよ
だいじなのは さがすきもち!
絵本の最後の言葉を大切に思いながら犬の気持ちで帰りました。
「またね!!」
(ピアサポーター た)