反省文の見本⑩ : 極右勢力の誘惑に負けた政治家編

 【 反省文の見本⑩ 】
 私は、某県議会の保守系の会派の議員です。
 私が某極右団体に加入した経緯について説明します。
 2009年に▲■党が国政選挙で大敗を喫し下野した際に、

当時の私の有力な支援者のうちの数人は私のもとを去り、

残った支持者の薦めで、私はある宗教団体系の人々との

交流を始めました。
 しかし、その宗教団体系の人々は排外主義や歴史修正主
義を掲げて中国に対する好戦的な政策を推進しようとする
極右勢力と呼ばれる方々だったのです。
 私は、その極右の人々との付き合いを続けるか否かで
迷いましたが、党勢回復が最優先の当時の判断としては、
「多少でも選挙の役に立ってくれるのであれば支援をお願い
するのもやむなし。」という焦りから、私は、その極右団体
に加入したのでした。
 当時は私自身が反社会的勢力と付き合うわけではない

で「極右団体と呼ばれても大丈夫だろう。」などという安易な

考えであったことは否定しません。
 しかしながら、自分は「選挙で楽をしたい。」という誘惑に

けて極右勢力の力を借りたという自責の念から逃れられずに

いた為、右傾化とか軍国主義或いは戦前回帰という野党の

皆さんの政権批判に過剰に反応するようになりました。
 そして、ある日、私は、自分が犯した過ちの重大さに気付
いたのです。
 それは、▲■党による憲法改正案を私の支部の勉強会の
資料として渡した講師の弁護士から、勉強会のキャンセルを
通告された時の説明によって判明しました。
 その憲法改正案には憲法の重要概念である人権に対し厳し
い規制をする条文が幾つもあり、私が長年懇意にしてきた
その講師予定の弁護士からも「この憲法改正案の通りに事態
が進めば、日本は平和主義国家としての拠り所を失い、戦前
のような戦争国家になる。」という忠告を受けたからです。
 私は、自分が選挙の都合で安易に極右勢力の助けを借りた
ことが原因で自分の政治信条ばかりか国家転覆の恐れさえ

ある憲法破壊に手を貸してしまったという事実に気付かされ、
途方に暮れる日々を過ごしています。
 私は、何とかして、その極右勢力と縁を切り、憲法破壊に
協力することだけは回避したいと考えるようになりました。
 その結果、私の政治生命が終わることがあったとしても、
致し方ありません。
 私の人生と引き換えに、この国の平和憲法を破壊から守り、
日本に戦時体制を再び築こうと画策する極右勢力の野望を
挫くことで人々の安寧な暮らしと平和が守れるのであれば、
私は本望です。
 日本国民の皆さん、私は己の保身の為に皆さんの大事な
平和憲法に対する破壊行為に手を貸したという事実を認め、
日本国憲法の平和主義や人権に対する破壊が進まないよう
充分反省したうえで、私の今後の
身の処し方を決めます。
 私の、これまでの極端な国家主義的発言等で、ご迷惑や
ご心配をお掛けした皆様に深くお詫び申し上げます。
 大変申し訳ありませんでした。