憲法を知らない右派強硬派による好戦的な憲法改正論は非常に危険
平和主義や人権の重要性が盛り込まれた現在の日本国憲法は素晴らしい憲法だ。
近年、立憲主義を否定してきた日本の極右勢力には、まともな憲法知識は無く、
右派が反知性の感情論に突き動かされて憲法破壊や戦前の軍国主義復活を画策する
ような「極端に国家主義的な憲法改正論」は非常に危険だ。
かつて、日本が侵略戦争の泥沼のような長期戦争に突入する以前にも、統帥権
干犯論などという歪んだ国家主義的な憲法観の一人歩きが横行して軍部が台頭した。
その当時も、憲法論を学んだ人々による憲法論はなく、日本は憲法を知らない人々の
大声に引き摺られるようにして、国策を誤ったのである。
このことは、戦前の血盟団事件や五・一五事件、或いはニ・二六事件のような右翼
テロの主犯らが憲法を知らずに「統帥権干犯論」という言葉や怪情報に影響を受けて
いた点によっても明らかだろう。
そして、日本は、暴力主義の前に政党政治が崩壊した為に軍部暴走を止められなく
なった過去の歴史を清算することなく生き延びた右翼勢力を甘やかし過ぎた為に、
現在の改憲勢力勃興の右傾化の危機を迎えてしまった。
かつて、日本が戦争を止められなかったのは、日本政府が左派だけを政治弾圧して
軍部・右翼を甘やかし続けたために軍国主義に陥ったからであるが、日本の右翼は
過去の戦争の罪を償うことなく戦後も生き延び続けて日本の政権を長期的に支配し、
横暴の限りを尽くすようになった。
このような日本の右派勢力(右翼)による好戦的な憲法改正論は言語道断の暴挙と
いうほかはないだろう。
憲法の平和主義や人権の大切さを理解しない右派勢力による憲法改正論は非常
に危険である。
また、立憲主義などの憲法論の基礎すら学んでいない右派強硬派による「時代が
変わったから憲法を変えるべき~。」などという思い込みによる憲法改正論には何ら
正当な理由は無い。
日本国憲法には、その場の空気や思い付きで簡単には変えられない価値観が
詰まっている。
憲法に定められる平和主義や人権の尊さは、時代が変わっても大切な概念だ。
我々は、「時代の変化に対応して~。」などと知ったかぶりをして得意顔に
なっているような無知な極右勢力の改憲論に引き摺られて日本国憲法を破壊する
べきではない。