「がんばらなくていい」がん経験者が本音で話せる居場所。色・音・花・言葉の癒しで、心に穏やかさを取り戻す

心に寄り添うピアサポート。乳がんサバイバーの飯尾きくです。

 

 

 

 

 

 

 

鏡に映る自分の顔を、
どんなふうに見ていますか?

 

「今日の顔、やばい」


「疲れてるなぁ…」


「またこんな表情してる」

 

そんなふうに、
自分にダメ出しするのがクセになっている人、
意外と多いのかもしれません。

 

でも最近、思うんです。
自己肯定感よりももっと根っこにあるもの。
それは…

 

「わたしを見る目」そのものを、
 やさしくしていくこと
じゃないかなって!

 

たとえば、
顔色が悪い日も、
髪がうまくまとまらない朝も

 

「今日はちょっと疲れてるね」


「それでも、ちゃんと起きてえらいね」

 

って、自分に声をかけてみる

 

その視点があるだけで
なんだか不思議と心の緊張がほどけて
表情まで変わっていく気がするんです

 

“わたし”にかける言葉のトーン
自分のまなざしの質
それを変えることで
日々が少しずつ変わっていく

 

だから私は、
「自分を変える」よりも前に、
「自分を見る目」を育てていきたいと思っていますピンクハート

 

無理にポジティブにならなくてもいい
無理に笑顔にならなくてもいい

ただ、「今の自分」を
まるごと見てあげることから
はじめてみませんか?

 

そんなやさしい視点を
今日も自分に向けられますようにクローバー

「がんばらなくていい」がん経験者が本音で話せる居場所。色・音・花・言葉の癒しで、心に穏やかさを取り戻す

心に寄り添うピアサポート。乳がんサバイバーの飯尾きくです。

 

 

 

 

ある朝、ピンポンと鳴った宅急便

慌ててウイッグをかぶろうとして、
鏡に映ったスキンヘッドの自分を見て、
ふと、こう思ったんです

 

「あれ、意外とセクシーじゃない?って(笑)」

 

人生でこんな見事な !? スキンヘッドになることなんて

そうそうない!

 

尼さんになったら、こんな感じなのかな?

 

もちろん、最初からそんな風に思えたわけじゃ

ありませんアセアセ


髪が抜けていく過程も、
鏡の前で「見ないふり」をしていた日も、
いっぱいありましたショボーン

 

でも!
全部なくなってしまってからの私は、
なんだか逆に開き直れていたのかもしれませんニコニコ

 

眉毛も 全て抜けたから、理想の眉毛も

自在に描けるキラキラ

 

その日は、
眉毛だけやたらうまく描けて、
なんだかとっても「戦闘モード」な顔炎

 

鏡の中の私は、
開き直ったのか、なんだか堂々としてて
「悪くないな」ってちょっと笑った爆  笑

 

もちろん、ウイッグもかぶってるし、
外では何ごともなかったふりをしてたけど
そんな自分に少しだけ、
自信が芽生えてきたような気がしたんですキラキラ

  

 

あんなふうに笑える日が来るなんて、
 あの頃の私には想像できなかった

 

でもね!
「そんな日々もちゃんと、わたしの物語だったな」って
今は、心からそう思えますピンクハート

 

この楽天的な性格が、回復の力になったのかも

しれないな…今 思えばそんな気がしますニコニコ

 

辛いことも、
恥ずかしいことも、
一周まわって笑えるようになる

それが、
人間のおもしろいところかもしれませんね

 

 

今日の投稿は、
「スキンヘッド生活」のちょっと笑える話でした。

また別の「あの頃の私」とも
出会い直していけたらいいなと思いますピンクハート

 

 

ご覧くださって、ありがとうございましたクローバー

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「もっと元気にしなきゃ」⁡

「明るくふるまわなきゃ」⁡

「前向きでいなきゃダメだ」⁡

そんな風に、自分を奮い⁡

立たせようとして⁡

かえってしんどくなったことは⁡ありませんか?⁡

以前の私は、まさにそうでした。⁡

落ち込んだときほど⁡

「ポジティブでいなきゃ」と⁡

無理をして、⁡

どんどん気持ちが空回りしてしまうアセアセ

心の奥では「もう疲れたよ…」と⁡

つぶやいているのに、⁡

頭だけが「頑張れ!笑え!」と⁡

言い続けている。⁡

そんな負のループに、⁡

ずっといたように思います。⁡

でも、あるとき、ふと気づいたんですキラキラ

「楽しくする」より、⁡

「楽にしてあげる」ほうが⁡

今の私には必要なんじゃないかって!

だから最近は、心が沈んだ朝には⁡

「わたしを少し、楽にすること」

ひとつだけ選ぶようにしていますニコニコ

たとえば…⁡

コーヒー 美味しい珈琲を丁寧に淹れてみる⁡

猫 癒しのネコ動画を観る⁡

映画 気になってた映画を観に行く⁡

カバン ウィンドーショッピングをしてみる⁡

ランニング 好きな雑貨屋をぶらぶらしてみる⁡

どれも「楽しそう」じゃなくていい⁡

ただ、「ああ、これ楽だなあ」と⁡

感じるだけで十分なんですピンクハート

すると不思議と、少しずつ⁡

気持ちが落ち着いてきて⁡

ニュートラルな「いつもの自分」に⁡

戻ってこれるようになりました。⁡

気分が沈んでいるときに⁡

無理にポジティブになろうと

するより、⁡

まずは「今の気持ちを認めて、楽にしてあげる」⁡

それができるだけで、回復の

スピードも早くなります。⁡

今日は、「楽になれるひととき」を⁡

あなたもぜひ、見つけてくださいねガーベラ

がんばらない日も、大切にラブラブ

そのやさしさが、未来のあなたを⁡

きっと支えてくれます⁡

#乳がん経験者 #心のケア #楽になれる習慣 #セルフコンパッション 

#がんばらない日⁡

⁡メンタルヘルス #mindfulness #selflove #乳がんサバイバー #がんと向き合う #こころを整える #女性の健康 #穏やかな時間 #乳がん経験者とつながりたい #心のケア #わたしを大切に #共感の言葉 #心に寄り添う # 静かな時間

 

 

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「もっと前向きに考えよう」⁡

「元気な自分でいなきゃ」⁡

「ポジティブじゃないといけない」⁡

そんなふうに思えば思うほど、⁡

苦しくなってしまったことは⁡ありませんか?⁡

私自身、そんな状態を⁡何度も経験しました。⁡

頭では「明るく振る舞おう」⁡

「がんばろう」と思っているのに、⁡

心のどこかで「もう無理かもしれない」と感じていたり、⁡

知らず知らずのうちに、⁡

自分を責めてしまっていたり…。⁡

この“ズレ”の正体は、⁡顕在意識と潜在意識の⁡

ギャップかもしれません。⁡

顕在意識とは?⁡

右矢印私たちが日常的に「考えている」部分。⁡

「こうすべき」「こうしたい」と⁡

意識的に思う思考や行動です。⁡

潜在意識とは?⁡

右矢印 記憶・感情・直感・本音など、⁡

意識していないけれど深い部分で私たちを

動かしている領域。⁡

例えば…⁡

顕在意識では「前向きにしよう!」と⁡

頑張っているのに、⁡潜在意識では

 

「どうせ変わらない」⁡

 

「自信がない」と思っている。⁡

そのズレが大きいと、⁡

いくら頭でポジティブな言葉を⁡唱えても、⁡

心がついてこなくなるんですショボーン

じゃあ、どうすればいいのか?⁡

大切なのは、「潜在意識」の声に⁡

気づいてあげることピンクハート

それは「がんばること」ではなく、⁡

「ゆるめること」から始まります。⁡

例えば…⁡

くもり 何もしない時間をあえてつくる⁡

鉛筆 感じたままをノートに書いてみる⁡

クローバー 好きな香りを嗅いで深呼吸する⁡⁡

 

ルンルン風の音や自然音を流して⁡ぼんやり過ごす⁡

「無意識のわたし」も あなた自身です。⁡

その声に優しく寄り添ってあげることで、⁡

知らず知らずのうちに抱えていた⁡

緊張が、すこしずつほどけていきます。⁡

今、もしあなたが⁡

 

「なんだか心が重い」⁡

「疲れている気がする」

そう感じていたら、⁡

それは“潜在意識”からの⁡サインかもしれません!⁡

今日は、頭で考えるのをやめて⁡

ただ静かに、「こころの奥のわたし」⁡

と過ごしてみませんか?⁡

あなたの無意識が、やさしく⁡

整いますようにクローバー

 

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【 紫陽花の季節に始まった治療 】⁡

抗がん剤治療が始まったのは、⁡

梅雨の頃。⁡

窓の外には、色とりどりの⁡

紫陽花が雨に濡れ、静かに⁡

揺れていました。⁡

【 父が選んでくれた紫陽花 】⁡

治療が進むにつれ、吐き気と倦怠感で、

心もついていけない日々ショボーン

そんなある日、父が紫陽花の⁡

鉢植えを買ってきてくれましたラブラブ

きっと…⁡

「どんな紫陽花が好きだろう?」⁡

「これなら元気になってくれるだろうか?」⁡

と厳しくて寡黙な父が あれこれと⁡

考えながら選んでくれたのでしょう。⁡

その気持ちが胸にしみて、⁡

花を見るたびに少しだけ⁡

力が湧きました炎

【 想像以上の副作用 】⁡

抗がん剤の副作用は、想像以上でした。⁡

吐き気、倦怠感、髪の毛が⁡

抜けていくこと…⁡

そのすべてが、日常を⁡

少しずつ奪っていきます。⁡

 

初めて髪がまとまって抜けた日の夜。⁡

鏡の前で立ち尽くし、⁡

涙が止まりませんでした。⁡

⁡⁡

「これが自分なんだ」と⁡

受け入れるには、⁡

時間がかかりました。⁡

【 母の言葉がくれた安心 】⁡

そんなとき、母が静かに言いました。⁡

「大丈夫、髪はまた生える。⁡

今は体を守るために、⁡

薬が頑張ってくれているんだよ。」⁡

その言葉は、体ではなく、⁡

心に薬をもらったような気がしました。⁡

【 複雑な感情 】⁡

乳がんと診断された時⁡

「代わってあげられるなら⁡

代わってあげたかった」と母は⁡

泣いたそうだ。⁡

母の子供として、代わって⁡

もらたいなんて思うハズがない。⁡

治療の間、何度も頭に浮かんだのは⁡

「子供たちじゃなくてよかった」⁡

という思い。⁡

それは悲しみと安堵が⁡

入り混じった複雑な感情でした。⁡

もし彼らが同じ立場だったら⁡

…そう考えるだけで胸が⁡

締めつけられました。⁡

あの時の母も 同じ思いだったのだろう。⁡

【 今だから感じること 】⁡

あの日々を経て、私は日常のありがたさを、

以前よりも深く感じています。⁡

朝起きてコーヒーを入れること。⁡

ご飯を食べること。⁡

外を歩くこと。⁡

…そのすべてが、かけがえのない時間です。⁡

【 紫陽花が教えてくれるもの 】⁡

紫陽花の季節になると、⁡

今でもあの鉢植えを思い出しますニコニコ

父の想い、母の言葉、⁡

そして自分が抱えたあの感情。⁡

きっとこの先も、忘れることは⁡

ないでしょう。⁡

この経験が、同じように⁡

病と向き合う誰かの⁡

小さな支えになれたら…⁡

そんな想いを込めて、今日も綴りますピンクハート