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ピア精神保健福祉士として

ADHD(発達障害の一種)の当事者であり、精神保健福祉士でもあります。当事者性を持つ専門職として、そして、専門性を持つ当事者として、「当事者」と「専門職」の架け橋になっていきたいと思います。

12/9~12/10にかけて、聖学院大学で行われた「第6回 全国ピアスタッフの集い」に実行委員として運営のお手伝いをしつつ、参加してきました。

 

1日目は基調講演と全体会シンポジウムがあり、ピアスタッフとして勤務している先輩方のお話を聞くことが出来ました。

色々とためになるお話や元気になるお話を聞くことが出来ましたが、中でも、
「まずはピアスタッフ自身のリカバリーが大切で、自分自身がリカバリーしていると相手にもとことん寄り添える。」
という言葉が印象に残りました。


この言葉は本当に考えさせられますね…。
リカバリーとは、行ったり来たりしながら前に進んでいくものだと感じていますが、自分自身のリカバリーが一時的にでも後退しているとき、人に寄り添う力が弱くなっていると自分でも感じたことがあります。

 

全体会シンポジウムが終わったあとは、懇親会です。

様々な新しい出会いがあり、多くの方々と名刺交換をした一方で、懐かしい再会もありました。

色んな方とお話ができて本当に良かったです。

 

2日目は分科会です。

午前は分科会2の「ピアスタッフのキャリアパスを考える」に参加しました。
ここでは、ピアスタッフの先輩方の歩んできたキャリアパスや、アメリカやイギリスにおけるピアスタッフの取り組みについて聞くことができました。
私の中で、2年後、3年後、5年後と、それぞれ目標があるのですが、実際にその先にいる先輩方のお話を聞けたのは本当に良かったです。
未来が少しイメージできました。

 

午後は分科会7の「ピアスタッフのクライシス」にて、話題提供者として15分ほど話をしました。
実は話している最中、感情がこみ上げてきて泣きそうになったのですが、何とか泣くのをこらえて最後まで頑張りました。
うまく話せたかどうかはわからないけれど、自分なりに最後まできちんと話したつもりです。

この話を人前でしたのは初めてでしたが、話すことが出来て本当に良かったです。
ここでクライシスについて話すことが出来た事自体、私にとってリカバリーに繋がったと確信しています。

 

そんなこんなであっという間にクロージングを迎え、片付けが終わったあとは打ち上げの飲み会。

ここでもピアスタッフの方々と様々に話すことが出来ました。


2日間、早起きは大変だったけれど、とても有意義でした。
ピアスタッフとは孤独になりやすい立場であるけれど、新たな出会いや再会もあって、孤独感から解放されました。

皆さまとの出会いに心より感謝しています!!

この2日間は私にとってリカバリーに繋がったと確信しています!!

来年1日から、キャリアコンサルタント(国家資格)の資格取得に向けて、勉強を開始することにしました!

 

キャリアコンサルタントとは、個々人の適性や職業経験に応じて職業設計を行い、これに即した職業選択や能力開発を効果的に行う専門家のことを指します。

 

キャリアコンサルタントの受験資格を得るためには、指定された学校で通信講座とスクーリングを受講する必要があるのですが、本日、その講座申込書を提出してきました。

 

また、専門実践教育訓練給付金(学費助成)を受給するための書類もハロワに提出いたしました。
 

この国家資格の勉強を始めようと思った理由は、精神保健福祉士の資格取得時に学び足りなかったと感じている、カウンセリング(面談技法)や就労支援についてより学びを深め、実践に活かしていきたいと思ったからです。

 

精神保健福祉士は臨床心理士と同様に、カウンセラーであると勘違いされることも多々あるのですが、精神保健福祉士は心理の専門家ではありません。

 

精神保健福祉士(または社会福祉士)は、法制度を使って環境を整えていく専門家です。

 

それゆえ、学習内容も法制度中心で、カウンセリングや心理療法については思っていたほど学べなかったと感じています。

 

さらに精神保健福祉士は、生活支援から就労に至るまでの支援に重きを置いていて、その学習内容だけでは、就労後のキャリアアップや定着支援まで考えることは難しいと感じています。

 

そうした問題意識から、精神保健福祉士や社会福祉士で学び足りなかったことを補完するためにも、キャリアコンサルタントの勉強を始めようと思った次第です。

 

一発合格できればそれに越したことがないのですが、一番大切なのは目の前の仕事と体調なので、それを第一に考えて、気楽にやっていこうと思います。

 

来年も、ピア活動を止めるつもりはないのですが、今の活動量でやっていたら、とてもじゃないけど勉強時間を確保できないので、ある程度セーブしながらやっていこうと思っています。

 

完全に止めてしまうと、それはそれでストレスになってしまうので、セーブしながらもやっていこうと考えています。

就労移行支援のピアスタッフ、「つむぎ 発達障害当事者会」のにピアサポーター、それから、「全国ピアスタッフの集い」の実行委員。

気がつけばいつの間にか、三足の草鞋を履いていました。

そう考えると、体力的にきついのは当たり前な気がしてきました。

そうは言っても、「全国ピアスタッフの集い」の実行委員の皆様のタフさには驚き、絶対に叶わないなと感じましたが。

それでも、以前の私なら、こんな同時並行はできなかったでしょう。

その点については、自分の「リカバリー」を認めてあげるようにしたいと思います。