反省文の見本⑨ : 自称保守の地方議員編
【 反省文の見本⑨ 】
私は、某県内の●▲町議会議員(ニ期目)です。
私は保守を自任しています。
私の政治家としての日頃の活動も私共の地域の有力議員
が主催する愛国運動などが中心で、私は世間では「ネトウヨ
議員」などと噂されているようです。
ただ、昨今流行の歴史修正主義や嫌韓や嫌中といった
差別主義的な感情論には、私は、かなり抵抗を感じます。
できれば、リベラルや旧民主党の人々の良いところも
吸収しつつ自分なりの憲法観や人権感覚というものを磨き
たいと考えているところです。
私には恥ずかしながら憲法知識や歴史知識はありません。
私は本を読むのは苦手なほうで、1ページ読むのに他人
の数倍の時間を要することもあり、なかなか憲法の勉強も
進まず、立憲主義の重要性についても最近やっと理解でき
たばかりです。
また、歴史書なども読むのは苦手で、知識を積み上げる
ような地道な読書は、私には、ほぼ不可能に近いようです。
ただし、日本が過去に戦争でアジアの国々に迷惑を掛け
たことくらいの知識は、大勢の議員仲間や学者の皆さんと
の交流で身についているため、自分から無茶な歴史改竄は
しません。
私に問題があるとすれば、自分の知識や政治力に自信が
持てないため、保守系の有力議員の声高な韓国バッシング
や中国脅威論といった強硬論に抗えずに、自分の意に反し
ながらも同調してしまうことです。
私と同じ悩みを抱えている保守系の地方議員は、日本中
の至るところにいるのではないでしょうか。
日本の右傾化が話題になることも少なくなりましたが、
私の地方の有力議員らの言動からは戦前の映画などに出て
くる軍国主義者のような極論も多く聞こえてくるので、右傾化
を止めるような政治勢力があれば、是非合流させてもらえな
いかと考えているところです。
私は、保身の為に物騒な排外主義を叫ぶ極右勢力に同調
し続ける議員生活に心底疲れました。
出来る事なら、私は今までの極右勢力の追従者としての
議員人生を反省して、政治家としてやり直したいのです。
戦争の体制への逆行に反対するのも保守の役目でしょう。
私の本心は、軍国主義や戦前回帰には反対なのです。
私は、私と同じ思いの保守系の仲間を探しています。
最後になりましたが、私の選挙区以外にお住まいの皆様
にも、私の最近の排外主義的な発言でご迷惑をお掛けしま
したことを深くお詫び申し上げます。