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ピア精神保健福祉士として

ADHD(発達障害の一種)の当事者であり、精神保健福祉士でもあります。当事者性を持つ専門職として、そして、専門性を持つ当事者として、「当事者」と「専門職」の架け橋になっていきたいと思います。

来年から、キャリアコンサルタントという国家資格取得を目指すべく準備を始めました。

といっても、まだ講座を申し込もうとしたり、教育訓練給付金を申請しようとしている段階ですが。

発達障害があるからこそ、それをカバーするためにも、人一倍、経験を積んだり、知識を得たりすることは大切だと私は考えています。

しかし一方で、発達障害があるからこそ、資格取得にあたってメンタル管理には十分に気をつけなければならないと考えています。

実際に、精神保健福祉士や社会福祉士の資格を取得するときも、「障害との戦い」の連続でした。

集中力が続かない、頭に霧がかかったような感じがして文字が頭に入ってこない、強い不安に襲われる、パニック発作のような身体症状が出る、フラバが起きる、といったようなことは頻繁にありました。

少なくとも、世間一般で良いとされている方法だけではうまくいかず、かなり工夫をこらしながらの勉強でした。

実際に行ったことは、
①勉強は教科書から入らず、必ず問題集や要点集から入る。
⇒これは集中力欠如を補うため、文章を読む量を減らすための工夫です。で、足りないところだけ補足的に教科書を読みました。

②あえて勉強だけに専念しない。
⇒これは、世間では良くないこととされてることですが、私の場合は合っていました。
国家試験が近いのにウェブサイトを作ったり、試験の1ヶ月前まで当事者会をやったり、試験の前々日まで仕事をしたりしていました。
これをすることにより、緊張や不安を感じることなく、短い時間だったけれど、その間は集中して勉強することができました。
それに、やりたいことを我慢することは多大なストレスがかかります。
⇒「ADHDのため、1つのことに長時間集中することが苦手」
と分かっているからこそ、無理して1つのことに長時間集中しようとせず、あえて様々に手を出しました。(逆転の発想)

③「落ちても来年受ければいい。」と開き直る。
⇒落ちたときのことを想定して逃げ道(=当時の仕事)を確保し、心の安定を図りました。
「絶対に通らなければならない。」と思っていたら、不安いっぱいになるので。

④勉強する前にはコーヒーや栄養ドリンクを飲む。
⇒最初はADHDの薬を使っていましたが、①〜③の方法で気持ちが安定してきてからは、こちらの方法に移行しました。これでいくらか、一時的にではありますが、ADHDの症状を抑えることができました。

⑤漢方薬と筋トレ
⇒これは脳への血流をよくするためと、体力づくりです。

⑥勉強はなるべく外でやる。
⇒一人でファミレスでやるほか、知人が多く集まるカフェで勉強して孤独を紛らわせていました。また、カラオケで勉強したことも。

実際にどこまで負荷に耐えられるかはやってみないと分からないところはありますが、仕事しながらの勉強は一度は通った道なので、やってみようと思います。

そしてまた不安に襲われそうになったら、精神保健福祉士や社会福祉士の資格取得をした時点に立ち返ろうと思います!

そういうわけなので、来年はピアサポート活動はある程度セーブしようと思います。

しかし上記②より、完全に止めるとかえって辛くなりそうなので、休止するつもりはありません。

精神障害者リハビリテーション学会(以下、精リハ学会とする)以来、走り続けていましたが、ついにイエローカードがレッドカードに変わりそうになり、夜の学習会の予定をキャンセルしました。

なぜこんなに走り続けてしまったかというと、原因は「焦り」です。

精リハ学会で、仕事しながら全国で活躍されているピアスタッフの方々にお会いしました。

憧れつつもその方々と比較してしまい、高々1回、飛行機に乗って移動するだけでパニックになってしまい、周囲にも迷惑をかけてしまった自分に嫌気がさしました。

しかし、苦手だからって逃避し続けていては何も変わらないし、多少の負荷をかけないと人は前進はしません。

なので、精リハ学会の翌週は、移動のあとにさらに予定を詰め込んで、あえて移動距離を増やしたりもしました。(荒療治)

その他、合間を縫って「全国ピアスタッフの集い」のための資料を作ったりもしました。

結果、一気に負荷がかかりすぎました。

だけど、休日に全国飛び回って活動するくらいのパワーがないと、ピアスタッフとしてやっていくのは難しいんだろうなと私は感じています。

先輩ピアスタッフがおっしゃっていた
「出る杭は打たれる、出過ぎた杭は打たれない」
というのはまさにその通りで、ピアスタッフになった時点でどうしても「出る杭」になってしまいます。

それを乗り越えるには、
「出過ぎた杭」
になることが必要です。

そのためには、全国規模の移動は避けられません。

これは、今後ピアスタッフになるために超えなきゃならない「壁」だと感じています。

とはいえ、焦りは禁物。。。
今日は「発達障害のある人のためのキャリアアップ創出プロジェクト」の1年目の最終回でした。

最終回は、「この一年間で学んだこと」と題したプレゼンが主でしたが、スケジュールがタイトだったため、準備不足感は満載でした。。。

でも、無事に全回出席できたことはよかったです。

正直、土曜出勤の翌日に開催ということも何度かあって、
「きつい、、、。」
と感じたことはありましたが、無事に最後までやり通しました。

このプロジェクトを通して一番感じたことは、
「障害を理由にキャリアアップを諦めない。」
ということです。

もちろん、障害を開示したばかりに、キャリアアップの機会が欲しくても与えてもらえないということはあります。

時として、自分一人の力ではどうにもならない「社会的障壁」も存在します。

でも諦めてしまったら、その時点でキャリアアップの機会を喪失するわけで…。

さて私は、更なるキャリアアップを目指していくために、来年は
①ストレスチェック実施者の要件をクリアする。
②キャリアコンサルタントの国家資格取得を目指す。

を目標に頑張っていきたいと思います。

でもまずは、今月末締め切りの「全国ピアスタッフの集い」の分科会7のプレゼン資料を仕上げなきゃならないですね。

頑張ります!