日本の右傾化と「日本政府の慰安婦問題への対応」の検証について
日本は右傾化している。
慰安婦問題の交渉過程の検証を韓国だけに押し付けて、自国は「最終的かつ不可
逆的」などと文言に代表されるような極右的で頑なな態度を崩さず、ヘイトスピーチを
煽るような煽情的な情報発信を繰り返す日本の政府与党に問題は無かったか?
私は、日本も自国の右傾化状況のセルフチェックを行うべき時期に来ていると思う。
日本は、過去に中国大陸に侵略政策を行い、軍国主義による長期戦争を始めた時
にも、軍部や右翼の強硬派に引き摺られるようにして戦争に突き進んだ。
「戦前と同様、右派の強硬意見に日本の政府与党が引き摺られているのではないか?」
という観点での検証は、野党や日本政府(霞ヶ関)にも求められるだろう。
日本の政府与党は右傾化した国内の一部支持層である右派強硬派のヘイトスピーチ
混じりの排外主義的主張に引き摺られるようになってきている。
慰安婦問題や南京大虐殺などの歴史認識問題で中国・韓国と対立し始めている原因
等を考える際には、「日本の右傾化世論が歴史修正主義などの暴論に流されがちであり、
日本政府が国内右翼の強硬論に引き摺られているからではないか?」という背景分析も
成立し得るだろう。
日本は、「法的責任さえ回避できればOK」という姿勢で歴史問題に向き合ったほうが良い。
しかしながら、被害国である韓国や中国の国民感情への配慮も必要だろう。
そこで、日本としては「賠償等の法的責任は負えないけれど、歴史的な責任には誠実に
向き合います。」という柔軟な姿勢に切り替えるべきだと私は思っている。
今の日本の政府与党は、歴史問題に対して神経質で狭量すぎる。
日本は、第二次大戦に至る中国大陸への侵略政策に関わる歴史問題では加害者側
なのだから、もっと懐を深くして歴史問題を受け止めるべきだろう。
以上