不可思議な忖度報道の行間を読もう!

【日本人への提言】
  政権批判を封印して日産ゴーン報道などに熱中する日本の報道機関
による不可思議な忖度報道の行間を読もう!


【記事本文】
1、国民の生活とは関連性の薄い「スポーツ団体の不祥事」が延々と
報道され、日産元会長ゴーン氏逮捕のニュースが報道の大部分を
占めるようになった。
   一部で囁かれている、安倍総理周辺による報道への政治圧力も
殆ど問題視されることは無く、日本のメディアは「政権への批判」
を忘れたかのようだ。
   そして、テレビなどでは今日もカルロス・ゴーン氏らに権力が
集中することで起きた日産役員報酬の不透明な実態がゴーン氏
解任劇における問題点としてクローズアップされている。

2、日産の問題については、日産の大株主であるルノーによる経営
支配の問題について、日産側の自主性主張に国民世論の後押しが
必要なことは、ある程度理解できるが、日本国内世論における過度
な国粋主義や排外主義の勃興も、日本経済にとっては必ずしも
プラスになるとは限らないだろう。
 なので、日産の件について、世論誘導のポイントとしては、日産
側の経営陣が主張している経営の自主性を支持しつつ、同自主性の
尊重をルノーやフランス側に要請するに際してはトラブル拡大に
繋がらないよう、日本側も強硬論を避ける等の「一定の配慮」を
する必要が、今後は発生するかもしれない。
  また、経営支配を巡る問題に、今回のように逮捕劇が使われた
とすれば、この点は、日本の司法制度の公平・公正に関わる大きな
問題といわざるを得ないだろう。

3、ところで、報道で指摘されている「不透明で不公正」という
観点においては、安倍政権による行政私物化の問題のほうが、
より国民に近い大問題であるはずだ。
   そして、まるで、報道することを恐れているかのように、政権批判

を回避し続ける日本の報道機関の忖度も、もはや限界だろう。
   モリカケ疑惑などの安倍長期政権の問題は、日本のメディアが
こぞって真相解明に乗り出さねばならない問題のはずだ。
   安倍政権や政権応援団による政治圧力も問題だが、圧力に屈して
政権批判を避け続ける日本の報道機関の態度は「不可思議」としか
表現のしようが無い、実に情けない状況だ。
   日本のメディアは本当に「権力に対する監視役」としての自分達
の使命を忘れてしまったのだろうか?

4、ならば、我々国民の側が忖度報道の行間を読むべきだろう。
   日本メディアの不可思議な忖度報道の問題は、国民である我々が
報道の行間を読めなければ、問題解決には繋がらない。
   もっとも、報道の行間を読むには大量の情報取得・蓄積が必要
なので、普通の多忙な社会人には「報道の行間読み」は困難かも
しれない。
   そこで、多忙な普通の社会人の皆さんの為に、報道の行間を読める
だけの知識を持ったユーザーが積極的に政権批判の重要性をSNS
で発信すべきだろう。
   これまで情報の受け手とされてきた国民発の政権批判は、既存の
日本の大手メディアに対して「政権批判のリクエスト」を送り続けること

に繋がるはずだ。
   今こそ、日本人は、メディアの不可思議な忖度報道の行間を読み、
政権批判の重要性を国民の側から発信する時なのではないか。