真珠湾攻撃~太平洋戦争開戦から77年目の12月8日
77年前の今日、日本の空母から飛び立った多数の飛行機がアメリカのハワイを
攻撃し、太平洋戦争が始まった。
日本軍は緒戦こそ優位に立っていたようだが、次第にアメリカの国力を背景とした
物量戦術に押されるようになり、各地で敗退しはじめ、昭和20年(1945年)
には敗戦した。
そもそも、この戦争に至る過程では、昭和5年頃、ロンドン軍縮条約などの軍縮交渉で
不満をためた軍部の主導による統帥権干犯論等の右傾化世論と右翼テロの横行による
議会政治の終焉、また、満州事変を契機とした軍部の独走による「中国大陸への日本
の侵略政策」に反対したアメリカとの対立があった。
日本は、明治の富国強兵策による成功体験から、東アジア諸国を見下すようになって
いた為、侵略を受ける側の中国大陸の人々の痛みや気持ちを考える余裕も無く、その場
の空気に流されやすい国民性もわざわいして軍国主義と戦争の道へと国を挙げて突き
進んでしまった。
我々は、これらの負の歴史に学び、反省することを怠らないようにしなければならない
はずだ。
日本人が謙虚に歴史事実に向き合い、個々の日本人が反省の歴史観を持つことで
先進国としての品位や国際社会からの尊敬が得られるようになるだろう。
しかし、今日、これらの歴史に学べない極右勢力(ネトウヨ)による右傾化・軍国主義
の正当化やヘイトスピーチなどの東アジア蔑視の悪習が、日本の中高年層を中心に
蔓延し始めているようだが、これは、一般常識によるチェック機能や歴史検証機能が
ついていないスマホ等のネット社会に潜んでいた「リスクの顕在化」といえるだろう。
日本が右傾化やネトウヨ問題を放置している場合、想定される損害は天文学的数字に
なる恐れが非常に大きい。
なぜなら、ネトウヨら極右勢力のターゲットは東アジア諸国であり、それには世界第二位
の経済大国となった中国も含まれるからである。
日本の極右勢力ネトウヨらの排外主義が原因で日中関係が悪化すれば、その影響は
日本経済への打撃となって返ってくる場合も多いだろう。
従って、ネトウヨ問題も、ネット社会に潜むリスクの一つと見て対処すべきだ。
極右勢力・ネトウヨらの常軌を逸した強硬論に国内世論が流されるようでは日本の未来
も危うくなることは、これまでの日本の歴史に照らしてみても明らかだ。
また、一部の極右勢力・ネトウヨらの中には、突発的に激昂しやすいなど、精神面で何ら
かの問題を抱えている人々も存在するようだ。
この点においては精神科の医師の皆さんの協力が必要な場合があるだろう。
また、一部の弁護士に対する不当な懲戒請求が横行している件でも、東アジア蔑視等の
差別や、日本の極右勢力・ネトウヨ問題の存在が確認されているようだ。
以上の点から総合的に判断する場合、日本のインターネット社会発の右傾化やネトウヨ
問題等のリスクには、多方面からの対策が求められるに違いない。