反省文の見本⑤ : 歴史が苦手なヤンキー編
【 反省文の見本⑤ 】
私の最終学歴は高卒です。
私は、高校時代は友人に誘われて暴走族のメンバーなどと
一緒に遊ぶことがありました。
私は、中学・高校時代も勉強は得意ではなく、特に社会
科の時間は殆ど居眠りをするかノートや教科書に落書きを
するなどして授業が終わるのを待って過ごしました。
私は歴史の授業中も先生の話は聞いていませんでした。
卒業から数年以上経ったある時、私は昔の遊び仲間の薦め
で見るようになった右翼系のサイトなどで語られる歴史観に
共感しました。
そして、その右翼系サイトの内容は私の頭でも理解できた
ので、私は「自分はそれ程頭悪くないな。」などと自信が持
てるようになりました。
その頃は日の丸や旭日旗のアイコンをブログなどでコピー
して掲示することで、自分が世の中を動かしているような充
実感を感じて気分がよかったのです。
しかし、私の充実していたはずの右派系ネット市民として
のインターネット生活は、それ程長くは続きませんでした。
私が使用するツイッターのアカウントは凍結されて、その
原因は私の差別的な言動であるらしいことが判明したのです。
私は、最初の頃は、何で自分や仲間達のアカウントが凍結
されるのか、理解できませんでしたが、他の右翼系のサイト
なども批判の対象になっている事が分かり、しばらくは自分
の頭で理解できない手探りの状態が続きました。
そしてある時、意を決してヘイトスピーチ関係の人権派の
サイトを見るようになり、次第に自分達が犯した過ちに気付く
ようになったのです。
私は、自分達が支持していた右翼系の煽情的な主張が差別
主義であり他国の人々の人権を傷つけるヘイトスピーチとし
て社会問題になっていることを知りました。
確かに、私にとって右翼系のサイトや雑誌は分かりやすく、
最初は共感できたのですが、他国を敵視して日本の自分達の
主張が絶対正しいとする極右勢力の言説には、無理があると
感じることもありましたので、今後は人権のサイトを中心に
見て、今まで自分が知らなかった他国の人達の人権の尊重や
歴史問題などを学び直したいと考えています。
私は、私が右翼系サイトで知った日本第一の歴史観は
間違った歴史観であったことを認めます。
日本が過去に行った戦争が正しかったとは思えません。
私は、仮に韓国や中国などで反日教育がされていたとし
ても、それは歴史事実に沿った教育なので致し方ないと思
います。
日本が過去に侵略行為で被害を与えた中国や韓国の反日
教育や反日運動が気に食わないというだけの理由で、日本側
の私達に中国蔑視・韓国蔑視の感情論を叫ぶ資格は無いと
思います。
むしろ、日本側の私達が、自国がかつて侵略戦争で苦痛
を与えたアジアの国の人々の気持ちを理解せずに、自分達
の気分が満足するような偽りの歴史修正主義に浸っている
ことが問題なのだと気付きました。
歴史事実と異なる「日本スゴイ云々」の歴史修正主義は
明らかに私の妄想でした。
右派系市民としてのこれまでの私の主張は身勝手で我儘
過ぎたのだと反省しています。
日本は第二次世界大戦に至る侵略戦争では加害者側だった
のですから、私達が反日運動を気に食わないからと言って
被害者側の中国・韓国を一方的に批難することは出来ない
と私は思います。
私は、数ヶ月前までの私の右派系市民活動での歴史認識
問題で間違った主張をしてきたことをお詫びします。
一般の善良なネット市民の皆さん、大変ご迷惑をお掛け
しました。
また、私が右派系市民として発信した傍若無人なヘイト
記事の拡散などが原因で心を痛めた元従軍慰安婦の皆さん
や韓国・中国の人々にも深くお詫びします。
大変申し訳ありませんでした。