日中戦争開戦・南京大虐殺から80年目の師走
今年は日中国交正常化(1972年9月)から45年目にあたる年だ。
そして、日中戦争開戦(1937年7月)から80年目であり、今月13日には
南京大虐殺発生から80年が経過する。
日本軍による虐殺で命を落とした中国人捕虜や民間人は膨大な数にのぼり、日本軍の
資料は敗戦時に焼却されるなどしたことも原因で、犠牲者の詳細な数が今なお特定
できないようだ。
日本国内の自称愛国者の皆さんの中には、中国側の犠牲者数が特定できない現状を
奇貨として「南京大虐殺は無かったw」「中共の捏造w」などと心無い誹謗中傷を中国側に
浴びせる人もいるようだが、そのような歴史修正主義的暴論が許されるはずはないことを、
日本の右派系市民や自称愛国者の皆さんは、もっと学ぶべきだろう。
この点、日本の右派勢力や自称愛国者と呼ばれる人々の歴史認識不足や理解不足は
深刻であり、彼ら日本の右派勢力が主張するような歴史修正主義的な暴論が日中関係
悪化の要因となり始めている事実は、日本が抱える大きな社会問題といえるであろう。
歴史認識問題を巡るこれまでの経緯を、ここで改めて振り返ってみると、日本は、日中
国交正常化の時に発出された日中共同声明において「日本側は~深く反省~」と宣言した
にも関わらず、その後の日本国内の歴史教育においても「戦争への反省の歴史観醸成」を
十分に行えないまま今日に至った。
近年、右傾化の世論を背景に「南京大虐殺は無かったww」などと叫ぶ非常識な歴史
修正主義が日本国内外で横行するようになり、改めて歴史教育で事実を教えることの
重要性が認識されるようになった。
日本の歴史修正主義は、もはや誰の目から見ても間違っており、日本が過去の戦争
責任を否定するような暴論を中国・韓国に向かって主張することは、国際社会にも受け
入れられる訳が無いことを、日本の人々は自覚する必要に迫られている。
日本の歴史修正主義は間違っている。
歴史事実は変えられないし、日本が過去の侵略戦争の歴史事実を否定すればする程、
歴史認識問題を巡る「日中関係・日韓関係の悪化」は避けられなくなるはずだ。
日本が今後、韓国・中国を始めとする国際社会との協調を円滑に進める為にも、日本側
の「戦争に対する反省の歴史観醸成」は必要不可欠な事案といえるだろう。
今日は世界人権宣言デーなので、人権問題主体の記事にしたかったが、日本の人権
活動家の皆さんが自信を持って人権活動に取り組んでもらえるようにするためにも、日本
の歴史認識問題改善は重要な案件になり始めている為、敢えて今日は「日本の戦争に
対する反省の歴史感醸成」の必要性について訴えることにした。
以上