沖縄発:歴史認識問題へのアプローチ法についての中間報告

                                                    平成29年10月10日

 頭書の件につき、調査中(2010年10月頃より、SNS情報を中心に調査中)ですが、
既に一部調査を完了しておりますので、中間報告の形式でご報告いたします。

                  調査内容および背景分析
1、日中両国国民の歴史教育の違い(1931年~1945年の戦争に関する歴史)
(1)中国国民の歴史認識  実際に起きた事件を基に抗日戦争の歴史を国民に教育。
(2)日本国民の歴史認識  学校教育では、「中立性~」などという理由で、日本の侵略

                 戦争の歴史を正確に学べない。

2、現状での歴史認識に関する、両国の問題点
(1)中国 抗日戦争の歴史教育や反日教育が、中国共産党の正統性強化の目的で

   定着しており、民衆による民主化運動に対抗する形で、しばしば「ガス抜き」と称して

   政府主導の排外主義的デモが行われる傾向がある。
(2)日本 中国の反日デモに反発する形で、近年、日本国内の右傾化が進んでおり、
 敢えて侵略戦争への反省を無視することで、中国・韓国の反日感情に対立しようと

  する右翼的な運動が活発になりつつある。
    また、戦争の歴史を改竄することで、自国の優位性を向上できると信じる者達

  による「歴史修正主義」が横行しており、ネット上で、虚偽の戦争史を拡散する

  右派系ネット市民らの暗躍が確認されている。
    空襲や被爆国としての戦争被害を受けた側面だけが強調される戦争の記憶
  継承が続き、軍国主義や戦争加害国としての歴史事実の継承に対して、日本国内

  世論にも大きな拒否感があるという現状を改善できないでいる。
3、沖縄発の歴史認識問題対策の実現可能性
(1)歴史文化的中立性(背景分析より)
  沖縄は、中世以降、中国との交易も盛んで、冊封体制での中国文化の影響下に
 あった期間も長かったという歴史的背景や太平洋戦争では戦場となり、多くの県民

  が犠牲になったという歴史的な経緯から、中国人の沖縄県民に対する意識は通常
  の日本人に対する反日感情に比べて良好であると言える。
(2)反戦や中立的立場での歴史検証
   互いに反目し合い、歴史認識問題で対立する日本国内の右傾化世論と、中国国民
  の反日感情の歴史文化的な橋渡しをする役割が、沖縄には可能であり、過去の歴史
  的経緯を踏まえた歴史認識改善策や歴史検証の仲介を、日中両国の幅広い層に対し
  てアプローチすることも可能になりつつある。 (ITなどを活用する場合には、沖縄発の

  歴史認識問題対策も可能と思われる。)


※ なお、歴史認識問題対策の実現可能性および具体策に関する詳細については、ネット
 上での活動や資料等の調査・分析が進み次第、別途ご報告する予定です。
                                                                                        以上